クマ取り(経結膜脱脂術)の経過は?腫れ・内出血・仕上がりを医師が解説【ビアンカクリニック】
こんにちは、ビアンカクリニックの大久保由有(おおくぼ ゆう)です。
今日は、目の下のクマやたるみを改善する「経結膜脱脂術(目の下クマ・たるみ取り)」についてお話しします。
腫れや内出血はどのくらい続くのか、どんな経過をたどるのか──
実際の症例をもとに、できるだけわかりやすくご説明しますね。
経結膜脱脂術とは?

経結膜脱脂術は、まぶたの裏側(結膜側)からアプローチし、目の下のふくらみの原因となる脂肪(眼窩脂肪)を除去する治療です。
皮膚表面を切らずに行えるため、傷跡が残らず、ダウンタイムが短いのが特徴。
加齢や生まれつきの脂肪の突出によってできたクマ・影・たるみを整え、自然で若々しい印象を取り戻すことができます。
クマやたるみができる原因
目の下のふくらみは、眼球の下にある脂肪(眼窩脂肪)が前方に押し出されることで生じます。
年齢とともに皮膚や筋肉の支えが弱くなり脂肪が下がることで、影クマやたるみが目立ち、疲れて見える・老けて見える印象につながるのです。
経結膜脱脂術は、まさにこの原因を取り除く治療。
さらに、膨らみがなくなることで涙袋が際立ち、目元全体が明るく見えるようになります。
経結膜脱脂術・手術の流れと特徴
経結膜脱脂術は、あっかんべーをしたときに見えるまぶたの裏側(結膜側)を数mmだけ切開して脂肪を除去します。
皮膚表面を傷つけないため、抜糸の必要もなく、外から傷跡が見えることもありません。
必要に応じて、ベビーコラーゲンや脂肪注入(コンデンスリッチファット)を組み合わせることで、ハリやなめらかさをより引き出すこともできます。
経結膜脱脂術の術後経過とダウンタイムまとめ
施術を受けるうえで知っておきたいのが「腫れや内出血はいつまで?」「仕上がりまではどれくらいかかるの?」といったポイント。
術後経過やダウンタイムについて、以下にまとめました。
| 時期 | 経過の目安 |
|---|---|
| 術後1〜3日 | 軽い腫れや内出血が出る場合があります。痛みは少なく、翌日から洗顔・シャワーが可能です。 |
| 術後4〜7日 | 腫れが落ち着き始め、内出血も徐々に薄くなります。メイクは翌日〜3日後から再開できます。 |
| 術後1〜2週間 | むくみが引き、自然な表情に。お仕事復帰の目安もこの時期です。 |
| 術後1ヶ月 | 腫れや赤みが完全に落ち着き、明るく若々しい目元に。涙袋の立体感が出て、目が大きく見えることもあります。 |
ダウンタイムの目安
-
腫れ・内出血:約1〜2週間
-
抜糸:不要(結膜側アプローチ)
-
テープ圧迫:24時間
-
メイク:翌日〜数日後から可能
経結膜脱脂術のメリットと注意点
経結膜脱脂術はもちろんメリットだけではありません。メリットと注意点をまとめました。
経結膜脱脂術のメリット
-
皮膚を切らないため傷跡が残らない
-
ダウンタイムが短く、翌日から軽いメイクも可能
-
クマや影が改善し、目元が自然に明るく見える
経結膜脱脂術の注意点
-
脂肪を除去した後、まれに皮膚のちりめんジワが目立つことがあります。(その場合は、ベビーコラーゲン注入や脂肪注入で調整可能です。)
-
脂肪取りすぎるとくぼみの原因になることも。(バランスの見極めが大切です!)
経結膜脱脂術の症例紹介

💴 目の下クマ・たるみ取り(経結膜脱脂術) 298,000円
⏳ 施術時間: 20分 😷 腫れ・内出血 10日間前後
⚠️ リスク: 窪み・血腫・シワが濃くなる
今回のモニター様のように、眼窩脂肪の膨らみのみで、眼窩の窪みが目立たない方は脂肪注入不要のケースが多いです。
「脂肪注入は必要ですか?というご質問をたくさんいただきます。必要な場合もありますが、元々の状態次第といえるでしょうて。
お悩みの場合は、まずは脂肪だけ除去して、後から脂肪注入を行うことも可能です。結果は同時でも別々に行っても変わりませんのでご安心ください。

💴 目の下クマ・たるみ取り(経結膜脱脂術) 298,000円
⏳ 施術時間: 20分 😷 腫れ・内出血 10日間前後
⚠️ リスク: 窪み・血腫・シワが濃くなる
こちらの患者様は脂肪注入は併用せず、経結膜脱脂術のみを行いました。
術後1ヶ月、凹凸が目立たなくなり、生き生きとした目元に仕上がりましたね。

💴 目の下クマ・たるみ取り(経結膜脱脂術) 298,000円
⏳ 施術時間: 20分 😷 腫れ・内出血 10日間前後
⚠️ リスク: 窪み・血腫・シワが濃くなる
脂肪に押しつぶされて隠れていた涙袋がぷっくり現れました。
下瞼の裏側からのアプローチなので、傷跡は表からは見えません。

💴 目の下クマ・たるみ取り(経結膜脱脂術) 298,000円
⏳ 施術時間: 20分 😷 腫れ・内出血 10日間前後
⚠️ リスク: 窪み・血腫・シワが濃くなる
あっかんべーした下瞼の裏側から余分な眼窩脂肪を取り除くことで、目の下がすっきりとしました。
皮膚のたるみが進んでいる方には「皮膚たるみ取り」脂肪を取るだけでは窪んでしまいそうな方には「脂肪注入の併用」など、ビアンカクリニックではそれぞれの方に合った治療法をご提案させていただきます。
目元のお悩みは遠慮なくご相談ください!

💴 目の下クマたるみ取り 298,000円
⏳ 施術時間: 20分 😷 腫れ・内出血 10日間前後
⚠️ リスク: 窪み・血腫・シワが濃くなる
目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪を適量除去することで、ご覧のようにスッキリとしたお目元に。
下瞼の裏側からアプローチするため、お傷は一切わかりませんね。
経結膜脱脂術と他の施術を併用した症例紹介

📍 目の下クマ・たるみ取り(経結膜脱脂術)/コンデンスリッチフェイス(CRF)目の下
💴 558,000円/⏳ 施術時間: 1時間
😷 腫れ・内出血 10日間前後/🏥 抜糸: 1週間後 (脂肪採取部)
⚠️リスク: しこり・左右差・血腫・凹凸・感染など
こちらの患者様は経結膜脱脂術と脂肪注入を併用したケースです。
目の下の膨らみは眼窩脂肪を適量除去し、太ももから採取したコンデンフリッチファットを注入することで、目周り〜ゴルゴラインの凹みを滑らかにしました。
皮膚の張り感も出て、かなり若々しくなりましたね。

📍目の下クマたるみ取り 298,000円
😷 腫れ・内出血 10日間前後
⚠️ リスク: 窪み・血腫・シワが濃くなる
📍ヒアルロニダーゼ 30,000円
💉麻酔: 表面麻酔選択可
😷DT: 腫れ・内出血 1週間程度
⚠️リスク: アナフィラキシー・感染など
こちらのモニター様は、過去に涙袋にヒアルロン酸を注入していました。
術前はヒアルロン酸のせいで目の下が膨らみ、浮腫んで見えます。眼窩脂肪も出ていて余計膨らみが助長されていました。
まずヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を分解し、その後目の下に現れた眼窩脂肪を適量除去した結果、ご覧の通りスッキリした目元に!
ヒアルロン酸が長年入っていると、ご自身は見慣れてしまい、不自然さに気付かれていない方も多いですが、このように見比べると差は歴然です。
まとめ|クマ取り(経結膜脱脂)の経過は自然でダウンタイムも短い
経結膜脱脂は、皮膚を切らずに目の下のクマ・たるみを改善できる治療です。
腫れや内出血は1〜2週間ほどで落ち着き、時間の経過とともにより自然な仕上がりに。
「クマを取りたいけど、ダウンタイムや経過が不安」という方も、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。
お顔のバランスや脂肪の状態を見ながら、最も自然で美しい仕上がりを目指します。







