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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-11-13

たるみ治療の最終ライン──フェイスリフトを考える前に知ってほしいこと

みなさん、こんにちは!

自然で上品な若返りを提案する、形成外科専門医ありす先生です。

 

以前、たるみ治療について

 

糸リフト

糸リフト200万円。アリ?ナシ? | 日本を代表する美容健康再生医療のクリニック|BIANCAGINZA

 

エンブレイスRFについて

「エンブレイス」という名の優しきリフトアップ | 日本を代表する美容健康再生医療のクリニック|BIANCAGINZA

 

話題にしました。

読んでいただけていたら嬉しいです(*^^*)

 

今回は、ある程度のリフトアップ治療は経験済みだけどェイスラインのもたつきやほうれい線の深さが気になってきて
「そろそろ私、“切るリフト”が必要なのかも」と思い始めている方に向けてお話していこうと思うのですが、

 

 ・そもそもフェイスリフトって何?

 ・色々な名前がありすぎて、どれがどう違うのかわからない!

 ・ダウンタイムや費用、合併症もなんとなくだけどすごそう…

 

そんな疑問にわかりやすくお答えしていくために、このブログでは3回に分けてフェイスリフト手術をわかりやすく解説していこうと思います!

 

【3部構成の予定(仮)】

1️⃣ 第1回(今回):たるみ治療の全体像と、フェイスリフトが必要になる理由
2️⃣ 第2回:フェイスリフトの種類と、術式ごとの違い
3️⃣ 第3回:ダウンタイム・合併症・費用など、実際に受ける前に知っておきたいこと

 

 

 

たるみ治療の“階段”を理解しよう

 

たるみ治療には、軽い引き締めから構造的なリフトまで、さまざまな段階があります。

初期のゆるみであれば、HIFU(ハイフ)やRF(高周波)といった“熱エネルギー系治療”によって、皮膚やSMAS層に熱刺激を与え、コラーゲン再生や引き締めを促すことで十分に効果が得られます。

皮膚のハリが失われ、脂肪層のたるみが目立ってくると、

糸リフトやヒアルロン酸注入、エンブレイスRFなどの治療が選択肢に加わります。

これらは、物理的に引き上げたり、ボリュームを補いながら支えを作ったり、皮膚を内外から再構築したりすることで、より立体的に若返りをサポートします。

 

ただし、さらに進行したたるみでは、

「糸を入れてもすぐ戻る」「輪郭がぼやけてしまう」など、

これだけの治療だけでは補いきれない段階に入ることがあります。

その場合、たるんで伸び切った組織は切除し、立体的な層構造を元の位置に戻す“外科的リフトアップ”──フェイスリフト手術が、より確実で持続的な改善をもたらすのです。

 

 

フェイスリフト=すべて同じではない

 

とはいえ「フェイスリフト」と一口に言っても、実は術式はさまざまです。
耳の前だけを少し切るミニリフト
こめかみから顎までしっかり引き上げるフルフェイスリフト
SMAS層(表情筋の膜)を直接処理するSMASリフトディーププレーンリフトなど──
それぞれ引き上げる範囲と深さが異なります。

つまり、

「どの層を」「どこまで」「どんな方法で」

持ち上げるかによって、ダウンタイムも効果もまったく違うのです。

 

 

他のたるみ治療との比較

メジャーなたるみ治療をまとめてみました!

◆たるみ治療の比較表

 

(※期間や効果は個人差がありますのであくまで目安です)

 

 

 

 

フェイスリフトは「最後の手段」と言われることもありますが、実際には“最も根本的にたるみを改善できる方法”です。
ただ「切るから強力」なのではなく、たるみの根本的な原因に直接アプローチできる唯一の治療だからこそ、長期間の若返り効果が得られるのです。

 

 

まとめ:正しい知識が、不安を自信に変える

 

フェイスリフトは、決して“怖い手術”ではありません。
きちんと理解し、信頼できる医師のもとで計画的に行えば、
「自然に」「上品に」「確実に」若返ることができる治療です。

 

次回は、実際にどんな術式があるのか、
「SMASリフト」「ディーププレーン」など専門用語をかみ砕いて術式ごとに解説したいと思います!

たるみを“隠す”のではなく、“戻す”という発想。
時間を巻き戻すフェイスリフトの世界へ、一緒に踏み出してみましょう。

 

執筆者:幡手 亜梨子(はたで ありす)

形成外科専門医/美容外科医

九州大学医学部卒業後、大学病院や関連施設で形成外科・美容外科の診療に従事し形成外科専門医を取得。

顔面・体幹の再建手術から美容外科領域まで幅広い症例を経験し、解剖学的知識に基づいた自然で美しい仕上がりを大切にしています。

学生時代にはアイドルとして活動していた経験もあり、“見られる美しさ”と“医療としての美しさ”の両面を理解する立場から、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提案できるのが強み。

プライベートでは旅行とグルメが好きで、美容やライフスタイルに関する情報をInstagramで発信中。

経歴

  • 九州大学医学部医学科 卒業
  • 新東京病院 初期研修
  • 自治医科大学附属病院 形成外科 勤務
  • ルーチェクリニック 勤務
  • 新小山市民病院 形成外科 勤務
  • 帝京大学医学部附属病院 形成外科 勤務
  • JR東京総合病院 美容外科・形成外科 勤務
  • 有明ひふかクリニック 勤務

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会 専門医

専門分野

  • 美容外科手術(目元・フェイスライン・婦人科形成など)
  • 注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス、脂肪注入)
  • レーザー・スキン治療
  • 再生医療・エイジングケア

 

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