コラム
2026.09.27
レディエッセフィラーとは?ヒアルロン酸との違い・効果・持続期間を美容外科医が解説
「病気を治す」こと以上に、「人生をより豊かに、美しくする」お手伝いがしたいという想いから美容医療の道へ。得意施術は、ヒアルロン酸・ボトックス・糸リフト。その人らしさや上品で自然な美しさを引き出す施術を提供しています。皮膚科だけでは改善が難しい目元の悩みにも外科手術で対応し、皮膚科と外科の融合でトータルに顔のバランスを整えます。3度の海外留学経験があり、英語での診療にも対応可能です。

レディエッセ(RADIESSE®)は、カルシウムハイドロキシアパタイト(CaHA)を主成分とする注入製剤です。
一般的なヒアルロン酸フィラーとは性質が異なり、注入直後のボリューム・輪郭補正に加えて、CaHAマイクロスフェアによるコラーゲンやエラスチンなどの細胞外マトリックスへの作用が研究されています。
そのためレディエッセは、「形を作るフィラー」と「肌そのものの質を整えるバイオスティミュレーター」という2つの側面を持つことが特徴です。
原液に近い状態では、フェイスラインや顎などの輪郭形成・ボリューム補正に。
一方、希釈・高希釈して使用する方法では、ボリュームを出すことよりも、肌のハリや弾力、タイトニングなどのスキンクオリティ改善を目的として用いられています。
ただし、ヒアルロン酸のようにヒアルロニダーゼで容易に溶解できる製剤ではありません。
そのため、製剤の特性だけでなく、顔の解剖や注入層を理解した医師による適切な診断・施術が重要です。
今回は「レディエッセ フィラー」をテーマに、レディエッセの成分や効果、ヒアルロン酸との違い、適している部位、希釈レディエッセによる肌育治療、持続期間やリスクまで詳しく解説します。
レディエッセ フィラーとは?基本の考え方
レディエッセ(RADIESSE)は、カルシウムハイドロキシアパタイト(CaHA)のマイクロスフェアをゲルに分散させた注入製剤です。
注入直後のボリューム・輪郭補正に加えて、時間とともにコラーゲンやエラスチンなど細胞外マトリックスへの働きかけが研究されています。
言い換えると、「形をつくるフィラー」でありつつ、「肌の質感に寄与するバイオスティミュレーター」という二面性を持ちます。
ヒアルロン酸とは成分も溶解性も異なり、診断と設計がとても大切です。
ドクターズポイント(要点)
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原液~低希釈:顎やフェイスライン、頬など輪郭形成・ボリューム補正に。
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希釈~高希釈:ハリ・弾力・タイトニングなど肌質へのアプローチに。
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ヒアルロン酸のようにヒアルロニダーゼで容易に溶解はできないため、適応選択と注入設計が重要。
レディエッセの2つの使い方と期待できる変化
1. フィラーとして輪郭を整える
原液または低希釈で用いると、顎、フェイスライン、頬などに立体的な補正を設計できます。
単純に「膨らませる」というより、骨格的支えを補いながら自然な陰影を整える発想です。
Before & Afterの見え方は骨格や皮膚の厚みで異なり、経時変化の評価も大切です。
2. 希釈して肌質を育てる(Diluted/Hyperdiluted)
希釈〜高希釈で広く薄く分散させると、ボリュームを過度に出さずに肌のハリ・弾力・質感を整える目的で活用されます。
顔だけでなく首やデコルテなどの相談も増えています。
なお、反応のスピードや実感には個人差があり、数週間〜数か月単位で緩やかに変化を追うイメージです。
ヒアルロン酸との違いと判断軸
「レディエッセとヒアルロン酸のどちらが良い?」という質問は多いですが、優劣ではなく適材適所です。
ヒアルロン酸は製剤バリエーションが豊富で微調整や溶解の選択肢があるのが利点。
一方、レディエッセは輪郭形成とバイオスティミュレーションの併走が特徴です。例えば細かな凹凸の微調整や「まずは可逆性を重視したい」方はヒアルロン酸が合いやすいことも。
顎やフェイスラインの骨格的補正、顔を大きく膨らませずに質感も整えたい方はレディエッセを検討します。
ボトックスとの使い分け
ボトックスは筋肉の動きが原因のシワ(表情ジワ)や咬筋ボリュームのコントロールに役立つ一方、レディエッセ フィラーは形づくりと肌質に寄与します。
例えば、眉間や額の表情ジワにはボトックス、顎先の形やフェイスラインの支えにはレディエッセ、と役割が分かれます。
両者を併用することで、動的(動きによる変化)と静的(骨格・ボリューム・質感)をバランスよく整える設計が可能です。
東京・銀座の美容外科や美容皮膚科、そして美容内科でも、ボトックスとレディエッセの併用プランは一般的なご相談の一つになっています。
なお、ボトックスの効果や持続にも個人差があり、レディエッセの持続や反応と同様に仕上がりは一人ひとりで異なります。目的が違うからこそ、単独で語らず、それぞれの強みを活かす計画が大切です。
東京・銀座で考えるクリニック選びの視点
東京、とくに銀座エリアには美容外科・美容皮膚科・美容内科が多数あり、選択肢が豊富です。
診療科によって得意領域が少しずつ異なるため、輪郭形成や肌質改善を注入で進めるのか、エネルギーデバイスや外科との併用まで含めるのか、初回相談で価値観と生活背景を丁寧に共有しましょう。
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美容外科:輪郭形成の設計、外科手術(脂肪吸引や豊胸を含む)との総合提案がしやすい。
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美容皮膚科:肌質改善や注入と光・RFなどの組み合わせに強い。
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美容内科:栄養・ホルモン・生活習慣など全身の観点から肌コンディションを支える。
同じ東京でも通いやすさや診療スタイルは様々。銀座の落ち着いた環境で相談したい、仕事帰りに立ち寄りやすい場所が良い、などの条件も含めて検討するとストレスが少なく続けやすくなります。
美容外科・美容皮膚科・美容内科の連携があると、ボトックスやレディエッセ、他治療の切り替えもスムーズです。
脂肪吸引・豊胸など外科治療との使い分け
レディエッセ フィラーは注入治療であり、脂肪吸引や豊胸のような外科手術とは目的も介入レベルも異なります。
輪郭を大きく変えたい、体のボリュームコントロールを主眼に置きたい場合は、脂肪吸引や豊胸など美容外科手術の適応が検討されます。
一方、顔の立体感の補正や肌質の改善を、ダウンタイムや可逆性を踏まえつつ段階的に行いたい場合は、注入を軸に設計する価値があります。
東京や銀座のクリニックでは、美容外科領域で脂肪吸引・豊胸と注入治療を併存させた総合カウンセリングが増えています。
美容皮膚科での肌管理、必要に応じたボトックスの併用、美容内科のサポートまで含めると、長期的な計画を立てやすくなります。
効果が出るタイミングと持続期間
原液〜低希釈での輪郭形成は注入直後から変化を感じやすい一方、腫れやむくみを差し引いた落ち着いた印象は数日〜数週間で評価します。
希釈〜高希釈による肌質アプローチは、数週間〜数か月をかけて穏やかに質感が整っていくイメージです。
持続は部位・量・希釈率・代謝・年齢・皮膚状態などで異なり、画一的ではありません。
向いている人・慎重に検討したい人
レディエッセが向いている人
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顎・フェイスラインなど骨格の陰影をさりげなく整えたい人
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ボリューム補正と肌のハリ感の両方を計画に入れたい人
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顔を大きく膨らませず、スキンクオリティを高めたい人
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首やデコルテのハリ不足も視野に入れている人
慎重に検討したい人
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将来的な溶解(ヒアルロニダーゼ)による可逆性を最優先したい人
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細かな表面の微調整を主体にしたい人
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たるみの主因が皮膚以外(脂肪の下垂、靱帯・骨格変化など)に強いと考えられる人
このような場合は、ヒアルロン酸、RF・HIFUなどエネルギーデバイス、糸や外科的治療(脂肪吸引やフェイスリフト、また体領域では豊胸など)といった別アプローチの比較検討が有益です。
東京・銀座の美容外科や美容皮膚科、美容内科で相談すれば、ボトックスを含めた段階的プランも立てやすくなります。
ダウンタイムとリスク
注入治療では、腫れ・赤み・圧痛・内出血・むくみなどが起こる可能性があります。
多くは一過性ですが個人差があります。まれに感染、硬結・結節、凹凸、左右差などがみられることもあります。
フィラー治療共通の重大なリスクとして血管内への誤注入による血管閉塞があり、極めてまれでも重篤な合併症につながる可能性が知られています。
安全性は術前の診断、注入設計、使用量のコントロール、トラブル時の対応体制などの総合力で高めていきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. レディエッセはヒアルロン酸ですか?
いいえ。主成分はCaHA(カルシウムハイドロキシアパタイト)で、ヒアルロン酸とは別の性質です。
Q2. 溶かすことはできますか?
ヒアルロン酸のようにヒアルロニダーゼで容易に溶解する製剤ではありません。だからこそ診断と設計が重要です。
Q3. ボトックスとの併用は可能ですか?
可能です。ボトックスは筋肉由来の変化に、レディエッセは輪郭・質感に働きかけるため、目的が補完し合います。東京・銀座の美容外科・美容皮膚科・美容内科でも一般的な相談内容です。
Q4. ダウンタイムはどのくらい?
腫れや内出血は数日〜1〜2週間で落ち着くことが多いですが、個人差があります。重要な予定前は余裕を持つと安心です。
Before & Afterの見方とゴール設定
Before & Afterは目安であり、同じ量・同じ部位でも骨格や皮膚の厚み、代謝によって見え方が変わります。
ボトックス、ヒアルロン酸、レディエッセ、さらには脂肪吸引や豊胸といった外科治療まで含め、どの順番で何をどこまで行うのか——東京・銀座でのカウンセリングでは、生活リズムや価値観も踏まえてゴールをすり合わせていきます。
美容外科・美容皮膚科・美容内科が連携している環境ほど、選択肢の切り替えがしやすいのも利点です。
相談のすすめ
初めての注入治療は不安がつきものです。レディエッセ フィラーは、設計次第で自然な輪郭補正と肌質アプローチを両立しやすい一方、可逆性やリスクも理解して選ぶ必要があります。
東京や銀座の美容外科・美容皮膚科・美容内科では、ボトックスや他の注入治療、外科的アプローチ(脂肪吸引・豊胸など)との比較相談も可能です。
自分に合うかを知りたい方は、気軽に専門医へご相談ください。
まとめ
レディエッセ フィラーは、CaHAによる「形づくり」と「肌質への働きかけ」を併せ持つ注入製剤です。
原液〜低希釈では顎やフェイスラインの輪郭形成に、希釈〜高希釈ではハリ・弾力などのスキンクオリティ改善に用いられます。
ヒアルロン酸やボトックス、さらには脂肪吸引や豊胸といった外科治療とは目的が異なり、優劣ではなく役割分担の発想が大切です。
東京・銀座の美容外科・美容皮膚科・美容内科で、生活背景や価値観に沿った設計を行えば、過度に膨らませずに上品な変化を目指すことも可能です。
効果や持続、ダウンタイム、リスクには個人差があるため、Before & Afterだけにとらわれず、医師と丁寧にすり合わせていきましょう。