二重の幅を広げたい!失敗しないために二重整形の考え方を学ぼう
こんにちは、印象設計家/美容外科医 夏目隆太郎です
二重の幅を広げたい!失敗しないための二重整形の考え方、伝授します!
幅を広げる時、埋没と切開で考え方に大きな差があります。
誤った認識を持っていると特に切開の場合、予想外の結果になってしまいます😱
患者様と共通認識を持つことが大事なので先にお伝えします!
埋没法は皮膚を織り込むので、二重幅を広げるには二重ラインをどんどん高く調整するしかないです。
全切開は、眼輪筋や脂肪、切開した上の部分の余分な皮膚を切除できるメリットがあります。
切開線の高さを決める指標は、基本的にデザインした時の目頭側の二重の形が好みがどうかです!
瞼の真ん中あたりの二重の皮膚の被さりは、切開線を高くして調整するのではなく、皮膚切除で調整します。
↑の症例は、二重ラインを高くしていません。
元々目頭側の折れ込みは蒙古襞を超えているので、十分平行型を作れる目頭側の二重の始まりができていたので、二重の折れ込みに被る皮膚を切除するだけで並行型二重に変えることができました。
つまり、同じ二重幅にするためには、全切開と埋没で予定折れ込みラインが異なるのです。
これが今日一番お伝えしたいことでした。
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・睫毛-二重ライン<5mm
今の二重ラインより高い位置に二重形成します。
埋没、全切開どちらがいいかは、過去のブログで説明しているので是非お読みください!
「二重埋没と全切開、あなたに合う二重整形はどっち?」
https://biancaclinic.jp/blog/42926/
幅広平行希望する場合は埋没法をおすすめしています。
理由は2つ。
①幅広を希望する方の中に一定数、術後に思ったイメージと異なるから直したいとご希望される方がいる
切開後の幅狭修正は大変です。
②埋没の方がハム目になりにくいから(※脂肪が介在している場合は、埋没法単体だと無理なので、上瞼脂肪取りを組み合わせることがあります)
・睫毛-二重ライン≧ 5mm以上
埋没なら今の二重ラインより高い位置に二重形成
切開なら、基本的には今の二重ラインを活かして、二重の上の皮膚切除or眉下切開
※眉を上げてみる癖がある人は、術後眉が下がって結局二重幅があまり変わらないことがたまにあります。その場合は今の二重ラインより少しだけ高く設定します。
・内側の幅を広げたい
目上切開が適応になります。
『目上切開とは?適応や目頭切開との違いを説明!』を気になる方はお読みください。
https://biancaclinic.jp/blog/43426/
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まとめ
今回は二重の幅を広げる方法について解説しました。
術後同じ二重幅にするためには、全切開と埋没で切開/糸を通す高さが異なります。
全切開の時、切開の高さを上げなくても綺麗な幅広二重が手に入ると是非覚えておいてください!
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr