ベビーコラーゲンとは?目の下のクマや小じわ改善に人気の注入治療
こんにちは!
美容外科医・美容皮膚科医の横山歩依里です。
「最近、目の下のクマや小じわが気になる…」
「ヒアルロン酸よりも自然な仕上がりにしたい」
「ヒアルロン酸には抵抗がある・・」
そんな方に今注目されているのがベビーコラーゲンです。
美容医療の中でも比較的新しい注入治療で、特に目元のデリケートな部分の治療が得意です。
今回は、ベビーコラーゲンの概要や効果、持続期間、適応について詳しく解説します。
1. ベビーコラーゲンとは?
ベビーコラーゲンは、Ⅰ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンを1:1で配合した注入製剤です。
このⅢ型コラーゲンは、生まれたばかりの赤ちゃんの肌に多く含まれており、肌の弾力やハリに深く関わっています。
加齢とともにⅢ型コラーゲンは減少し、肌の薄さやシワの原因になりますが、ベビーコラーゲンを注入することでその不足を補うことができます。
製品は米国FDA承認済みで安全性が高く、日本でも美容クリニックで広く使われています。
(希少性が高く、品薄になる傾向があります…!)
2. ベビーコラーゲンの効果
① 目の下のクマ改善
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青くまや黒くまの中でも特に、皮膚の薄さや凹みタイプに有効
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皮膚の厚みを出して血管や影を目立たなくする
② 小じわの改善
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目尻や口周りのキメ細かいシワにも対応
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ヒアルロン酸では入れづらい浅い層にも注入可能
③ 肌質改善
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コラーゲン生成を促し、ふっくらとした質感に
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保湿力やハリ感アップ
3. ベビーコラーゲンが向いている部位
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目の下(クマ・小じわ)
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目尻
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口周り(リップラインのシワ)
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首の横ジワ
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手の甲のハリ不足
4. 持続期間
ベビーコラーゲンの効果は約3〜6か月程度と言われます。
ヒアルロン酸よりも持続期間は短めですが、自然な質感や安全性の高さが魅力。
定期的に注入を繰り返すことで、コラーゲンの生成が促進され、持ちがよくなったり
肌の状態が少しずつ底上げされるケースもあります。
5. ダウンタイム
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腫れ・赤み:数時間〜2日程度
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内出血:稀に1週間程度
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メイクは当日〜翌日から可能(医師の指示による)
ダウンタイムは比較的軽く、施術当日から外出できる方が多いです。
6. ベビーコラーゲンとヒアルロン酸の違い
項目 | ベビーコラーゲン | ヒアルロン酸 |
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主成分 | Ⅰ型+Ⅲ型コラーゲン | ヒアルロン酸 |
質感 | 柔らかく自然 | 弾性・粘性あり |
適応 | 目元・浅い小じわ |
ボリュームロス改善・リフトアップ・パーツ治療(額・涙袋・鼻・リップ等) |
持続 | 3〜6か月 | 6〜12か月以上 |
7. 注意点
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効果は半永久的ではないため、定期的な施術が必要
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アレルギーの可能性もゼロではない
- ヒト胎盤由来製材であるため献血ができなくなる
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大きな凹みや深いシワには単独では不十分なことが多い(他の施術と併用推奨)
まとめ
ベビーコラーゲンは、デリケートな目元のクマや小じわ改善に適した、安全性の高い注入治療です。
持続期間は3〜6か月と短めですが、自然な仕上がりや肌質改善効果が期待でき、リピーターも多い施術。
ナチュラルさを重視する海外の方にも人気が高い施術です。
「目元を自然に若返らせたい」「ヒアルロン酸に抵抗がある」という方は、一度クリニックで相談してみてくださいね!
カウンセリングだけでも大歓迎です。
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【プロフィール】
美容外科医/美容皮膚科医 Dr.横山歩依里
日本を代表する美容健康再生医療のクリニック|BIANCA CLINIC GINZA/OMOTESANDO
前職では、美容皮膚科医としてクリニックの立ち上げからクリニック開設に携わり、3年間院長として従事。
約2万人の肌と顔に向き合い、クリニックの発展にも寄与。
治療領域をさらに広めるために、現在は日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICに転職。
美容皮膚科の枠にとどまらず、美容外科、美容内科も含めウェルエイジングのために最新美容医療を提供している。
【経歴】
2020年 広島大学医学部医学科卒業
2020年 JCHO東京新宿メディカルセンター及び関連病院勤務(国立国際医療研究センター病院、東京山手メディカルセンター)
2022年 医療法人社団ELM入職 麻布院 院長歴任
2025年 BIANCA入職
【所属学会/資格】
日本美容皮膚科学会
日本抗加齢医学会
産業医資格
【SNS】
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