二重埋没の施術方法。裏留めか表留めか。
こんばんはみなさん。
BIANCAのひめ先生です。
もうすぐ夏休みですね。
夏休みになると毎年、本当にたくさんの方が二重埋没希望で会いにきてくださいます。
(ちなみにわたくし、大手時代は埋没では最難関と言われる裏留めだけで1000けん、もちろん表留めはそれ以上経験しております。)
二重埋没を検討していても、
いろんな手術の仕方があって自分に合ったものがわからない方や
ついつい言われるがままに、一番高い施術選ぶこともあるかと思います。
そんなみなさんのために今日は二重埋没の術式の種類と
それぞれのメリットデメリットについてお話していますね。
BIANCA 明石仙姫医師プロフィール
幼少期を中国で過ごし中国語と韓国語と日本語を話すトリリンガル。名古屋大学医学部医学科を卒業後、糖尿病・内分泌内科を中心に内科に従事し内科専門医を取得しているため内科学に詳しい。その後大手の美容外科で外科手術や注入治療などを5000件以上経験し、都心部の院長を経験。手術では特に二重埋没やクマ治療などの目周り手術を得意とする。 現在はBIANCAクリニックで、美容外科・美容内科・美容皮膚科の全てを通して、外見だけでなく内面からもトータルにナチュラルに美しく輝くサポートをしている。
<所属学会・資格等>
・日本内科学会 内科専門医
・日本糖尿病学会
・日本美容外科学会
・日本抗加齢医学会
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まずは二重埋没は大きく分けて、裏留めと表留めがあります。
これは最後に結んだ糸玉をまぶたの裏にしまうか、表の皮膚の中にしまうかの違いです。
裏にしまえば、糸玉によるボコつきは皮膚から全く見れませんが、
いざ幅の変更を希望し、抜糸が必要になった場合は抜糸が難しくなる可能性があります。
(私自身は自分が行った二重埋没で抜糸ができなったことはありません)
裏どめの最大のメリットは、施術中に皮膚側に針が出てこない分、
腫れが最小限に抑えられ、直後からメイクも可能なのでダウンタイムを負担なく過ごすことが可能ということです。
またいわゆる、点留めという表現をするならば
裏留めは8点留めになるので、目頭から、目尻までかなり自由なデザインが可能です。
では次は表留め。
糸玉が皮膚側にあるというのは、デメリットですが、抜糸のしやすさではメリットになります。
また瞼板法という、瞼板と皮膚側を結ぶ埋没法は最もクラシックですが
挙筋を直接触らないので、眼瞼下垂などの心配がなく、長く愛されています。
瞼板法の最大のデメリットは基本は2点留であり、デザインが狭まることです。
点を増やすことは可能ですが、その分糸玉も増えるのでボコつきが少なからず気になります。
そこで最近流行っているのが、自然癒着法ですね。
糸玉は表側にきますが、裏留めのように拾う点が多い(6点)なので
希望のラインの自由度が上がります。
皮膚の表側に針が通るので、ダウンタイムは若干留めより長いですが、
瞼板法よりはダウンタイムは短く、糸玉も一個だけですの、ボコつきの心配もありません。
色々書いてきましたが、埋没法は絶対これがおすすめ!というものがなく
シミュレーションを行った上、メリットデメリットを理解し
ご自分で選択していただくのが一番です。