若さを細胞バンクに冷凍保存、真皮線維芽細胞療法とは?
こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です
肌のハリ低下、小じわに対して、機械治療や肌育注射を行うと線維芽細胞が刺激され、真皮内のコラーゲンやエラスチンが産生されます。
コラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞そのものを注入する治療が”真皮線維芽細胞療法”です。
真皮線維芽細胞がたくさんあると、ハリ・うるおいのある肌状態が保たれますが、50歳を過ぎると急激に減少して3分の1ほどになるといわれています。
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採取/注入方法
耳の裏から真皮を採取し、その中の真皮線維芽細胞を専門の細胞培養センターで培養して4,000万〜1億個に増殖します。
耳の後ろ側から採取する理由は、耳の後の皮膚は紫外線や摩擦などの影響を受けづらく、他の部位に比べて老化症状が少ないからです。
1回目:極細針で顔や首の真皮内に小さな膨疹を作りながら注入します。流行りのリジュラン注射と同じ要領です。
皮膚採取日から5週間後~3ヶ月以内に行います。
2回目:1回目の移植から約2週間以内に受けていただくことを推奨しています。短期間で2回目の移植を行うと、肌細胞の定着率が高くなります。
3回目以降:1~2年後など、ご自身のタイミングで気になる部位へ移植可能です。
凍結保存した肌細胞は専門機関で半永久的に保管が可能です。若い間に、ご自身の肌細胞を採取して増やしておくことで、皮膚採取当時の若い肌細胞の移植を数年・数十年にわたって受けていただけます。
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価格
4000万個プラン:1,760,000円
8000万個プラン:2,640,000円
1億個プラン:3,080,000円
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まとめ
真皮線維芽細胞療法はハリが失われつつある肌に、自身の活性化された肌細胞を補い、肌本来の健やかな状態を目指す再生医療のひとつです。
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を産生する肌細胞の働きにより、シワやたるみの改善、ハリや弾力の回復といった老化症状への効果が期待できます。
定期的に注入を続けることで、何もしない肌に比べて老化の進行をゆるやかにすることが可能です。
未来の肌老化にアプローチし若々しい印象を保つという、新たな肌治療の選択肢として注目されています。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
日本美容内科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr