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コラム

2026.09.21

スカルプトラとは?期待できる効果・メリット・デメリットを分かりやすく解説

横山 歩依里
監修医師
横山 歩依里

「病気を治す」こと以上に、「人生をより豊かに、美しくする」お手伝いがしたいという想いから美容医療の道へ。得意施術は、ヒアルロン酸・ボトックス・糸リフト。その人らしさや上品で自然な美しさを引き出す施術を提供しています。皮膚科だけでは改善が難しい目元の悩みにも外科手術で対応し、皮膚科と外科の融合でトータルに顔のバランスを整えます。3度の海外留学経験があり、英語での診療にも対応可能です。

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スカルプトラとは、PLLA(ポリ-L-乳酸)を注入し、自身のコラーゲン産生を促すことで、ハリや自然なボリューム感を目指す美容医療の施術です。

 

「スカルプトラとはどんな注入治療?」「ヒアルロン酸とは何が違う?」と気になっている方もいるでしょう。

 

スカルプトラは、ゆっくりと時間をかけて自身のコラーゲン産生を促し、効果が長く続く点が特徴です。

 

東京のBIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)では、顔立ちや皮膚の状態を確認しながら注入設計を考えています。

 

この記事では、基本的な仕組みや期待できる効果、メリット・デメリットを中心に解説します。

スカルプトラとはどのような施術ですか?

スカルプトラは、PLLAを皮下へ注入し、線維芽細胞への刺激を通じて自身のコラーゲン産生を促すことで、徐々に変化を目指す注入治療です。

スカルプトラはPLLAを使用した注入治療

スカルプトラ(Sculptra)は、ポリ-L-乳酸(PLLA)を主成分とする注入製剤です。

 

PLLAの微粒子を注入すると、その刺激によって線維芽細胞の働きが促され、自己コラーゲンの産生をサポートします。

 

ヒアルロン酸のように、注入した製剤そのものの体積で凹みを埋める施術とは作用の考え方が異なります。

 

自分自身のコラーゲンが作られる過程を利用しながら、内側からハリやボリューム感を整えていくことがスカルプトラの大きな特徴です。

 

そのため、施術直後の状態を完成形と考える美容医療ではありません。

 

変化の感じ方には個人差がありますが、施術後3〜6週間ほどから徐々に変化を感じ始める傾向があります。

顔全体を見ながら注入する位置や量を設計する

スカルプトラは「どこに製剤を入れるか」だけでなく、骨格や脂肪の分布、皮膚の厚み、ボリュームロスの程度などを踏まえて注入を考えることが重要です。

 

ビアンカクリニックでは、診察時に顔の構造や皮膚の状態、気になる部位を確認し、時間をかけて変化するスカルプトラの特性を考慮して施術プランを検討します。

 

たとえば、頬のコケとほうれい線が同時に気になる場合でも、気になる線だけを見て判断しません。

 

顔全体のバランスを確認し、どこにどの程度のアプローチが必要かを考え、自然な仕上がりを目指しています。

スカルプトラの注入部位別の使用量目安

使用する薬剤量は、施術部位やボリュームロスの程度、目指す仕上がりによって変わります。

 

目安は以下のとおりです。

  • 全顔:1〜2本
  • 首:1本
  • ヒップ:10〜30本

顔では、こめかみ・頬・頬骨下・フェイスライン・ほうれい線・額などが施術部位として検討されます。

 

ただし、上記はあくまで目安です。同じ部位でも必要な量は一人ひとり異なるため、実際の注入量や施術部位は診察を行ったうえで決定します。

 

ビアンカクリニックでは、部位別ではなく使用量別の料金プランをご用意しています。必要量や予算などお気軽にご相談ください。

スカルプトラでどのような効果が期待できますか?

スカルプトラでは、コラーゲン産生を促すことで、頬などのボリュームロスを補いながら、肌のハリや弾力感を整える効果が期待できます。

 

スカルプトラ製剤画像

 

スカルプトラで期待できる主な変化には、次のようなものがあります。

  • 頬やこめかみなどのボリュームロスへのアプローチ
  • ほうれい線やマリオネットラインなどが目立つ印象へのアプローチ
  • 肌のハリや弾力感を整える
  • 時間をかけた自然な変化を目指す

ボリュームロスを内側から補うようにアプローチする

頬やこめかみのボリュームが少なくなると、顔に影ができやすくなります。

 

すると、顔全体がやつれて見えたり、なんとなく疲れた印象につながったりすることも。

 

こうした変化は、肌表面だけでなく、顔の立体感やボリュームバランスも関係しています。

 

スカルプトラはPLLAによる刺激を通じてコラーゲン産生を促すため、頬のコケやこめかみのくぼみなどにアプローチできます。

 

製剤そのものだけで形を作るのではなく、自身のコラーゲンが作られていく過程を利用するため、変化は比較的ゆるやか。

「一度に顔立ちを大きく変えるより、時間をかけて自然に整えたい」という場合にも検討できます。

ハリや弾力感を整える「肌育」の考え方もある

スカルプトラは、単純にへこんだ部分をふくらませるためだけの注入治療ではありません。

 

コラーゲン産生をサポートすることで、頬やこめかみなどのボリュームロスにアプローチしながら、肌のハリや弾力感を整え、若々しい印象を目指せるのが特徴です。

 

そのため、「頬のコケが気になる」「肌のハリ不足も一緒にケアしたい」といった方に検討されることも少なくありません。

 

スカルプトラならではの特徴は、変化の現れ方がゆるやかなこと。

 

施術後3〜6週間ほどかけて徐々に変化していくため、急激に印象を変えるのではなく、自然になじむような変化を目指せます。

 

さらに、個人差はあるものの、約2〜3年と比較的長く変化が続くことも魅力の1つです。

 

お悩みに応じて、ボルニューマ、ハイフ/ウルトラセルZi、ボトックス注射などを組み合わせることも。

 

顔立ちや肌の状態を確認しながら、より自然で若々しい印象につながるよう治療計画を考えていきます。

スカルプトラのメリット・デメリットは何ですか?

スカルプトラは自然で長期的な変化を目指せる一方、即効性を求める美容医療ではありません。

スカルプトラのメリット

主なメリットは次のとおりです。

  • 時間をかけた自然な変化を目指せる
  • コラーゲン産生を通じてハリやボリューム感へアプローチできる
  • 長期的な変化が期待できる
  • PLLAは時間とともに体内で分解される

スカルプトラは、施術したその日に完成させるのではなく、コラーゲン産生に伴って徐々に変化していく注入治療です。

 

急激な変化を避けながら、顔全体の印象を整えたい場合に選択肢となります。

 

また、コラーゲンが作られる過程を利用するため、単にボリュームを足すだけではなく、ハリ感も含めてアプローチできる点が特徴です。

 

PLLAは最終的に水と二酸化炭素へ分解されていく生体吸収性の素材です。

 

ただし、「体内で分解される=副作用がない」という意味ではありません。

スカルプトラのデメリット・リスク

注意したい点には、次のようなものがあります。

  • 変化を感じるまで時間がかかる
  • 即時的な変化を求める施術ではない
  • 出血、浮腫、紅斑などが生じる場合がある
  • 炎症、圧痛、しこりなどが生じることがある

施術直後は腫れによってふっくら見えることがありますが、これはスカルプトラ本来の効果ではありません。

 

スカルプトラは、コラーゲン産生を促しながら時間をかけて変化していく施術です。

 

そのため、施術直後からはっきりとした変化を求める場合は、の注入治療をご提案することもあります。

 

また、スカルプトラでは、しこり(皮下結節)のリスクを抑えるために、注入層や注入量、希釈などを適切に管理することが重要です。

 

ビアンカクリニックでは、骨格や皮下組織を確認したうえで注入部位や量を検討し、施術後のマッサージ方法についてもご案内しています。

 

施術後には注入施術で一般的な赤みや腫れなどが生じる可能性があります。

 

気になる症状がある場合は、自己判断せず施術を受けた医療機関へ相談してください。

よくある質問

スカルプトラについてよくある、効果の現れ方や持続期間、部位、リスク、施術頻度に関する疑問へ簡潔に回答します。

 

横山先生が患者へカウンセリングを行う様子

 

Q. スカルプトラとは何ですか?

A. スカルプトラは、PLLA(ポリ-L-乳酸)を主成分とする注入製剤です。

 

線維芽細胞への刺激を通じて自身のコラーゲン産生を促し、ハリや自然なボリューム感を整えることを目指します。

Q. スカルプトラの効果と持続期間について教えてください。

A. こめかみや頬、額などのくぼみが気になる部位に対し、コラーゲン産生を促すことで、自然なふっくら感や肌のハリ・弾力感の向上が期待できます。

 

変化は3〜6週間ほどかけて徐々に現れ、持続期間の目安は約2〜3年です。

 

効果の現れ方や持続期間には個人差があります。

Q. スカルプトラの副作用やリスクについて教えてください。

A. 施術後に出血、浮腫、紅斑などが生じる場合があります。

 

また、まれに炎症や圧痛、しこりがみられることもあります。

Q. スカルプトラで若々しい印象を目指せる部位はどこですか?

A. こめかみ・頬・頬骨下・フェイスライン・ほうれい線・額などが主な施術部位です。

 

ただし、すべての部位に一律に適しているわけではなく、顔の状態を診察して適応を判断します。

Q. スカルプトラの施術はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

A. 目安として6〜8週間隔で3回程度の施術を検討する場合があります。

 

ただし、ボリュームロスの程度や肌状態、目指す変化によって必要な回数は異なるため、診察時に施術計画をご提案します。

スカルプトラの特徴を理解し、自分に合った注入治療を選びましょう

スカルプトラは、自身のコラーゲン産生を利用して徐々にハリやボリューム感を整える施術であり、適切な注入設計には診察が重要です。

 

スカルプトラは、PLLAを用いてコラーゲン産生を促し、時間をかけながらハリや自然なボリューム感を整えることを目指す注入治療です。

 

長期的な変化が期待できる一方、即効性を重視する美容医療ではないことを理解しておく必要があります。

 

東京のBIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)では、骨格・脂肪分布・皮膚の厚みやお悩みを確認し、スカルプトラだけに限定せず施術選択を検討します。

 

「自分にはどの注入治療が合うのか分からない」という方も、まずはカウンセリングでご相談ください。

 

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