blog

Instagramアイコン lineアイコン ショップアイコン youtubeアイコン サロンアイコン tiktokアイコン
Instagramアイコン lineアイコン ショップアイコン youtubeアイコン サロンアイコン tiktokアイコン

Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-09-26

下瞼のたるみ別治療法を解説

こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です

 

リジュランアイ/プルリアルシルク

PN(ポリヌクレオチド)製剤で、PNとは鮭やマスの精巣から抽出した成分で、肌の再生や修復に寄与します。
PNが肌細胞の活性化やコラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性やハリを向上させるとされ、抗酸化作用や炎症の軽減なども期待されている肌育製剤です。
リジュランアイ/プルリアルシルクはその目元専用製剤です。
目元の皮膚は他の部位より薄いので、しこりが残らないように、粘稠度が低く、濃度も低めに作られています。
リジュランアイ/プルリアルシルクの違いは濃度です。プルリアルシルクの方が濃度がやや薄く、その分2倍量入っています。
体感ですが、プルリアルシルクの方が膨疹が消えるのが早いです。

目元の小じわに効果的です。

(リジュランアイ 上:注入前、下:1回注入3週間後)

 

スネコス
スネコス(suneKOS )はイタリア生まれの注射剤です。
主な成分は非架橋結合ヒアルロン酸と6種のアミノ酸を国際特許取得の特殊な比率で配合しています。
この特別なバランスの配合が、皮膚の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンを増加させ、真皮の状態を改善します。
青クマや深いシワに有効です。

同じくアミノ酸を含む似た製剤であるジャルプロスーパーハイドロは機械治療と相性がいいと言われています。理由として機械治療でコラーゲン産生を促すにしても、栄養としてのアミノ酸が必要と考えられているからです。

同じ理由で後述するモフィウス8やポテンツァとのコンビネーション治療が効果的と考えています。

(上:治療前 下:2回治療後)

 

モフィウス8/ポテンツァ

(上図:モフィウス8)

モフィウス8は24本の細い針(マイクロニードル)を皮下に刺入し、針先から強力なラジオ波を照射することで コラーゲンやエラスチンの生成を促します。それによって肌のハリ・弾力の軽減、ニキビ痕や傷痕の改善、そしてたるみの強力な引き締め効果を発揮します。

ポテンツァは狙った層の狭い範囲に熱エネルギーを供給していました。対してモフィウス8は、針の先端から発生した熱エネルギーを皮下組織から肌表面まで、広範囲に送り込めるという違いがあります。 そのため効率良く、より強力に肌内部を引き締めることが可能です。

その分モフィウス8は少し痛みが強いです。

ブロック麻酔や皮下麻酔など併用すると痛みを緩和することができます。

(上:施術前、下:施術後、施術内容:モフィウス8)

皮膚を切らずとも下瞼のたるみが改善していることがわかります。

モフィウス8は眼窩脂肪まで引き締める効果があるので、クマの突出感も改善してくれます。

ダウンタイムは2-3日の赤み、リスクは内出血程度です。

 

余剰皮膚切除

モフィウス8でもたるみが気になる場合、クマの突出が強い場合は手術を行います。

このように下瞼の睫毛の生え際を切開し、余分な皮膚を数ミリ切除します。

クマがある場合はその切開部からアプローチしてクマ治療も同時に行います(表ハムラといいます)。

睫毛の下の傷の治りは良く、3ヶ月もするとほとんど目立たなくなります。

(上:術前、下:術後、施術内容:表ハムラ法)

下瞼の皮膚は取りすぎると外反という瞼が捲れ上がる状態になります。涙を維持できず、ひどいドライアイになり、角膜上皮障害が起こります。なので取りすぎないことがポイントです。

まとめ

今回は下瞼のたるみ治療について解説しました。

小じわ→リジュランアイorプルリアルシルク

深いしわ、青クマ→スネコス

深いしわが多い→モフィウス8/ポテンツァ

モフィウス8でも効果が低い/クマ治療を同時にしたい→余剰皮膚切除

といった使い分けをしております。

コラーゲン生成を促すアミノ酸を含むスネコスと、モフィウス8のコンビネーション治療が有効と考えています。

なるべく外科的治療を避けたい方は多くいらっしゃるのでこのコンビネーション治療を提案しています。

ご予約はこちらから

60秒で予約完了 ▶︎

👉 https://reservation.medical-force.com/b/d7bb811e-ebd5-4b93-93f8-588864b24f15

※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。

また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。

 

【プロフィール】

美容外科医 Dr.夏目隆太郎

https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/

形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀

目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている

メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、

美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から

日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している

【経歴】

2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院

2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科

2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科

2024年 BIANCA CLINIC

【所属学会/資格】

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会正会員

日本頭蓋顎顔面外科学会正会員

日本眼科学会正会員

日本美容内科学会正会員

【SNS】

Instagramアカウント 

 https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr

 

いいね! 0
ご予約
お問い合わせ
キャンペーン
一覧
オンラインショップ