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藤橋 政尭

2026.01.09

鼻整形後のテープ固定はどれくらい重要?|目的と外すタイミングの考え方

藤橋 政尭
監修医師
藤橋 政尭

形成外科専門医として外傷・再建・先天疾患など多くの症例に携わり、精密な手技と深い解剖学的理解を培ってきました。見た目の変化が心まで前向きにする――そんな美容の力を患者様にも届けたいという思いから美容外科の道へ。得意としているのは、目元治療全般や注入治療、たるみ治療など。患者様の理想に誠実に向き合う」という診療スタンスで、美しさにこだわった施術を提供しています。

こんにちは!

「自然な美を、信頼でデザインする。」

形成外科専門医の藤橋政尭です。

 

鼻整形のダウンタイムの中で、意外と軽視されやすいのが術後のテープ固定です。

腫れが落ち着いてくると、「もう見た目は大丈夫そう」「そろそろ外してもいいのでは」と感じる方も少なくありません。

しかし、鼻整形は手術が終わった瞬間に完成するものではなく、術後の固定期間をどう過ごすかによって、最終的な仕上がりの安定性や満足度が大きく変わってきます。

 

 

■ なぜ鼻整形後にテープ固定が必要なのか

手術後の鼻の内部では、腫れ、内出血、浮腫が同時に起こっています。

皮膚や軟骨、移動させた組織はまだ不安定で、外からの影響を受けやすい状態です。

この時期にテープで軽く圧をかけて支えることで、腫れの引きを促し、鼻筋や鼻先の左右差を抑え、瘢痕の盛り上がりを防ぐ効果が期待できます。

特に鼻尖部は、皮膚が厚く、瘢痕が肥厚しやすい部位です。

適切な固定を行わないと、鼻先が丸く見えたり、広がった印象が残ってしまうことがあります。

テープ固定は形を新しく作るためのものではなく、整えた形を余計な変化から守り、安定した状態で落ち着かせるための工程です。

 

 

■ ギプスが外れても完成ではない

鼻整形後は、まずギプスで骨や軟骨をしっかり固定します。

このギプス固定は通常1週間前後、骨切りまで行った場合は2週間程度が目安です。

ただし、ギプスを外した時点で内部の腫れや瘢痕が完全に落ち着いているわけではありません。

見た目が整っていても、内部では組織がゆっくりと動き、形が定まっていく途中段階です。

この不安定な期間を支える役割を担うのが、ギプス後のテープ固定です。

 

 

■ テープ固定を続ける意味

テープ固定には、

・腫れやむくみの再発を防ぐ

・瘢痕の肥厚を抑える

・鼻先の丸みや左右差を防ぐ

・最終的なラインを安定させる

といった重要な役割があります。

イメージとしては、スポンジが水を吸って膨らんだまま固まってしまうのか、

一度きちんと絞って、引き締まった状態で固まるのか、

その違いに近いと考えてください。

せっかく時間もお金も体力も使って受ける手術だからこそ、同じ手術でも「どう仕上がるか」で満足度には大きな差が出ます。

3か月という期間は長く感じるかもしれませんが、この時期を丁寧に過ごせば、その先は半永久的に安定した、美しい鼻の形が残ります。

 

 

■ 固定期間の考え方と外すタイミング

基本的には、可能であれば術後3か月間のテープ固定を推奨しています。

最初の1〜2週間は日中も含めてしっかり固定し、その後は在宅時や就寝中を中心に続けます。

夜間は血流が変化しやすく、むくみが戻りやすい時間帯です。

寝ている間だけでもテープをしておくことで、鼻先のふくらみを抑えやすくなります。

鼻を触ったときの硬さが落ち着き、むくみがほとんどなく、テープを外しても形が変わらなくなってきたら、医師と相談しながら徐々に頻度を減らしていきましょう。

 

 

■ まとめ

鼻整形後のテープ固定は、鼻先の形を守り、瘢痕を抑え、仕上がりを安定させるための大切な工程です。

少し手間に感じるかもしれませんが、この固定期間をどう過ごすかで、数年後の満足度は大きく変わります。

面倒臭がらず、丁寧に。

鼻を美しく育てる時間だと考えて、ケアを続けていきましょう。

 

 

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【プロフィール】

藤橋 政尭 (ふじはし まさたか)/形成外科専門医

形成外科専門医としての知識と技術を活かし、目元や鼻の手術、顔の脂肪吸引、糸リフト、ヒアルロン酸注入など、お顔全体の美容外科手術に幅広く対応。繊細なデザインが求められる切開手術や修正手術から、ダウンタイムの少ない注入施術・リフト系まで、患者様の理想に合わせた施術を心がけています。

自然な仕上がりとダウンタイムの最小化にこだわり、誠実なカウンセリングを通じて「任せてよかった」と思っていただける医療を追求しています。

「自然な美を、信頼でデザインする。」

そんな想いを大切に、日々の診療に取り組んでいます。

 

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【経歴】

2015年3月 昭和大学医学部医学科 卒業

2015年4月 昭和大学横浜市北部病院 初期臨床研修

2017年4月 昭和大学病院 形成外科

2017年10月 前橋赤十字病院 形成外科/美容外科

2019年4月 西尾市民病院 形成外科

2020年4月 昭和大学藤が丘病院 形成外科

2020年11月 太田西ノ内病院 形成外科/美容外科

2022年7月 東京労災病院 形成外科/美容外科  診療科長

2022年7月 R.O.clinic 非常勤、くさのたろうクリニック非常勤

2024年4月 銀座TAクリニック副院長

2025年11月 BIANCA CLINIC

 

【所属学会・資格】

日本形成外科学会 形成外科専門医

日本美容外科学会(JSAPS)会員

日本美容外科学会(JSAS)会員

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