ナイアシンアミドとは?保湿・ハリ感を支える注目成分をビアンカドクターが解説!
みなさんこんにちは。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)のひめ先生です。
今日のテーマは、お肌にうれしい「整肌成分」として注目されるナイアシンアミド。
今回は、ナイアシンアミドとはどのような特徴を持つ成分なのか、どんなお悩みに役立つのか、そして他のスキンケア成分との相性について詳しく解説していきます!
ナイアシンアミドとは?

ナイアシンアミドは、ビタミンB3(ニコチン酸アミド)に分類される整肌成分です。
古くから研究されており、安全性と安定性の高さが大きな特徴です。
ナイアシンアミドは、お肌の細胞を整えることでターンオーバー(肌の生まれ変わり)をサポートします。
また、セラミドの生成を助けるため、外部刺激から肌を守るバリア機能の維持にも役立ちます。
ナイアシンアミドのおもな働き
ナイアシンアミドは、さまざまな肌トラブルにアプローチできる多機能成分です。
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お肌をすこやかに保つ整肌作用
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乾燥を防ぎ、うるおいをキープする保湿サポート
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肌をなめらかに整えるハリ感アップ
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皮脂を整えることでテカリを抑えるサポート
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年齢サイン(乾燥小じわなど)をケア
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透明感を引き出す肌トーンケア
毎日のスキンケアに取り入れることで、土台から整った美しい肌を目指せるでしょう。
ナイアシンアミドと相性のよい成分
ナイアシンアミドは比較的刺激が少なく、他のスキンケア成分と一緒に使いやすいのが魅力です。
とくに以下の成分とは好相性です。
ヒアルロン酸
うるおいを与える保湿成分です。
ナイアシンアミドと組み合わせることで、肌をしっとりなめらかな状態に導きます。
セラミド
ナイアシンアミドがセラミドの生成をサポートし、バリア機能を整えながら乾燥を防ぎます。
乾燥や敏感肌のケアにもおすすめです。
ビタミンC誘導体(低濃度)
どちらも整肌を助ける成分です。
明るい印象の肌を目指したい方におすすめですが、刺激を感じやすい方は朝晩で使い分けましょう。
アゼライン酸
毛穴のざらつきや皮脂が気になる肌にぴったりの組み合わせ。
どちらも角質を整えるサポートをしてくれるため、なめらかな質感を保ちやすくなります。
レチノール(低濃度)
ナイアシンアミドはレチノールによる刺激をやわらげる働きがあり、相性がよい組み合わせです。
ただし、レチノール初心者は週2〜3回など少しずつ始めましょう。
ナイアシンアミドと併用を避けたい成分
刺激が強い成分と同時に使うと、赤みや乾燥が出ることがあります。
以下のような組み合わせは注意が必要です。
高濃度レチノールやピーリング剤(AHA/BHA)
肌に刺激を与える可能性があるため、同時使用は避けましょう。
朝と夜で使い分ける、または1日おきに使用するのがおすすめです。
高濃度ビタミンC・ハイドロキノン
どちらも人気の整肌成分ですが、濃度が高いと刺激が出る場合があります。
使用する場合は、肌の様子を見ながら段階的に取り入れましょう。
ナイアシンアミドをスキンケアに取り入れるポイント

ナイアシンアミドをスキンケアに取り入れる場合、以下のポイントを知っておきましょう。
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朝晩どちらのケアにも使用OK
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化粧水のあと、美容液やクリームで保湿を重ねるとより効果的
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敏感肌の方は、最初は低濃度の製品からスタート
ナイアシンアミドは肌の基礎を整える成分。
攻めのケアというより、守りながら底上げするケアに向いています。
まとめ:ナイアシンアミドはスキンケアの頼れるベース成分
ナイアシンアミドは、整肌・保湿・ハリ感などを幅広くサポートする成分です。
刺激が少なく、他の成分と組み合わせやすいため、毎日のスキンケアに無理なく取り入れやすいのも魅力。
肌のバリア機能を守りながら、うるおいに満ちた健やかな肌を育てていきましょう。
ビアンカクリニック美容皮膚科では、デバイス治療だけでなく、日々のスキンケアへのアドバイスも行っています。
どのような成分・アイテムをどう使うかまでしっかりサポートしますので、よりご自身に合ったスキンケアを追求されたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
カウンセリングでお待ちしています!







