脂肪凍結保存(FAT BANK)

脂肪凍結保存(FAT BANK)

FAT CRYOPRESERVATION

若い脂肪を凍結保存し、必要なときに活用する
“今”の脂肪を未来のエイジングケアへ

  • 採取した脂肪を、安全かつ清潔な環境で長期保存
  • 一度の脂肪吸引で、複数回の施術に活用できる
  • 若い脂肪を残して、将来のエイジングケアに備える
堀田 和亮
監修医師
理事長 堀田 和亮

「世界で通用する日本品質の美容医療」を理念に掲げ、美容外科、美容皮膚科、美容内科、美容婦人科、再生医療、アートメイク、各分野の専門ドクターチームを統括。Creation Labo(クリラボ)代表理事やcutting edge(カッティングエッジ)プロデューサー、日本美容内科学会理事など、クリニック外でもリーダーとして活躍しています。目指すのは満足を超えた感動。美容医療の枠を超えLifestyle Beautyを提案する美容医療界のGame Changerです。

BIANCA CLINICならではの取り組み

脂肪注入に精通した医師が、採取から保存まで一貫管理

当院では、脂肪吸引・注入や再生医療に精通した医師が、採取から保存までを一貫して担当します。脂肪吸引はただ脂肪を取るだけではなく、「どの層から・どの程度採取するか」が重要です。ビアンカクリニックでは、経験豊富な医師が施術を担当し、患者さまの体への負担に配慮する方法で脂肪を採取します。

当院では患者さまの「今」と「未来」の美しさを守るため、今必要な施術だけでなく、将来の美容や再生医療の選択肢まで見据えた提案を行っています。

脂肪も私たちと同じように年齢とともに変化しますが、FAT BANKを利用すれば、今の“若い脂肪”を未来へそのまま残すことが可能です。将来の自分への贈り物として、また定期的なエイジングケアの一環としても注目されている脂肪凍結保存(FAT BANK:ファットバンク)に興味のある方は、ぜひビアンカクリニックへご相談ください。

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ダウンタイム

DOWNTIME
手術時間
30~60分
シャワー
翌日から可能
腫れ
治療後、1〜2週間程度は腫れや内出血、赤みがでることがあります。(個人差あり)
メイク
翌日から可能

こんな人におすすめ

RECOMMENDED FOR:
“若い脂肪”を将来に残したい
エイジングケアに興味がある
定期的にシワやたるみのケアを行いたい
複数回に分けて豊胸手術を行いたい
将来の再注入や美容治療に備えておきたい
自分の脂肪でナチュラルな美容医療を続けたい
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特徴

CHARACTERISTICS

脂肪凍結保存(FAT BANK)とは

脂肪凍結保存(FAT BANK)とは、採取した脂肪を専用の施設で保管し、脂肪由来幹細胞(ASC)として加工・凍結するサービスです。

 

脂肪吸引で採取した脂肪は、採取した脂肪を濃縮し、死活細胞や老化細胞などの不純物を除去して、厳選した脂肪を取り出す加工(コンデンスリッチファット加工)を行った後、厚生労働省認可の特定細胞加工物製造施設へ輸送されます。施設内で脂肪由来幹細胞(ASC)の加工・培養が行われ、基本的に化学反応が起こらない-196℃の環境下で長期保存されます。

 

脂肪の採取は、ベイザー脂肪吸引またはコンデンスリッチ豊胸の施術時に行われることが一般的です。脂肪由来幹細胞(ASC)に加工することで、再生医療や脂肪注入の定着率向上など、より高い効果を期待できる施術への応用が可能になります。そのため、初回の脂肪採取時に余剰脂肪を保存しておくことは、将来的な再注入や施術の選択肢を広げるうえで有用です。

脂肪凍結保存(FAT BANK)とは

脂肪由来幹細胞(ASC)とは

幹細胞とは、さまざまな種類の細胞へと変化できる細胞のことです。自分と同じ細胞を生成する「自己複製能」と、皮膚・血液・神経など他の細胞に変化する「多分化能」という2つの能力を持っているのが特徴です。

 

この幹細胞の性質を利用し、傷ついた組織や細胞を修復・再生させるのが再生医療。美容医療だけでなく、乳房再建や皮下組織の修復など、医療分野全般で幅広く活用されています。

 

脂肪由来幹細胞(ASC:Adipose-derived Stem Cell)とは、皮下脂肪から採取される幹細胞のこと。脂肪由来幹細胞は、脂肪細胞としての働きにとどまらず、再生医療やアンチエイジング分野への応用が期待されている細胞です。加齢によって低下する肌や組織の再生力を補う働きがあり、近年、美容医療の領域でも注目を集めています。

脂肪由来幹細胞(ASC)とは

将来を見据えたエイジングケアにも

凍結保存した脂肪は、必要なときに必要な分だけ取り出して再利用することができます。
自分自身の細胞を使うため、拒絶反応やアレルギーのリスクが比較的少なく、自然な仕上がりを叶えやすいのが特徴です。

 

保存された脂肪は、豊胸やフェイスラインのボリューム調整時に追加したり、しわ・たるみケアに使ったりなど、幅広い施術に活用できます。
一度の脂肪採取で得た細胞を凍結保存しておくことで、将来的に複数回の施術に利用でき、身体への負担を軽減できるのも利点です。

 

また、採取した脂肪は将来的に使用できるため、年齢を重ねても自分自身の“若い脂肪”を使った美容医療を検討できる点でも注目されています。
「今の自分の脂肪を、未来の美しさのために残す」──そんな新しいエイジングケアの選択肢です。

メリット

MERIT

管理体制の整った施設で脂肪を保存

採取した脂肪は厚生労働省の認可を受けた施設で厳重に管理・保管されます。

施術のたびに脂肪吸引する必要がない

一度採取した脂肪由来幹細胞(ASC)を繰り返し活用できるため、体への負担やダウンタイムに配慮されています。

必要なときに必要な量だけ使用できる

施術内容に合わせて、保存した脂肪を柔軟に取り出して使用できます。

おすすめポイント

RECOMMENDED POINTS

-196℃の菌が繁殖できない状態で冷凍

ただ冷凍するだけでは、脂肪細胞は壊れてしまい施術に活用することはできません。そのため、FAT BANKでは、凍結速度を精密にコントロールしたプログラムフリーザーを用い、-196℃という基本的に細胞の生化学反応が停止する状態で保存。この極低温環境では、細胞は一時的に活動を停止した状態となり、長期間にわたって安全に保管することが可能だといわれています。

 

また、採取した脂肪はひとり分ずつ管理され、それぞれにバーコードが付与されます。無菌検査や品質チェックの結果は品質証明書として記録され、細胞の安全性や状態を確認できる体制を整備。これにより、採取した年齢の脂肪由来幹細胞(ASC)の状態をそのまま維持したまま保存でき、将来の再注入や複数回に分けた施術にも安心して活用できます。

脂肪由来幹細胞(ASC)とPRP注入や浄化濃縮幹細胞培養上清液との違いは

脂肪由来幹細胞(ASC)とPRP注入や浄化濃縮幹細胞培養上清液との違いは、イメージがわきにくい方もいるかもしれません。

 

脂肪由来幹細胞(ASC)は、自分の脂肪から抽出できる細胞であり、自己脂肪由来幹細胞点滴として使用したり、肌や組織の再構築をサポートしたりする効果が期待されます。

PRP療法は血液から血小板を抽出・濃縮した血漿を使い、血小板が出す成長因子で肌のハリや小じわにアプローチ。幹細胞培養上清液は、培養過程で分泌されるサイトカインや成長因子などを利用し、炎症や赤みに働きかける効果が期待されます。

 

いずれも細胞ではなく成分で作用するのに対し、ASCは実際の細胞を使えるため、将来の再注入や複数回の施術にも対応でき、より幅広い再生サポートが可能です。

凍結保存脂肪由来幹細胞(ASC)の活用方法

凍結保存された脂肪由来幹細胞(ASC)は、美容目的から再生医療まで幅広い応用が可能です。

例えば、コンデンスリッチ脂肪注入豊胸に利用するために凍結保存するケースです。コンデンスリッチ豊胸では1回の施術で注入できる量に制限がありますが、脂肪を細かく注入することでしこりのリスクを抑え、より自然な仕上がりにつながります。

採取した脂肪を凍結保存し、将来的に脂肪由来幹細胞(ASC)へと加工して再注入することで、次回の施術時に再度脂肪を採取する必要がなく、体への負担に配慮しながら段階的なボリュームアップが期待されます。

 

また、顔や首、手などに注入して肌のハリやツヤをサポートするエイジングケアにも活用可能です。自分の脂肪を使用するため、異物反応やアレルギーのリスクを抑えながら、自然な形でお悩みにアプローチできます。

施術箇所

TREATMENT AREA

お腹・二の腕・太もも・お尻など

施術の流れ

CONTENT OF TREATMENT

医師の診察・カウンセリング

まずはカウンセリングでお悩みをお伺いしたのち、医師の診断により施術の適応を判断します。

脂肪採取・加工

まず、脂肪吸引によって皮下脂肪を採取します。採取した脂肪は用途に応じてコンデンスリッチファット(CRF)加工を施し、純度の高い脂肪細胞のみを抽出。その後、必要に応じて凍結保存または注入施術に活用します。

輸送・保存

採取した脂肪は、国の認可を受けた再生医療センター「CellSource(セルソース)」に輸送され、検査・洗浄・コーティングによる品質調整を経て、化学反応が起こらない-196℃の環境で小分けに凍結保存されます。

引き出し・施術

脂肪注入を希望する際は、クリニックに連絡して凍結保存中の脂肪を引き出します。脂肪は4ccずつ小分けで保存されているため、必要な量だけを取り出すことが可能です。その後、クリニックにて希望する施術に使用します。

料金表

PRICE LIST
脂肪凍結保存(FAT BANK)の料金表
内容 通常料金
コンデンスリッチ抽出加工料 242,000円
脂肪保管料 145,200円

加工配送料※注入時

内容 通常料金
スピッツ1本 24,200円/本
スピッツ11本以上 266,200円/回
配送手数料 24,200円/回

保管料

内容 通常料金
保管料(1年間) 無料
保管延長料 33,880円/年
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CONCEPT
CONCEPT
美容医療の枠を超え
Lifestyle Beautyを提案する。

目指すのは満足を超えた感動。
「もっと美しく健康に」という願いに応え、
患者様の幸せのために何ができるのか?
人生を輝かせるトータルビューティーの提供、
それが当院のポリシーです。

BIANCA行けば笑顔になれる。
そんな場所を目指しています。

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脂肪凍結保存(FAT BANK)のよくある質問

Q&A

脂肪はどのように凍結保存されますか?

厚生労働省の認可を受けた再生医療センター「CellSource」で、-196℃の環境下にて厳重に小分け保存されます。

冷凍した脂肪の保存期間はどのくらい?

1年単位での保管が可能です。ご希望に応じて延長も更新いただけます。

どのくらいの量の脂肪を保存できる?

脂肪吸引で採取した量や、今後の活用予定に応じて調整できます。

保存しておいた脂肪を他院で使うことはできる?

基本的には、保存を行ったクリニックでの使用を推奨しています。ほかの医療機関で使用はできません。

脂肪吸引する際痛みはある?

施術は麻酔を効かせた状態で行うため、強い痛みを感じることはほとんどありません。

凍結保存した脂肪の質は劣化しない?

適切な温度管理のもと保存されるため、品質の変化や劣化はほとんどありません。採取時の状態に近い品質を維持したまま、必要なときに利用できます。

保存した脂肪の一部だけを使うことはできる?

はい。4cc単位で必要な量だけを解凍して使用できます。

脂肪凍結保存をやめる場合、どうすれば良い?

更新を行わなければ、自動的に廃棄されます。途中解約も可能です。

施術の内容:脂肪凍結保存(FAT BANK)
施術期間・回数の目安:1回毎 ※状態によって異なります。
副作用・リスク:腫れ、内出血、瘢痕、感染、しこり、血腫など
未承認機器に関する注意事項について
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
 https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。

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