セルライトの最新治療!スネコスセルとは?
こんにちは、印象設計家/美容外科医 夏目隆太郎です
ぼこぼこ気になるセルライト
エステに通ったり、自宅でマッサージをしてみてもなかなか良くならない・・・
そんな方に朗報です!
セルライトは美容医療で治療する時代になりました✨
(左:施術前、右施術後 スネコスセル3回施行 ともにお尻に力を入れていない状態です)
しかも脂肪吸引などではなく、ダウンタイムのない注入治療です!
今回はセルライト治療製剤”スネコスセル SuneKOS cell”をご紹介します。
そもそもセルライトはなぜできるの?
セルライトは、通常の脂肪層とは異なり、脂肪細胞が膨張し、脂肪層内の線維性結合組織が発達・硬化することで形成されます。
これにより、セルライト部位では血流が乏しく、低酸素状態が長期化・慢性化すると考えられています。
この低酸素状態が持続すると、脂肪細胞周囲で慢性的な炎症が発生し、脂肪細胞は本来の機能を喪失しはじめます。
脂肪細胞は脂肪を蓄積するだけでなく、正常な脂肪層を維持するために様々なホルモン(サイトカイン)を分泌します。
しかし、この分泌機能が損なわれると、血管新生や血管拡張に関与するサイトカインの働きが弱まり、低酸素状態、アシドーシス、炎症による線維化などの悪循環が生じます。
従って、セルライト部位の脂肪細胞は周囲の環境が悪化し、本来の機能を果たせない状態にあると言えます。
新しい治療法では苦しむ脂肪細胞を「助ける」という発想から、セルライト治療製剤スネコスセル(suneKOS cell)が開発されました。
スネコスセルとは
イタリア製のECM製剤で人気のあるスネコスが、新たにセルライト治療シリーズを発表しました。
従来のセルライト治療は、通常、脂肪吸引によって脂肪と一緒にセルライトを取り除く方法や、脂肪細胞を破壊して体外に排出させる方法が一般的でした。
しかし、スネコスセルは新しいアプローチであり、脂肪細胞を破壊するのではなく、セルライトの原因となる異常を引き起こした脂肪細胞と線維性隔膜を正常化させる施術です。
低分子ヒアルロン酸、6種類のアミノ酸、炭酸塩+重炭酸塩を注射することで、セルライトが悪化しやすい不良循環(炎症、老化、アシドーシス)を解消し、セルライトが自然に治りやすい状態へと導きます。
その結果、太もも、おしり、お腹など、硬かったセルライトを柔らかく、健康的な組織にします。
ダウンタイム、痛み、頻度は?
ダウンタイムはほとんどありません。翌日、椅子に座るときに鈍痛が少しある程度です。内出血が出る可能性はあります。
痛みもほとんどありません。先端が尖っていない細いカニューレを使用して満遍なく皮下に注入します。
範囲としては手のひら6枚分が1回の注入目安です。
施術頻度は2〜3週間ごとに、まずは3回をお勧めしています。2回注入すると効果が強く出てくる印象です。
まとめ
スネコスセルはセルライト治療用の新製剤です。
ダウンタイム、痛みも少ない治療です。
しつこいセルライトでお悩みの方、是非ご相談ください!
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr