目元手術後の腫れ対策を紹介!
こんにちは、印象設計家/美容外科医 夏目隆太郎です
今回は目元手術後に腫れにくくする注意点をお話しします。
執刀医によって注意点が若干異なることもあるので確認をお願いします。
◯寝る時以外心臓より傷口の位置を高くする
特に当日、例えば立ったまま靴紐を結ぼうとすると頭に血が昇って出血するリスクがあります。椅子に腰掛けるかしゃがんだ状態で靴紐を結びましょう。
ダウンタイム中ゆっくりしようとベッドでずっと横になっていると腫れが引きにくくなるので、ソファーに座ってNetflixなど眺めているのが一番いいです。
◯冷やす
当日お願いしています。傷直接ではなく、額や目まわりを冷やしてください。
◯禁煙する
タバコは傷の治りを悪くするので、創部が赤くなったり、ケロイドになりやすくなります。術前、術後1ヶ月間の禁煙をお奨めしています。
◯飲酒、塩分多い食事を控える
飲酒は血流良くなり、塩分多いと浮腫むので、いずれも腫れが長引く原因となります。
◯過度な運動を控える
術後1週間は腫れが長引くので控えましょう
◯入浴、サウナ禁止
こちらも腫れが長引くので1週間は控えてください。創部含めてシャワーは翌日から可能です。
◯鏡を見るの禁止
少し言い過ぎですが、ダウンタイム中、どうしても鏡をみたくなります。
しかしみてもダウンタイムが早くなることはありません。綺麗になるか心配が募るだけです。
特に二重整形の場合、変に目を見開いて鏡で確認するような動作は予定外重瞼線のリスクとなるのでやめましょう。
◯術後1ヶ月以降、ホットアイマスク
術後1ヶ月以降は、むしろ温めたほうが血流良くなって浮腫が改善しやすくなります。
特に全切開後などでは朝、寝る前にホットアイマスクの使用をお奨めします。
◯番外編
腫れとは関係ないのですが、以前全切開の患者様で
「縫合の糸がちくちくする」という理由で二重の折り返しができないように1週間テーピング固定された方がいらっしゃいました…
それでは二重線が薄くなってしまいます💦
工夫いただくことは嬉しいのですが、困ったことあったらなんでもご相談ください!とお話しさせていただいています
⸻
まとめ
今回は目元手術後の腫れを早く引かす方法について説明しました。
術中にトラネキサム酸を麻酔液に混ぜることで(場合によっては術前からトラネキサム酸内服)術中の出血や術後の腫れを抑えることができる報告があり、取り入れています。結果だけでなくなるべく腫れが少ない手術を心がけております。
是非お気軽にご相談ください。
⸻
ご予約はこちらから
60秒で予約完了 ▶︎
⸻
※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr