なぜスキンケアでレチノールが注目されるのか。
こんにちはみなさん。
前回前々回とビタミンA誘導体の内服にあたる”イソトレチノイン”について
説明してきましたが、
今回はスキンケアにおいて塗るビタミンAに当たる”レチノール”について説明していきます。
BIANCA 明石仙姫医師プロフィール
幼少期を中国で過ごし中国語と韓国語と日本語を話すトリリンガル。名古屋大学医学部医学科を卒業後、糖尿病・内分泌内科を中心に内科に従事し内科専門医を取得しているため内科学に詳しい。その後大手の美容外科で外科手術や注入治療などを5000件以上経験し、都心部の院長を経験。手術では特に二重埋没やクマ治療などの目周り手術を得意とする。 現在はBIANCAクリニックで、美容外科・美容内科・美容皮膚科の全てを通して、外見だけでなく内面からもトータルにナチュラルに美しく輝くサポートをしている。
＜所属学会・資格等＞
・日本内科学会 内科専門医
・日本糖尿病学会
・日本美容外科学会
・日本抗加齢医学会
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最近よく耳にしますよね。レチノール。
もともとは医療機関専売品でメインに配合されていましたが、
最近ではドラッグストアのコスメなどにも登場するようになりました。
レチノールすなわちビタミンAの効果は大きく４つあります
①お肌のターンーバーを促進する事で、表皮内のメラニンをの排出を促し、シミ・くすみを改善する。
②コラーゲンやヒアルロン酸を作り出し、ハリ・弾力を改善させシワを目立たなくする。
③過剰な皮脂分泌を抑え、ニキビをできにくくする。
④肌を分厚くし、乾燥しにくい肌に導く。
シミ、くすみ、シワ、ニキビ、乾燥を改善してくれるのなら、これを取り入れなきゃ損！
ではどのように取り入れるべきか。
塗るビタミンAにはビタミンAの状態によって種類がいくつかありますが、
よく聞くところだとパルミチン酸レチノール、レチノール、トレチノインがあります。
パルミチン酸レチノールがマイルドであるのに対し、
トレチノインはA反応も強く処方薬となっております。
A反応はレチノイド反応というもので、ビタミンAが不足している肌へ
急にビタミンAを大量に補給すると赤み、痒み、かわめくれ、ニキビなどの反応が起こることを言います。
お肌がビタミンAに慣れてくると徐々に収まっていきますが、
本当に肌荒れを起こしているにもかかわらず、A反応と判断し
そのまま使用を続けると大きな肌トラブルを起こしかねないので
ビタミンAをスキンケアに取り入れる際はかかりつけのドクターと相談しながら始めるのおすすめしております。
それでも自分でビタミンA導入を始めたいという方におすすめなのは
パルミチン酸レチノールというマイルドなレチノールが配合された商品を選んでみてください。
私がおすすめするのはズバリ”SAセラム”
もちろん私も毎日朝晩使っております。
それぞれのビタミンAの種類別のおすすめコスメや使用方法についてはまたブログで紹介しますね。
ではみなさん、ビタミンAを取り入れてお肌の変化をぜひ実感してみてください☆
