バッカルファット除去の適応は?
こんにちは、印象形成する美容外科医 夏目隆太郎です。
笑った時の頬のもたつきが気になる、よく頬を噛む方はバッカルファット除去がおすすめです
後述しますが、表に傷跡がなくダウンタイムも少ないので、大きな手術が怖い方でもおすすめな治療法です!
左:術前、右:術後、施術内容:バッカルファット除去のみ
頬周りがスッキリしたのがお分かりいただけると思います!
⸻
バッカルファットとは?
(出典: Ralf J,Randlanski. グラフィックフェイス)
こめかみ〜頬の深い位置にある脂肪です。
笑った時に赤点線の部位が盛り上がる、口を開けたとき頬粘膜に歯形が残っている、その場合はバッカルファットの量が多いと考えられるので除去が有効です。
除去と言っても全て取ると頬がコケるので適量が大事です。
加齢でもバッカルファットの位置が下がってきて、頬部の膨らみが強くなることがあります。
⸻
治療方法とダウンタイムは?
バッカルファット除去では口腔内を切開して脂肪の塊を取り出しますが、その傷痕はわずか1~2cm程度。
口の中の粘膜を切開するため傷の治りが早く、外見上も目立ちません。
術後の影響が少なく、ダウンタイムが軽度で済む場合がほとんどで、腫れは1週間程度で改善します。
マスクで隠せば周りからも気づかれにくいです。
⸻
脂肪吸引、糸リフトとの併用もおすすめ
左:術前、右:術後、施術内容:脂肪吸引(フェイスライン、顎下、メーラーファット) 、バッカルファット除去 、糸リフト
先ほど、バッカルファットは深い脂肪と説明しました。
左は浅い脂肪、右は深い脂肪です。青が加齢で増える脂肪、赤が減る脂肪です。
ほうれい線や口横の浅い脂肪は歳を取っても増えるのでコケることはありません。
なので同時に脂肪吸引をしてフェイスラインを整えることも多いです。
脂肪吸引で皮膚と皮下が剥離されるので、糸リフトで吊り上げて再癒着させることで引き上げ効果が期待できます。
⸻
まとめ
笑った時の頬のもたつきが気になる、よく頬を噛む方はバッカルファット除去が適応です。
ダウンタイムが少なく、傷跡も残らないので、脂肪吸引に抵抗がある方にもおすすめです。
脂肪吸引、糸リフトとの相性もいいので同時施術も可能です。
カウンセリングでお気軽にご相談ください。
⸻
ご予約はこちらから
60秒で予約完了 ▶︎
⸻
※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr