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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-12-07

【保存版】専門医が教える顔の脂肪注入のメリット・生着率・注入部位の完全ガイド

みなさん、こんにちは!

自然で上品な若返りを提案する、形成外科専門医ありす先生です。

 

「上質な若返り」を叶える顔の脂肪注入──構造から変えるエイジングデザイン

 

年齢を重ねると、肌のハリやツヤだけではなく、顔の奥にある脂肪や靭帯・骨格の支えが少しずつ弱まり、輪郭は重力に負けていきます。

気になり始めた影や凹み、そして“疲れた印象”。その多くは、ボリュームが失われたことによるものです。

その“失われた立体”を、自然で上品に取り戻してくれるのが顔の脂肪注入です。

 

↓顔の脂肪注入に関しては以前の記事でも少しお話しました。

クマ取り手術で「脱脂+脂肪注入」を選ぶ理由とは | 日本を代表する美容健康再生医療のクリニック|BIANCAGINZA

今日は顔の脂肪注入に関してもう少し具体的なお話をしていこうと思います。

 


 

■ 脂肪は「最高級のオーダーメイド素材」

 

──採取から仕上がりまで、すべてが丁寧な工程で決まる

脂肪注入でもっとも大切なのは、採取 → 精製 → デザイン注入という工程をいかに丁寧に行うかです。

この繊細さによって、生着率・質感・持続すべてが変わります。

 

① 採取

太もも・腰・下腹部などから弱い圧で均一かつ丁寧に採取します。

採取の丁寧さは、採取部のダウンタイムや脂肪細胞の定着率にも影響してきます。

採取部位もできる限り滑らかに整えるため、“顔と身体の両方が美しくなる”というメリットもあります。

 


■ コンデンスリッチファット(CRF)とは?

──純度を極限まで高めた“最上級の脂肪”

採取した脂肪は当院でそのままでは使いません。

ここで登場するのがコンデンスリッチファット(CRF)です。

CRFとは、遠心分離によって不純物(血液・多量の水分・壊れた細胞など)を徹底的に取り除き、純度の高い脂肪だけを残したもののこと。

これにより以下のメリットが得られます。

 

・吸引後から空気に触れないのでより安全で清潔

・ 生着率が高くなる

・油滴化が起きにくく、しこりを避けやすい

・注入後の質感が柔らかく自然

・長期的に安定した仕上がりが続く

まさに上質さを追求した素材です。

 

CRFをは認定施設でしか精製できません。

当院は日本医療脂肪幹細胞研究会CRF協会の認定施設です。


 

■ CRFを微細化する工程によって、美しさは決まる

 

私は採取したCRFを手作業でさらに段階的に微細化し、ナノファットマイクロファットを精製します。

これらを注入部位や層によって何度も使い分け、より自然で立体的な仕上がりを目指しています。

またビアンカオリジナルのナノステム治療を組み合わせることで、肌質も目に見えて改善します。

採取した脂肪をフル活用することで、「ボリューム改善」「輪郭形成」「ハリ・ツヤアップ」がすべて叶うことを目指します。

 


 

■ 生着率は4〜8割。だからこそ“残った時に美しい形”を作る

 

脂肪は4〜8割が生着し、残った脂肪はほぼ半永久的に持続します。

ですから大切なのは、生着後に最も美しく整うデザインです。

私は、生着が進んだ後の“完成形”が自然で気品のある輪郭になるよう、量・深さ・角度をmm単位で調整しています。

 


■ 脂肪注入は「引き上がったように見える」効果もある

 

脂肪を入れるとボリュームが補われるだけでなく、たるみが軽減して見えるリフト効果が生まれます。

理由は──

1.こめかみ・頬の位置に高さが戻ることで、顔全体が“上方向の重心”を取り戻す

2.影が薄くなり、シャドウによる老け感が消える

3.ボリュームが足りない部分を支えることで、皮膚が自然に引き締まる

中顔面にハリが戻ると、驚くほど若々しい印象へ変化します。

 


■ 注入できる部位一覧

美しい立体は「複数部位の調和」で完成します。

【適応部位】

・額

・こめかみ

・頬(ミッドチーク)

・ゴルゴライン

・目の下〜頬の境目

・ほうれい線

・マリオネットライン

・フェイスライン

などをメインに、適応あるエリアであれば注入していきます。

複数部位を“立体的に”整えることで、最も自然で品のある仕上がりになるため、基本的には全顔へのカスタマイズ注入をおすすめしています。

 


 

他治療との組み合わせで、完成度はさらに高まる

 

脂肪注入は単体でも効果的ですが、

組み合わせると若返りの完成度が一段上がります。

 

相性の良い治療は──

 糸リフト(位置を戻し、脂肪でふくらみ補正)

 脱脂(クマ改善の王道)

 スキンブースター・成長因子治療

 硬さや尖りが必要なエリアへのヒアルロン酸注入

などです。

若返りは「構造 × 体積 × 皮膚」の3つが揃って初めて調和するため、総合的なデザインが大切です。

 


 

■ 最後に──あなたの“美しさの本質”を取り戻す治療

 

脂肪注入は派手な変化を生むものではありません。

しかし、あなた本来の美しさを底上げし、日常の見え方を変えます。

・柔らかい表情

・上質な立体感

・影のない明るい印象

・どの角度からも洗練された輪郭

これは、時間を巻き戻すような「あなたの美の再構築」です。

 

カウンセリングでは、

「どう変わりたいか」だけでなく、

「どんな雰囲気を纏いたいか」

「自然さと華やかさのバランス」

まで丁寧に伺います。

あなたにとって最も美しい形を、一緒にデザインできることを心から楽しみにしています!

 

執筆者:幡手 亜梨子(はたで ありす)

形成外科専門医/美容外科医

 

 九州大学医学部卒業後、大学病院や関連施設で形成外科・美容外科の診療に従事し形成外科専門医を取得。

 顔面・体幹の再建手術から美容外科領域まで幅広い症例を経験し、解剖学的知識に基づいた自然で美しい仕上がりを大切にしています。

 学生時代にはアイドルとして活動していた経験もあり、“見られる美しさ”と“医療としての美しさ”の両面を理解する立場から、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提案できるのが強み。

 プライベートでは旅行とグルメが好きで、美容やライフスタイルに関する情報をInstagramで発信中。

 

ご予約はこちらから

60秒で予約完了 ▼

https://reservation.medical-force.com/b/d7bb811e-ebd5-4b93-93f8-588864b24f15

 

経歴

 九州大学医学部医学科 卒業

 新東京病院 初期研修

 自治医科大学附属病院 形成外科 勤務

 ルーチェクリニック 勤務

 新小山市民病院 形成外科 勤務

 帝京大学医学部附属病院 形成外科 勤務

 JR東京総合病院 美容外科・形成外科 勤務

 有明ひふかクリニック 勤務

 

所属学会・資格

 日本形成外科学会 専門医

 

専門分野

 美容外科手術(目元・フェイスライン・婦人科形成など)

 注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス、脂肪注入)

 レーザー・スキン治療

 再生医療・エイジングケア

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