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藤橋 政尭

2026.01.24

鼻孔縁下降術とは?|鼻の穴が目立つ原因と改善方法を解説

藤橋 政尭
監修医師
日本形成外科学会認定 形成外科専門医 藤橋 政尭

日本形成外科学会認定 形成外科専門医として外傷・再建・先天疾患など多くの症例に携わり、精密な手技と深い解剖学的理解を培ってきました。見た目の変化が心まで前向きにする――そんな美容の力を患者様にも届けたいという思いから美容外科の道へ。得意としているのは、目元治療全般や注入治療、たるみ治療など。患者様の理想に誠実に向き合う」という診療スタンスで、美しさにこだわった施術を提供しています。

こんにちは!

「自然な美を、信頼でデザインする。」

形成外科専門医の藤橋政尭です。

 

鼻整形のご相談の中でも意外と多いのが、「正面から見たときに鼻の穴が目立つ」というお悩みです。鼻筋や鼻先を整えても、鼻の穴の印象が強いと、どこかバランスの悪さが残ってしまいます。

そんなケースで有効なのが「鼻孔縁下降術」という手術です。

 

 

■ 鼻孔縁下降術の目的

鼻孔縁下降術は、正面から見たときの鼻の穴を目立ちにくくするための手術です。

鼻孔縁とは鼻の穴の縁の部分で、この位置を下げることで、正面や斜め前からの視点で鼻孔が隠れやすくなり、鼻の印象が自然になります。

左右差があって片側だけ鼻の穴が見えやすい場合にも有効です。

鼻孔縁下降術は単独で行うこともありますし、鼻尖形成や鼻中隔延長など、いわゆる「鼻フル」の手術と同時に行うこともあります。

鼻全体のデザインの中で、鼻孔縁の位置も一緒に調整することで、よりバランスの取れた仕上がりを目指します。

 

 

■ 鼻の穴が目立つ主な原因

鼻の穴が目立つ原因は、大きく分けて3つあります。

①小鼻が横に広がっている場合

小鼻が大きいと、その分鼻孔も引き伸ばされ、幅や丸みが強調されます。

 

②鼻先が上向きになっている場合

いわゆるアップノーズでは、正面から鼻孔が見えやすくなります。

軽度であれば鼻孔縁下降術のみで対応できますが、形状によっては鼻中隔延長を併用することもあります。

 

③鼻孔縁そのものが斜めや上向きにせり出している場合

アップノーズと似ていますが、構造的には別の問題で、アプローチも異なります。

 

 

■ このような方におすすめ

・正面から鼻の穴がドーム状に見える方

・鼻孔の左右差が気になる方

・鼻翼縮小後の形を整えたい方

・大きな鼻の穴を小さく見せたい方

などが適応になります。

特に「鼻筋や鼻先は悪くないのに、なぜか鼻の穴だけ気になる」という方は、鼻孔縁下降術が適していることが多いです。

 

 

■ 施術の実際

手術は鼻の内側を切開し、皮膚の下を剥離して鼻孔縁を引き下げます。

そのままでは皮膚が足りなくなるため、耳から採取した軟骨付き皮膚を移植する方法が主流です。

皮膚だけを移植すると後戻りしやすいため、軟骨を含めることで内部の支えを作り、位置を安定させます。

一方で、鼻尖形成や鼻中隔延長など、いわゆる「鼻フル」の手術と同時に行う場合は、軟骨付き皮膚ではなく軟骨のみを挿入する方法を選択することもあります。

この場合、変化はマイルドになりますが、鼻フルと同時に鼻孔縁のラインを整えることが可能です。

術後は移植組織の生着を促すため、鼻の内外にガーゼを固定し、約1週間圧迫します。

この期間の安静が結果を大きく左右します。

 

 

■ ダウンタイム・リスク

腫れや内出血、痛みは一般的な鼻手術と同程度です。

耳の傷は数週間赤みが出ますが、徐々に落ち着きます。

移植組織の突出、鼻毛の露出、左右差、後戻り、皮膚壊死などのリスクもゼロではありません。

特に生着期間中に強い圧がかかると壊死のリスクが高まるため、術後管理が非常に重要です。

 

 

■ まとめ

鼻孔縁下降術は、鼻の穴が目立つという繊細な悩みに対して有効な手術です。

鼻孔縁単体で行うこともあれば、鼻全体の手術と組み合わせて行うこともあり、症例に応じて軟骨付き皮膚移植か軟骨のみかを選択します。

鼻孔縁下降術は適応を見誤ると効果が出にくい手術でもあるため、構造を正しく評価した上で行うことが重要です。

 

 

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【プロフィール】

藤橋 政尭 (ふじはし まさたか)/形成外科専門医

形成外科専門医としての知識と技術を活かし、目元や鼻の手術、顔の脂肪吸引、糸リフト、ヒアルロン酸注入など、お顔全体の美容外科手術に幅広く対応。繊細なデザインが求められる切開手術や修正手術から、ダウンタイムの少ない注入施術・リフト系まで、患者様の理想に合わせた施術を心がけています。

自然な仕上がりとダウンタイムの最小化にこだわり、誠実なカウンセリングを通じて「任せてよかった」と思っていただける医療を追求しています。

「自然な美を、信頼でデザインする。」

そんな想いを大切に、日々の診療に取り組んでいます。

 

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【経歴】

2015年3月 昭和大学医学部医学科 卒業

2015年4月 昭和大学横浜市北部病院 初期臨床研修

2017年4月 昭和大学病院 形成外科

2017年10月 前橋赤十字病院 形成外科/美容外科

2019年4月 西尾市民病院 形成外科

2020年4月 昭和大学藤が丘病院 形成外科

2020年11月 太田西ノ内病院 形成外科/美容外科

2022年7月 東京労災病院 形成外科/美容外科  診療科長

2022年7月 R.O.clinic 非常勤、くさのたろうクリニック非常勤

2024年4月 銀座TAクリニック副院長

2025年11月 BIANCA CLINIC

 

【所属学会・資格】

日本形成外科学会 形成外科専門医

日本美容外科学会(JSAPS)会員

日本美容外科学会(JSAS)会員

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