あなたの目まわりのできもの、原因は?
こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です。
目まわりのプツプツ、原因は何でしょうか?そしてその治療法は?
保険診療だと液体窒素を勧められることが多いですが、効果がなかったり、むしろ色素沈着して目立ってしまうケースも多いです。
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今回はよく見られる目まわりのできものについて解説していきます。
稀に悪性腫瘍の可能性もあるので専門医療機関への相談もご検討ください。
汗管腫
汗を分泌するエクリン汗腺が増殖して起きます。
下まぶたによくできて、プツプツまとまって発生します。
女性ホルモンと関係があり、思春期以降の女性によく見られます。
治療法:CO2レーザー、ニードルRF(ポテンツァ)
脂線増殖症
皮脂腺が増殖、肥大したために発生します。
おでこや鼻の”Tゾーン”できる、ニキビのようなやや盛り上がりのあるオレンジ色の良性腫瘍です。1個〜複数個認めることがあり、徐々に大きくなります。
特に中年期以降の脂性肌の男性がなりやすいです。
治療法:CO2レーザー、ニードルRF(ポテンツァ)
眼瞼黄色腫
ベタッと黄色く平らに盛りあがった良性の腫瘍で、特に上瞼にできます。
中年以降での発症が多く、徐々に広がります。コレステロールが高いと発症リスクがあり、その場合内科治療も必要になります。
治療法:小さいとCO2レーザー、大きいと切除術
稗粒腫(ひりゅうしゅ・はいりゅうしゅ)
皮膚に袋状のものができ、その中に角質が溜まってできます。
白くて硬い良性腫瘍です。
治療法:摘出術(針で穴を開けて内容物を除去します)
脂漏性角化症(老人性イボ)
褐色で少し盛り上がりがあり、触るとザラザラします。
紫外線が原因で中年以降に出現し、シミと混ざって存在してします。シミより少し盛り上がりがあるのが特徴的です。
治療法:CO2レーザー、液体窒素
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まとめ
今回は目まわりのできものについて解説しました。
当院では全ての機器が揃っております。
お気軽にご相談ください。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
日本美容内科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr