こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です。

近年ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けられる方が増えています。

二重整形とICL、どちらを先にすればいいでしょうか？

 

結論：私の考えですが

眼瞼下垂手術(目の開きをよくする手術)→ICL

ICL→全切開/埋没法 

の順がいいと思います。

その理由を説明します。

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瞼の手術をすると乱視が進行する

眼瞼下垂手術(目の開きをよくする手術)では、瞼の動き自体が変化することで、角膜の形状が変化します。

そのため乱視度数に変化があります。

元々開きが悪いほど、術後の乱視が進行することがあります。

ICLを入れた後に乱視が進行すると、見えにくさを自覚される場合があります。しかし、乱視を修正する場合、ICLの入れ替えが必要になります。

埋没や全切開などでは術後の乱視度数の変化は少ないと言われています。

なので特に術後乱視度数が変化しやすい眼瞼下垂手術(目の開きをよくする手術)では、まずは眼瞼下垂手術、その後に3ヶ月以降あけ膜乱視度数が安定してからICLをおすすめします。

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ICL手術時に開瞼器を使用する

ICL手術時に瞼を大きく開きっぱなしにする道具を使用します。その際に瞼が引っ張られて、特に埋没が外れる可能性があります。

そのため、術後乱視度数に影響が少ない埋没法や全切開の場合は、ICL後の施術をおすすめします。

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二重執刀予定医、ICL執刀予定医双方の意見を聞いて、どちらを先に行うか決めることをおすすめします。

できたら二重整形の知識、ICLの知識両方を有する医師に相談することをおすすめします。

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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。

また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。

 

【プロフィール】

美容外科医　Dr.夏目隆太郎

https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/

形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀

目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている

メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、

美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から

日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している

【経歴】

2020年　東京医科大学卒業　東京都済生会中央病院

2022年　東京慈恵会医科大学附属病院形成外科

2023年　東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科

2024年　BIANCA CLINIC

【所属学会/資格】

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会正会員

日本頭蓋顎顔面外科学会正会員

日本眼科学会正会員

日本美容内科学会正会員

【SNS】

Instagramアカウント　

 https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr