いろんな種類があるヒアルロン酸、結局どれがいい?
こんにちは!
美容外科医・美容皮膚科医の横山歩依里です。
ビアンカでは様々な種類のヒアルロン酸を取り扱っています。
カウンセリングにて、一人一人におすすめの製材をご提案させて頂いておりますが、
どういった違いがあるのだろう?と気になりますよね。
ということで今回はヒアルロン酸製材の違いや使い分けについてお話しようと思います。
代表的な4ブランドの特徴を比較しながらご紹介しますね。
4ブランドの比較
それぞれのブランドシリーズの中には、更に(簡単に言うと)硬さが違うものが何種類もあります。
なのでブランドの分類だけだと一概には言えないのですが、ざっくりご説明します。
ジュビダーム(Juvéderm)
・アラガン社
・世界的に有名でシェアNo1
・「Vycross」技術(粒子が細かく滑らかになじみやすい)を採用、持ちが良い
・持続12~24か月
・リフトアップ、ボリューム形成が得意
・種類も多くあらゆる部位に対応できる
→ブランドの安心感が欲しい方におすすめ!
レスチレン(Restylane)
・ガルデルマ社
・世界で初めてCEマークを取得した非動物由来の安定化ヒアルロン酸注入剤
・長く使われているが有害事象の報告が少ない
・持続6~18か月
・自然な仕上がり
・形をキープしやすい粒子構造
→ナチュラル・安全志向の方におすすめ!
ニュービア(NEAUVIA)
・スイスの Matex Lab社
・PEG架橋でアレルギーリスク低い(ほぼ0に近い!)
・高持続性
・耐熱性あり(なのでRFやHIFUと同日施術が可能!施術後もヒアルロン酸が分解されにくい)
・持続6~12か月以上
・ボリューム形成、コラーゲン生成促進、肌質改善用などラインナップ豊富
→長期的に見ても安全で持ちが良いものを使いたい方に!
テオシアル(Teosyal)
・スイスの Teoxane社製
・動的美学
・柔らかくなじみやすい
・時間がたっても形が崩れにくい
・保水力あり
・持続6~12か月
→目元口元など繊細な部位におすすめ!
どれを選ぶべき? 振り返りになりますが…
・しっかり形を作りたい人 → ジュビダーム
・自然な仕上がりを重視する人 → レスチレン
・安心安全の高持続を望む人 → ニュービア(PEG架橋★)
・デリケートな部位や保水重視の人 → テオシアル
まとめ
ヒアルロン酸には「一番おすすめ」という正解よりも、「目的や部位に応じた最適な製材選び」が大切です。
一度にいろんな種類のヒアルロン酸を組み合わせることも多々あります。
カウンセリング時に目的・好み・注入部位・アレルギー歴などを話し合って、最適な製剤を提案してもらいましょう。
ヒアルロン酸注入といっても奥が深く、知識も技術も医師によって大きく差が出るので、医師選びは重要です。
ぜひ一度、カウンセリングだけでもお越し頂けたらと思います。
モニターも随時募集しております!
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【プロフィール】
美容外科医/美容皮膚科医 Dr.横山歩依里
日本を代表する美容健康再生医療のクリニック|BIANCA CLINIC GINZA/OMOTESANDO
前職では、美容皮膚科医としてクリニックの立ち上げからクリニック開設に携わり、3年間院長として従事。
約2万人の肌と顔に向き合い、クリニックの発展にも寄与。
治療領域をさらに広めるために、現在は日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICに転職。
美容皮膚科の枠にとどまらず、美容外科、美容内科も含めウェルエイジングのために最新美容医療を提供している。
【経歴】
2020年 広島大学医学部医学科卒業
2020年 JCHO東京新宿メディカルセンター及び関連病院勤務(国立国際医療研究センター病院、東京山手メディカルセンター)
2022年 医療法人社団ELM入職 麻布院 院長歴任
2025年 BIANCA入職
【所属学会/資格】
日本美容皮膚科学会
日本抗加齢医学会
産業医資格
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.airi