二重の幅を狭めたい!失敗しないために二重整形の考え方を学ぼう
こんにちは、印象設計家/美容外科医 夏目隆太郎です
二重の幅よりハム目を治したい場合
睫毛上皮膚切除術の適応です!
睫毛上の盛り上がった皮膚を数mm幅で適量切除して、ハム目の盛り上がりの部分を解消します。
二重幅を狭めたい場合
埋没後の場合:抜糸してから再度低い位置で埋没
全切開後の場合:下のラインで再度切開
元々の二重ラインを超えるまでしっかり剥離して二重の連結構造を離断します
その上で二重を作ります。
二重ラインは高いところで折れやすいので、再癒着防止に2つの方法があります。
・脂肪をクッションにする
・吊り上げ固定もしくは袋とじ縫合により、新しい二重線が折れたままの状態にして癖付けをする
⚠️切開後の幅狭修正で注意すること
・術後のイメージをブジーで表現できない
すでに高いとこで折れてしまっているので、幅狭いところにブジーを当ててもその場所で二重になりません。
・眼瞼下垂手術併用に注意
元々幅広すぎる二重で目の開きは悪くなっています。
幅狭にして二重を作り直すだけで目の開きが少しよくなることが多いです。
そのため、瞼の開きをよくする眼瞼下垂手術を同時に行うと、術後に思った以上に瞼が開きすぎて、
常に目を見開いているような”びっくり目”になってしまう可能性があります。
びっくり目は2回以上の修正回数が必要になるので、避けたい合併症です。
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まとめ
幅狭修正についてお話ししました。
特に全切開修正は大変です。
まずは幅狭のところに新たな二重ラインの癖付けすることを第一目標とします。
二重幅や目の開きの良さの微調整などは二の次になります。そのため2回ほど修正にかかる場合があります。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr