blog

Instagramアイコン lineアイコン ショップアイコン youtubeアイコン サロンアイコン tiktokアイコン
Instagramアイコン lineアイコン ショップアイコン youtubeアイコン サロンアイコン tiktokアイコン

Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-11-30

逆さまつ毛の治し方 ⸻見た目も機能も両方大切にするという考え方

こんにちは!

「自然な美を、信頼でデザインする。」

形成外科専門医の藤橋政尭です。

 

逆さまつ毛(睫毛内反)は、軽度〜重度まで幅広く、重度の場合はまつ毛が常に角膜に当たるため、痛みや充血など日常生活に支障をきたすこともあります。

そのため、一定以上の症状では手術が必須となり、多くの方はまず眼科を受診する流れになります。

逆さまつ毛は「改善すること」が治療の目的であるのは当然ですが、実は目元の手術である以上、術後の見た目も大切なポイントです

しかし、保険診療で行われる手術は「機能の改善」が主目的のため、見た目まで配慮してくれる術者が多いとは言えないのが現状です。

逆さまつ毛の術後に起こりやすい見た目の変化としては、

• 涙袋がなくなる

• 傷跡が目立つ

といったリスクです。

特に涙袋については、手術の術式上どうしても減りやすいのですが、工夫することで“最小限に抑える”ことも可能です。

カウンセリングをしていて感じるのは、特に女性にとって、涙袋は顔の印象を大きく左右する非常に重要なパーツであるということです。

自分も美容外科の手術を多く経験するようになるまでは、涙袋をどのように温存し、仕上がりを美しく整えるかについて、知識も技術を足りない部分も正直ありました。

ですが、保険診療で培った基礎的な技術と、美容外科で求められる“見た目へのこだわり”を組み合わせることが、最終的なクオリティにとって非常に重要だと強く感じています。

 

 

■ 涙袋とは?まずは構造から

涙袋は「皮膚の膨らみ」ではなく、瞼板のすぐ上にある眼輪筋の盛り上がりのことを指します。

笑うとぷくっと膨らみ、優しく可愛らしい印象を作る大事な要素です。

しかし、逆さまつ毛の代表的な手術であるHotz変法では、この眼輪筋と皮膚の一部を切除し、眼輪筋を瞼板に縫い付けることで、まつ毛の向きを頭側→尾側に矯正します。

この構造が理由で、涙袋が減少するケースが多いのです。

 

 

■ 涙袋を温存するための工夫

私は、軽度〜中等度の症例においては

眼輪筋の除去を最小限にする

• 眼輪筋-瞼板の縫合の糸のかけ方を調整し、眼輪筋を潰さないようにする

といった方法で、涙袋の温存に努めています。

もちろん適応は逆さまつ毛の程度にもよりますが、軽度の場合は下まぶたが皮膚でかぶっている構造のため、手術により皮膚の被さりが取れ、逆さまつ毛改善+目が大きく見えるという嬉しい効果も得られます。

ぱっちりした目元を求める方にとっては大きなメリットです。

 

 

■ 蒙古襞が強い方は、同時に目頭切開がおすすめ

逆さまつ毛の方は、蒙古襞が張っているケースが多く見られます。

蒙古襞が強いと、目頭側のまつ毛がより内側に巻き込みやすいため、逆さまつ毛の原因の一つになっていることもあります。

そのため症例によっては、逆さまつ毛手術+目頭切開を同時に行うことで、よりスッキリした目元に改善できることがあります。

「逆さまつ毛が原因で目元がスッキリ見えない」という方は実は少なくありません。

 

 

■ 逆さまつ毛手術は“後戻りしやすい”という事実

逆さまつ毛の手術は、実は後戻りが起こりやすい手術でもあります。

私自身も形成外科で逆さまつ毛手術をやり始めた頃は後戻りに悩んだ経験がもちろんあります。

現在は重症度に応じて、lid margin split(マニアックなので詳しい説明は省略します)の併用など、術式を個々の症例に合わせて選択し、安定した結果を出せるようになりました。

SNSを見ると、

• 逆さまつ毛が十分改善していない

• 傷跡が不自然

という症例写真も少なくありませんが、これは内部処理の理解不足が原因であることが多いです。

内部処理の方向性、眼輪筋の扱い、縫合の工夫、これらをしっかり理解した術者が丁寧に手術を行うことで、後戻りや傷跡は大きく改善できます。

実は逆さまつ毛手術は「数回やった程度では上手くならない」難しい手術です。

私自身も形成外科時代から試行錯誤を重ね、現在は美容外科手術としても問題なく提供できるクオリティに仕上げています。

 

 

■ まとめ

逆さまつ毛は、目のトラブルだけでなく、仕上がりの見た目にも影響します。

保険診療には“機能改善”という目的があるため、涙袋や美的デザインが十分配慮されないこともあります。

• 涙袋をなるべく残したい

• ぱっちりした目元も手に入れたい

• 傷跡が目立たないようにしたい

こうした希望がある方は、一度美容外科での相談も検討してみてください。

あなたの症状と理想に合わせ、最適な方法をご提案します。

 

 

ご予約はこちらから

60秒で予約完了 ▼

https://reservation.medical-force.com/b/d7bb811e-ebd5-4b93-93f8-588864b24f15

 

 

【プロフィール】

藤橋 政尭 (ふじはし まさたか)/形成外科専門医

形成外科専門医としての知識と技術を活かし、目元や鼻の手術、顔の脂肪吸引、糸リフト、ヒアルロン酸注入など、お顔全体の美容外科手術に幅広く対応。繊細なデザインが求められる切開手術や修正手術から、ダウンタイムの少ない注入施術・リフト系まで、患者様の理想に合わせた施術を心がけています。

自然な仕上がりとダウンタイムの最小化にこだわり、誠実なカウンセリングを通じて「任せてよかった」と思っていただける医療を追求しています。

「自然な美を、信頼でデザインする。」

そんな想いを大切に、日々の診療に取り組んでいます。

 

他のブログ記事も読む

https://biancaclinic.jp/author_cat/fujihashi/

 

【SNS】

Instagram ▶︎ https://www.instagram.com/dr_fujihashi?igsh=MTEzOW1sc3p3bGFibA%3D%3D&utm_source=qr

X ▶︎ https://x.com/dr_fujihashi?s=21

 

【経歴】

2015年3月 昭和大学医学部医学科 卒業

2015年4月 昭和大学横浜市北部病院 初期臨床研修

2017年4月 昭和大学病院 形成外科

2017年10月 前橋赤十字病院 形成外科/美容外科

2019年4月 西尾市民病院 形成外科

2020年4月 昭和大学藤が丘病院 形成外科

2020年11月 太田西ノ内病院 形成外科/美容外科

2022年7月 東京労災病院 形成外科/美容外科  診療科長

2022年7月 R.O.clinic 非常勤、くさのたろうクリニック非常勤

2024年4月 銀座TAクリニック副院長

2025年11月 BIANCA CLINIC

 

【所属学会・資格】

日本形成外科学会 形成外科専門医

日本美容外科学会(JSAPS)会員

日本美容外科学会(JSAS)会員

いいね! 0
ご予約
お問い合わせ
キャンペーン
一覧
オンラインショップ