下顎プロテーゼ
MANDIBULAR IMPLANT口ゴボや顎の引っ込みを美しく整え、シャープな横顔・フェイスラインへ
- 口元の突出・顎の後退を整え、上品で美しいフェイスラインを造る
- 顎の形に合わせた、自然な仕上がりのオーダーメイドプロテーゼ
- 口腔内からプロテーゼを挿入・抜去するため、外に傷を残さない術式
症例実績多数!美的バランスも重視した“オーダーメイドプロテーゼ”
顔の輪郭に大きな変化をもたらす下顎プロテーゼは、フェイスラインにお悩みやコンプレックスを抱える方にとって注目の施術です。しかしその一方で、安全性は認められているものの、シリコンプロテーゼという人工物を入れることに不安を覚える方も少なくありません。
ビアンカクリニックには輪郭形成に特化し、豊富な症例実績を持つ日本形成外科学会認定 形成外科専門医が在籍。下顎プロテーゼ施術では、解剖学的知識と多数の経験にもとづいた安全な手術と自然で美しいライン形成にこだわっています。
3Dシミュレーション(VECTRA®)×フェイスバランス診断によるオーダーメイドプロテーゼは、患者さま一人ひとりの骨格と皮膚、ご希望に合わせて形状・厚み・位置を細かく調整して作成。下顎プロテーゼで懸念されるようなさまざまな術後のリスクについても熟知していますので、万が一トラブルが起きた際にも冷静、かつ的確な対応が可能です。専門性の高い施術を受けたい、信頼できるドクターに執刀してもらいたいという方は、ぜひビアンカクリニックへお任せください。
料金表
PRICE LIST| 施術内容 | 通常料金 |
|---|---|
| 下顎プロテーゼ | 421,080円 |
| 下顎プロテーゼ抜去 | 179,080円 |
ダウンタイム
DOWNTIMEこんな人におすすめ
RECOMMENDED FOR:特徴
CHARACTERISTICS下顎プロテーゼとは
下顎プロテーゼとは、口の中を切開して下顎へシリコンプロテーゼを挿入し、顎先〜フェイスラインを整える整形手術。口元の突出や上顎前突(口ゴボ)、下顎後退(顎なし)が気になる方、フェイスラインを美しく整えたい方に適応のある施術です。
プロテーゼとは、人間の軟骨に近い性質を持つシリコン製の医療用人工軟骨のこと。耐久性に優れ、変形や変質が少ない素材で作られており、美容医療の現場でも広く用いられています。下顎に限らず、プロテーゼの挿入には「不自然に見えそう」「異物感が出そう」というイメージを持たれやすいですが、実際には自然な触り心地と見た目で違和感のない仕上がりを実感いただけます。
切開範囲が小さく、傷痕が目立たない
下顎プロテーゼは、外側の見える部分ではなく口腔内を切開して挿入します。そのため、傷痕が見える心配はありません。プロテーゼを入れていることを周囲に知られたくない方も安心して施術を受けていただけます。
また、切開する範囲もわずか2~3cm程度と小さいため、術後の腫れや内出血もできるだけ抑えることが可能。口を大きく開けても傷痕はほとんど目立ちません。口腔内は体の他の部位と比べて、腫れや傷の治りが早いという性質もあります。
【下顎プロテーゼ挿入後の過ごし方の注意点】
・シャワー:当日は首から下のみ可能、全身シャワーは翌日から可能です。固定用テープは、3日間濡らさないでください。洗髪も翌日からOK、入浴は術後3日目から可能です。
・洗顔:当日は拭き取り洗顔のみ可能、翌日から通常の洗顔が可能。
・メイク:翌日から可能、テープは3日間外せません。
・歯磨き:傷口を避ければ可能(「イ」や「ウ」の口は、極力しないよう注意)
※傷口はイソジンによるうがいを1週間継続し、清潔を保ってください。
・口を大きく開けたり、下唇を引っ張ったりすると傷の負担になるので控えてください。
・口をすぼめる動きも負担になるので、ストローの使用は控えてください。
・顔のマッサージ、歯の治療、うつ伏せ寝は1ヶ月控えてください。
・飲酒や長時間の入浴、激しいスポーツなど血行が良くなる行為は、腫れや内出血が強く出てくる場合があるので1週間控えてください。
・喫煙は1ヶ月間控えてください。
下顎プロテーゼ抜去にも対応
ビアンカでは、シリコンプロテーゼ挿入後の抜去も行っています(他院で挿入された方の、プロテーゼ抜去のみの施術も対応可能)。例えば、プロテーゼを入れたけれど理想と異なる仕上がりだった場合や、挿入後に変形やズレ、動いてしまうといった場合は、プロテーゼ抜去の適応となることがあります。とくに、術後に痛みや腫れがあり、感染症が疑われる場合には速やかに抜去を行いますので、すぐにお知らせください。
ただ、大前提としてシリコンプロテーゼは、事故などで強い衝撃を受けない限り、変形・変質することはありません。ビアンカでは下顎へのプロテーゼ挿入時に感染症などのリスクにも十分に配慮しています。
また、下顎プロテーゼの大きさが合わない場合にも、一度抜去し、プロテーゼの入れ替えが可能。挿入時と同様、口の中を切開して取り除くため、傷痕は外見上ほとんど目立ちません。
メリット
MERIT美しいフェイスライン・Eラインが目指せる
オーダーメイドのシリコンが自然になじみ、フェイスラインや横顔のEラインを美しく整えます。
口腔内からの挿入で傷痕が目立ちにくい
外側からではなく口の内側から小さく切開してプロテーゼを挿入するため、傷痕はほとんど目立ちません。
1回の手術で長期的な効果が期待できる
変形・変質しにくいシリコン製の下顎プロテーゼは挿入後に体内へ吸収されないため、長期的な効果が続きます。
おすすめポイント
RECOMMENDED POINTS日本人に多い顎のお悩みとは?
日本人は欧米人と比べて、下顎の骨が小さい人や顎が後退気味になりやすい人が多い傾向があります。こうした顎の特徴があると、顔が間延びして見えたり、口元が緩く見えたりと、見た目の印象にも大きく影響します。小さめの顎には「控えめで華奢な顔立ちになれる」「小顔に見える」などうれしい効果も期待できますが、あまりに小さすぎると出っ歯や二重顎に見えてしまうことも。下顎プロテーゼ挿入は、こうした日本人に多い顎のお悩みへアプローチし、長期的な効果が期待できる施術です。
顎へのヒアルロン酸注射との違いについて
これら2つには、次のような違いがあります。
<下顎プロテーゼ>
・体内に吸収されないため、効果が長期的に続く
・手術時間は約30分
・切開を伴うため、痛みや腫れなどのダウンタイムがある
<ヒアルロン酸注射>
・半年から2年程度かけて少しずつ体内に吸収されるため、定期的な再注入が必要
・施術時間は約10分
・痛みやダウンタイムが比較的少ない
どちらの施術もメリット・デメリットがあるため、ご自身のライフスタイルや仕上がりのご希望にあわせてお選びください。価格帯も異なるため、悩まれた際にはお気軽にご相談ください。
鼻や口周りの他施術とのコンビネーションも可能
ビアンカでは、下顎プロテーゼ挿入と鼻や口周りの施術を組み合わせることも可能です。例えば、患者さまのご要望にあわせて、次のような施術とのコンビネーションをご提案しております。
・顎ボトックス
・鼻プロテーゼ挿入(隆鼻術)
・小鼻縮小術
・唇へのヒアルロン酸注射
下顎プロテーゼのカウンセリングでは、正面からのフェイスライン、横からのEラインも見ながら、他のパーツも含めた理想的なバランスをご提案させていただきます。コンビネーション治療をご希望の方はカウンセリングにてご相談ください。
施術箇所
TREATMENT AREA下顎
施術の流れ
CONTENT OF TREATMENT医師の診察・カウンセリング
カウンセリングにてお悩みや仕上がりのご希望を伺い、医師が診察を行います。施術への不安や疑問点などあればお気軽にお尋ねください。また、他施術との併用をご希望の方もお知らせください。
デザイン
カウンセリングにて伺ったご希望と顔全体のバランスを踏まえつつ、オーダーメイドの下顎プロテーゼを作成します。まずは、3Dシミュレーション(VECTRA®)にて骨格に合うラインを可視化し、医師による触診やCT、レントゲンをもとに最適な形状・厚みを決定。デザインにもとづいて、いくつかの種類の既成品から選択して調整、またはセミオーダーにてプロテーゼを作成します。3Dシミュレーション(VECTRA®)などを活用して細かくデザインを調整することで、理想の仕上がりを目指せます。
施術
下顎プロテーゼの施術では、局所麻酔または笑気麻酔をします。ご希望があればリラックス麻酔、静脈麻酔も使用いただけます(プロテーゼ抜去の際も同様に麻酔を施します)。施術時間は、おおよそ30分。プロテーゼ抜去の場合は、20分程度です。
アフターフォロー
施術後、3日間(抜去の場合は24時間)は顎をテープで固定します。その後、ご自身で外してください。プロテーゼ挿入と抜去、ともに術後2週間で口腔内の抜糸をします。
また、ビアンカでは術後の経過診察やトラブル対応も徹底。口腔内切開部の状態やプロテーゼの安定性をチェックし、長期的なフォローを行います。術後、腫れや痛みがひどくなるなど何か異常が現れたときは、すぐにお知らせください。
Lifestyle Beautyを提案する。
目指すのは満足を超えた感動。
「もっと美しく健康に」という願いに応え、
患者様の幸せのために何ができるのか?
人生を輝かせるトータルビューティーの提供、
それが当院のポリシーです。
BIANCA行けば笑顔になれる。
そんな場所を目指しています。
【施術の内容】下顎プロテーゼ
【施術期間および回数の目安】通常1回 ※状態によって異なります。
【リスク・副作用等】痛み・腫れ・内出血・血腫・変形・感染症、創部離開、感覚の鈍さ、口の開けづらさ、プロテーゼによるアレルギー反応など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器、または承認された使用目的とは異なる用途での使用を行う場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと導入しています。
・同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
下顎プロテーゼのよくある質問
Q&A下顎プロテーゼの手術後、痛みはどのくらい続きますか?また、痛いときに和らげる方法はありますか?
個人差はありますが、痛みは1週間程度で落ち着いてきます。抗生剤や鎮痛剤の処方もありますので、ご安心ください。
下顎プロテーゼ挿入後、感染症や感覚の変化などのリスクはありますか?
プロテーゼは感染リスクの低い素材で作られていますが、感染症を引き起こす可能性もゼロではありません。その他、創部離開や口の開けづらさ、プロテーゼによるアレルギー反応などのトラブルも報告されています。
また、術中に細かな神経が一部損傷を受けると、一時的、または永続的に顎や唇の感覚が鈍くなったり、しびれが生じたりすることがあります。しかし、経験豊富な医師による手術であればリスクに配慮して施術を行うことが可能です。そしてしびれの症状も時間とともに消えていきます。
下顎プロテーゼ挿入後に骨吸収が起きることはありますか?
術後、骨に持続的な圧迫が加わることによって、多少なりとも骨吸収(骨が破壊・再構築する生理現象)が起きることがあります。適したサイズ・形のシリコンプロテーゼであれば、長い年月を経ても骨吸収による悪影響を及ぼすことはまずありません。しかし、サイズや形があっていない場合には、骨吸収によって挿入部位が凹むなどの変化が起こる可能性があります。
下顎プロテーゼ挿入後の通院は必要ですか?
経過観察のため、術後1〜2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の間隔でご来院をお願いします。
下顎プロテーゼ挿入によって、睡眠時無呼吸症候群が改善される可能性はありますか?
医学的に直接的な治療法ではありませんが、下顎の後退が関与する軽度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群では、顎の前方移動によって気道スペースが確保され、症状の軽減がみられる場合があります。ただし、症状改善を保証するものではありません。
下顎プロテーゼは歯列矯正や歯の治療への影響はありますか?
矯正器具を下の歯の外側に装着している場合は縫合不全になりやすいので、矯正が終了してからの方が望ましいです。2~3指分の開口ができれば手術は可能です。診察時に手術の適応を判断させていただきますのでご相談ください。
顎プロテーゼ 3Dシミュレーション(VECTRA®)は可能ですか?実際に手術を受ける前に仕上がりをイメージしたいです。
手術前には3Dシミュレーション(VECTRA®)などを活用し、横顔や正面から見たときの想定イメージを事前に確認いただいたうえで施術を行います。
下顎プロテーゼ挿入後にレントゲン検査やCT検査、MRI検査をしても問題はないですか?
レントゲン検査やCT検査、MRI検査は問題なく受けていただけますが、検査結果画像にはプロテーゼが写りこみます。