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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-09-24

肝斑と言われたらこれを読んでおこう

こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です

 

肝斑を自覚されいる方は少ないです。

シミ取り、肌のくすみを主訴にVISIAという肌診断機を使用しつつ診察した際に初めて肝斑を指摘されたという患者様もいらっしゃいます。

今回は肝斑治療について解説します!

そもそも肝斑とは?

肝斑とは、

両頬、こめかみ、額を中心に左右対称で同じ大きさで現れる薄い茶色の色素斑のことです。境界がはっきりしているシミ(老人性色素斑)とは異なり、肝斑は輪郭はぼやけたような形をしています。

肌の慢性的な刺激、紫外線、女性ホルモンバランスなどが原因とされています。

症状は30~40歳代から50歳代後半まで続くとされ、閉経後は薄くなる、もしくは消えていくこともあります。

 

肝斑治療、まずはスキンケアと遮光

◯スキンケア

当たり前のようですが、意外とこれを守るだけで改善する方が多くいらっしゃいます。

肝斑が女性に多い理由は、女性の方が肌を擦る機会が多いからです。

化粧、化粧落としの工程、朝夕のしっかり洗顔、美意識が男性より高いがゆえ多く顔を擦る頻度が多いのです。

洗顔は泡タイプのものを用い、量は手のひらに軽く乗せる程度で十分です。量が多いとその分多く顔を濯がないといけません。

メイク落としは摩擦の少ないミルクやジェルタイプのクレンジングがお勧めです。

◯遮光

紫外線で、活性酸素が発生して肌に炎症が起きる、メラノサイトが活性化される、などによって肝斑が増悪します。

日焼け止めをメイクの下地に使用し、3時間おきに日焼け止めスプレーを使用することをおすすめします。

炎症を抑える

◯トラネキサム酸内服

最低3ヶ月を目安に内服をします。

色素細胞であるメラノサイトの活性化を促すメラニン色素生成に関わるプラスミン」、プロスタグランジンの働きを抑制して肝斑の炎症を抑えてくれます。

◯メソナJ

皮膚に塗る300倍、イオン導入の70倍の浸透効果があるとされています。

トラネキサム酸、ビタミンC誘導体など抗炎症物質を肌に導入することで慢性炎症を抑えます。

◯プルリアル

ポリヌクレオチドにマンニトールを配合した製剤で、炎症を抑える効果があります。

小さな水膨れを作るように皮下注射をして肌に導入するのがおすすめです。

色素排出

ピコトーニング

低出力レーザーの衝撃波によってメラニン色素を減少させて、シミ・そばかす・肝斑・くすみなどを目立たなくする治療です。

◯ピーリング

表皮のターンオーバーを促して不均一に存在する色素を出しきて綺麗にする治療です。

基底膜強化

近年注目されている概念です。

表皮の深いところにある基底膜が乱れることで、メラニンが真皮というさらに深い場所に落ち込むことがあります。

深い場所にある色素を排出することは容易ではなく、肝斑治療が難しいと言われる理由です。

◯ポテンツァ

針先からでる高周波(RF)によって基底膜を若い肌の波型の状態に戻し、肝斑の根源であるメラノサイトが過剰にメラニン作り続ける異常な状態”を抑制、針による創傷治癒でターンオーバーを促し肝斑を排出することで改善します。

まとめ

このように複数のアプローチから肝斑を治療します。

肝斑を自覚されている方は少ないです。

シミに悩んでいる方にも肝斑を合併しているケースが多いです。

肝斑なのにピコスポットやるメッカなどの強いパワーを与えると肝斑が増悪します。

お気軽にご相談ください。

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👉 https://reservation.medical-force.com/b/d7bb811e-ebd5-4b93-93f8-588864b24f15

※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。

また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。

 

【プロフィール】

美容外科医 Dr.夏目隆太郎

https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/

形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀

目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている

メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、

美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から

日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している

【経歴】

2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院

2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科

2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科

2024年 BIANCA CLINIC

【所属学会/資格】

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会正会員

日本頭蓋顎顔面外科学会正会員

日本眼科学会正会員

日本美容内科学会正会員

【SNS】

Instagramアカウント 

 https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr

 

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