ジュベルックはなぜ額のシワに効くの?注目のスキンブースターをビアンカドクターが解説
こんにちは、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の雜賀 俊行です。
今回は最近話題のジュベルック注射について、実際の症例をご紹介しながら解説します。
ジュベルックはどんなスキンブースター?特徴を解説
ジュベルックの主成分は PDLLA(ポリDL乳酸) 。
このPDLLAは、縫合糸や溶ける糸リフトにも使われる生体適合性の高い素材で、1〜2年かけてゆっくりと体内に吸収されます。
また、ビアンカクリニックでは ハイドロという非架橋ヒアルロン酸 を混ぜる方法を採用しており、これにより コラーゲンやエラスチン生成をさらに促す 相乗効果を狙っています。
PDLLA分子の構造や性質から、しこりになりにくく刺激が少ない 点もジュベルックの強みです。
ジュベルックに期待できる効果は?

ジュベルックを注入することで、以下のような変化が期待できます。
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肌内部が「持ち上がる」ように変化し、毛穴の開きが目立ちにくくなる
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小じわやニキビ跡が凹凸を和らげられる
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レーザー治療では改善しづらかった赤みやくすみにもアプローチ
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目の下のクマ、首のシワなど、顔から首にかけた広い部位にも適用可能
ビアンカクリニックでは「肌質改善」が目的でジュベルックを受けられる方が多いようです。
また、写真でもおわかりになるように、額に刻まれたシワへのアプローチも可能です。
ビアンカクリニックならではの工夫
ビアンカクリニックのジュベルックは、医師の手打ちによる注入です。患者様一人ひとりの肌状態やお悩みに合わせて範囲や注入量を丁寧に調整します。
さらに、ハイブリッドヒアルロン酸注射剤として注目される 非架橋ヒアルロン酸「ハイドロ」 を配合。ハイドロは3種類の異なる分子量のヒアルロン酸を特殊技術で組み合わせた製剤で、肌の再生サイクルを整え、細胞を活性化させます。
それぞれの成分の働きによってエラスチンやコラーゲンの産生が促され、ニキビ跡や毛穴の開き、小じわが目立ちにくくなり、自然にふっくらとしたハリ感 を目指せるのです。
これらの工夫により、ビアンカクリニックでは通常の注入よりもナチュラルな仕上がりを実現する“BIANCA式ジュベルック”を提供しています。
さらに肌の状態に応じて、ポテンツァ・ターゲットクール・トライフィル などの治療を組み合わせたプランニングも可能です。
ジュベルックとヒアルロン酸注射はどう違う?
ジュベルックとヒアルロン酸注入は、使い方や目的が異なります。以下の表に違いをまとめました。
項目 | ジュベルック | ヒアルロン酸注入 |
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主成分 | PDLLA + 非架橋ヒアルロン酸 | ヒアルロン酸のみ |
効果の仕組み | 自らコラーゲン生成を促し、時間をかけてハリを出す | ゲルを入れて即時にボリュームを補う |
リスク | しこり・刺激が起こりにくい | 部位次第ではボコつきや膨らみが出やすい |
効果の持続 | 1〜2年程度 | 製剤と部位によるが比較的短め |
ビアンカクリニックでは患者様の肌質や悩みに合った施術をご提案しています。
気になる点やお悩みはカウンセリングでお聞かせください。
ジュベルック施術の流れ
ジュベルックの標準的な流れは次の通りです。
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カウンセリング・診察(肌質・悩みを確認)
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メイクオフ・洗顔
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麻酔の使用(ご希望の場合のみ)
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医師による手打ち注射(全顔・首・部分対応)
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経過観察・アフターケアのご説明
1回でも効果を感じる方もいますが、まずは 1か月ごとに3回を1クール、その後は 半年〜1年ごとのメンテナンス注入をご提案しています。
ダウンタイム・施術後の注意点
注入直後に若干の「ポコつき」が見られることがありますが、多くの場合数時間で収まります。
施術後は、次のような症状が起こることがありますが、数時間〜2日間程度で落ち着くケースがほとんどです。
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赤み、腫れ、むくみ
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内出血、膨疹
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浮腫
施術当日は入浴・洗顔・メイクは控えたほうがよいでしょう。メイクは翌日から可能です。
注入後数日〜数週間にかけてPDLLAの作用でコラーゲン生成が進み、徐々に肌に変化が表れていきます。
(ダウンタイムには個人差があります)
まとめ|ジュベルックでふっくらハリ肌へ
ジュベルック注射は、肌を表面的に“盛る”治療ではなく、内側から再生を促す 新しいスキンブースターです。
PDLLAと非架橋ヒアルロン酸の力で、ナチュラルなハリ感・質感改善を目指せます。
毛穴・シワ・赤み・ニキビ跡・首のシワ …と、幅広い悩みに対応できる点も魅力です。ダウンタイムが少ない点も、選ばれる理由のひとつ。
気になる方はぜひ、お気軽にクリニックへご相談ください。