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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-11-24

目は全方向に広げられる?⸻目元の拡大術を徹底解説

こんにちは!

「自然な美を、信頼でデザインする。」

形成外科専門医の藤橋政尭です。

 

目を大きくしたい——そう相談に来られる方は本当に多いです。

そしてその中で最も多いのが「二重にしたい」というご希望。

前回の記事「なぜ人は二重幅を広げたがるのか?」でも触れましたが、二重幅があると目が大きく見える“視覚効果”が生まれるため、自然と二重が人気になっていきます。

ただ実は、目を大きくする方法は「上方向」だけではありません

まぶたは上・下・内側・外側・の4方向にアプローチできるうえ、凹み・厚みも整えられます。

 

適応は目の状態によって変わりますが、今回はまずざっくり全体像を分かりやすくまとめていきます。

各術式の詳細はまた今後の記事で深掘りしたいと思います。

 

 

■ 上方向の拡大(上まぶたの開きを良くする)

● 眼瞼下垂手術(挙筋前転・短縮)

目そのものを「開けやすくする」根本治療。

黒目の露出が増え、縦方向の大きさがはっきり変わります。

眠そうに見える方や、眉に力を入れて開いている方は適応になりやすいです。

 

● 二重手術(埋没・切開)

二重幅ができると「白目・黒目が同じ大きさでも大きく見える」という錯覚が生まれます。

また、まぶたの皮膚が厚い方は、二重ができることでまぶたが折り返され、実際に開きが良くなることもあります。

 

● 眉下切開(上まぶたのたるみ取り)

皮膚の余りが多い方は、二重手術だけでは限界があり、皮膚の重みで目が開きにくくなっています。

眉下切開で余分な皮膚を取ることで、スッキリさせて開きを自然に改善できます。

 

 

■ 下方向の拡大(タレ目・優しい印象に)

● グラマラスライン形成

下まぶたのカーブを少し下げて、柔らかいタレ目に。

ただし“目尻の高さ自体は変わらない”ので、下まぶたのラインを変えて印象を調整するイメージです。

 

● 目尻靭帯移動(タレ目尻切開)

目尻の靭帯の位置を外側下方に移動することで、目尻の高さが実際に下がる手術。

その分だけ下まぶたのカーブも自然に下がり、後戻りもほとんどありません。

 

 

■ 内側方向の拡大(平行二重・大人っぽい印象に)

● 目頭切開

蒙古襞が強い方は、目頭の内側が隠れていて目の横幅が短く見えます。

切開することで内側方向に白目が広がり、目の横幅が大きくなります。

並行二重を作りたい方や、目と目の距離を適正に整えたい方に相性が良い施術です。

 

 

■ 外側方向の拡大(横幅を広げる)

● 目尻切開

外側方向に目の横幅を広げる手術ですが、後戻りしやすいのが難点。

皮膚の張力で傷が寄ってしまうため、効果をキープしにくいケースがあります。

 

● 目尻靭帯移動(タレ目尻切開)

靭帯自体を外側(+下方)に移動することで、後戻りしにくく、はっきり横方向と斜め下方向に広げられます。

「元の目の形を変えたい」「目尻の位置をちゃんと動かしたい」という方はこちらが適応。

 

 

■ 奥行きの調整(影・凹み・厚み)も大事

二重幅や眼裂だけでなく、

• 眼窩脂肪

• 眼輪筋の厚み

• 皮膚のたるみ

• 目頭・目尻の凹凸

などによって、目の立体感=奥行きが違って見えます。

脱脂・脂肪移動・ハムラ法・皮膚切除などを組み合わせることで、縦×横の「平面」だけでなく「立体」からも目を大きく見せることができます。

 

 

■ まとめ

目は「二重幅を広げる」だけで大きく見えるわけではなく、上・下・内側・外側・外側下方・奥行きと、実は多方向からのアプローチが可能です。

それぞれの方法に適応・限界があり、組み合わせることで最大限自然な“理想の目”に近づけることができます。

次回以降の記事では、各方向の手術をもっと深掘りした解説をしていきますので、ぜひ続けて読んでみてください。

 

 

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https://reservation.medical-force.com/b/d7bb811e-ebd5-4b93-93f8-588864b24f15

 

 

【プロフィール】

藤橋 政尭 (ふじはし まさたか)/形成外科専門医

形成外科専門医としての知識と技術を活かし、目元や鼻の手術、顔の脂肪吸引、糸リフト、ヒアルロン酸注入など、お顔全体の美容外科手術に幅広く対応。繊細なデザインが求められる切開手術や修正手術から、ダウンタイムの少ない注入施術・リフト系まで、患者様の理想に合わせた施術を心がけています。

自然な仕上がりとダウンタイムの最小化にこだわり、誠実なカウンセリングを通じて「任せてよかった」と思っていただける医療を追求しています。

「自然な美を、信頼でデザインする。」

そんな想いを大切に、日々の診療に取り組んでいます。

 

他のブログ記事も読む

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【SNS】

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X ▶︎ https://x.com/dr_fujihashi?s=21

 

【経歴】

2015年3月 昭和大学医学部医学科 卒業

2015年4月 昭和大学横浜市北部病院 初期臨床研修

2017年4月 昭和大学病院 形成外科

2017年10月 前橋赤十字病院 形成外科/美容外科

2019年4月 西尾市民病院 形成外科

2020年4月 昭和大学藤が丘病院 形成外科

2020年11月 太田西ノ内病院 形成外科/美容外科

2022年7月 東京労災病院 形成外科/美容外科  診療科長

2022年7月 R.O.clinic 非常勤、くさのたろうクリニック非常勤

2024年4月 銀座TAクリニック副院長

2025年11月 BIANCA CLINIC

 

【所属学会・資格】

日本形成外科学会 形成外科専門医

日本美容外科学会(JSAPS)会員

日本美容外科学会(JSAS)会員

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