鷲鼻修正を解説!日本人ならではの特徴と症例紹介【医師監修】
こんにちは。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)技術指導医・ 日本形成外科学会認定形成外科専門医の中尾崇です。
鼻の中央が高く、横から見ると少しカーブして見える「鷲鼻(わしばな)」。
鼻の形は顔全体の印象を大きく左右しますが、日本人の鷲鼻には欧米人とは異なる特徴があることをご存じでしょうか?
今回は、鷲鼻修正の基本から日本人に多いタイプの特徴、そして自然な横顔に整えるための治療アプローチまで、実際の症例を交えてご紹介します。
鷲鼻修正とは?
鷲鼻修正は、鼻筋の途中にある出っ張り(ハンプ)を滑らかに整え、横顔のラインを美しく整えることを目的とした形成手術です。
従来は突出した骨や軟骨を削る「open roof法」が主流でしたが、現在は「preservation rhinoplasty(温存型鼻形成術)」を用いて、骨や軟骨の形を保ちながら全体を自然に押し下げる方法が増えています。
このアプローチの特徴は、
- 
鼻骨の骨切りで形を整える 
- 
鼻中隔軟骨を部分的に中抜きして、鼻全体をなだらかにする 
という2つの工程で、高さを残したまま自然な鼻筋を再構築できること。
さらに鼻筋全体をスリムに見せる効果もあるため、「削りすぎて平坦になるのは避けたい」という方にも適しています。
日本人に多い鷲鼻の特徴

日本人に多い鷲鼻の特徴が、鼻の出っ張りに対して眉間が低いという点です。
このタイプは、鷲鼻部分を削るだけではバランスが崩れ、鼻の高さがなくなってのっぺりした印象になってしまうことがあります。
そこでビアンカクリニックがご提案しているのが、鷲鼻修正とあわせて眉間部の隆鼻術を組み合わせる方法です。
眉間を自然に高く整えることで、以下のような変化が期待できます。
- 
鼻を大きくせずに横顔を美しく見せる 
- 
鼻筋と眉間のラインをなだらかにつなげる 
- 
顔全体の立体感を引き出す 
また、鼻中隔延長術で鼻先の角度を微調整することで、全体のバランスを保ちながら自然な横顔のラインに近づけます。
鷲鼻修正症例紹介 ― 隆鼻術との併用で整った横顔へ

◆費用:鼻骨骨切り 660,000円/ハンプ切除 330,000円/鼻中隔延長 660,000円/鼻尖形成 382,800円/耳介軟骨移植 330,000円/シリコンプロテーゼ 382,800円/シリコンプロテーゼ抜去 162,800円/他院修正 220,000円
◆リスク: 感染、偏位、完成イメージの相違
鼻骨・ハンプ切除に加え、眉間部に隆鼻術を併用した症例です。
術後は鼻全体のラインがなだらかになり、出っ張りが解消されたことで柔らかく上品な横顔に整いました。
高さを下げすぎず自然に整えるため、バランスを重視したデザインをご提案しました。
まとめ|日本人に合った鷲鼻修正で、コンプレックスから卒業!
鷲鼻修正は「削る」だけでなく、全体のバランスを整えることが大切です。
特に日本人のように眉間が低い骨格では、鷲鼻修正に加えて隆鼻術を組み合わせることで、自然な高さと美しい横顔を目指せます。
ビアンカクリニックでは、骨格や顔全体のバランスを見極めながら、日本人の顔立ちに最も調和する鷲鼻修正をご提案しています。
まずはカウンセリングへお越しください。
理想の横顔を一緒に目指しましょう。














