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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-12-02

豊胸にヒアルロン酸注射は危険?|ビアンカの美容外科医 雜賀 俊行が解説!

豊胸にヒアルロン酸注射は危険?|ビアンカの美容外科医 雜賀 俊行が解説!

 

こんにちは!ビアンカクリニックの銀座院院長を務める雜賀 俊行です。

 

「豊胸したいけど、手術はちょっと怖い…」という方の中には、手軽にできるヒアルロン酸注射を考える方もいるかもしれません。しかし実は、胸へのヒアルロン酸注射はリスクが高いといわれる方法です。

 

この記事では、なぜ豊胸にヒアルロン酸注射がダメといわれるのか、その理由と注意点をわかりやすく解説します。

 

豊胸にヒアルロン酸注射が向かない理由

 

手軽にバストアップできる方法として、ヒアルロン酸豊胸に興味を持つ方もいるかもしれません。しかし、実際にはさまざまなリスクが伴います。

 

まずは、豊胸にヒアルロン酸を使う際の具体的なリスクや制限について解説します。

 

体に吸収されるため効果が一時的

 

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分です。そのため、胸に注入しても数ヶ月~1年程度で体内に吸収され、ボリュームを長期間維持することができません。


さらに、胸を大きくするには他の部位よりも大量のヒアルロン酸が必要となるため、費用も高額になりやすいというデメリットもあります

 

注入量に制限がある

 

リスクを避けながら注入できるヒアルロン酸の限界量は、片胸あたりおよそ100cc程度です。これはおよそ2カップ分のボリュームアップに相当します。

 

大きなサイズを望む場合には十分ではなく、多く注入すればするほど不自然で硬い胸になってしまう可能性があります。ボリュームアップが目的の場合、ヒアルロン酸は不向きです。

 

仕上がりの質感が硬い

 

ヒアルロン酸豊胸では、胸をしっかり持ち上げ、なるべく長期間ボリュームを維持するため、硬さのある製剤を使用するのが一般的です。

 

その結果、仕上がりが硬く感じられることがあり、バストならではの自然な柔らかさを求める方には不向きとなる場合があります。

 

変形する可能性がある

 

胸に注入されたヒアルロン酸は、激しい運動やうつ伏せで寝るなどの圧力により移動することがあります。その結果、手術直後は理想的な形でも、時間の経過とともにいびつな形に変化してしまう事例も報告されています。

 

感染やしこり、石灰化などの可能性

 

ヒアルロン酸注射は注射のみの手軽な施術ですが、胸の皮膚は薄く、注入量が多いと感染やしこり、石灰化のリスクが高まります。しこりは一度できると溶かすことが難しく、最悪の場合は切除が必要になることもあります。

 

また、注入したヒアルロン酸がすべて吸収されるわけではなく、大量に注入した場合は一部がしこりとして永続的に残ることもあります。超音波検査でも、被膜に覆われたヒアルロン酸がしこりとして確認されることがあり、その場合ヒアルロニダーゼでの除去も簡単ではありません。

 

長期的にトラブルを抱えるリスクがあることは、しっかり理解しておく必要があります。

 

乳がん検診の妨げになるリスク

 

胸は乳腺や脂肪、筋肉など複雑な構造を持つ部位です。ヒアルロン酸が乳腺や周囲組織に入り込むと、将来的な乳がん検診やマンモグラフィーで正確な診断が難しくなる可能性があります。

 

注入されたヒアルロン酸が腫瘤のように見え、誤診の原因になることもあるため、検診を受ける際には医師に注入歴を必ず伝える必要があります。

 

ヒアルロン酸豊胸が禁止されている国もある

 

実際に、アメリカやフランスなどでは胸へのヒアルロン酸注射の施術が制限または禁止されています。

 

これは、乳がん検診の妨げになる可能性や、慢性炎症・異物性肉芽腫・皮膚潰瘍など健康リスクが指摘されているためです。

 

安全性に配慮した豊胸手術を選ぶならシリコンバッグや脂肪注入

 

ビアンカクリニックでは、安全かつ確実にバストアップを目指すため、患者さまの希望や体型に合わせた豊胸術をご提供しています。

 

当院の主な豊胸手術は以下の通りです。

 

  • プリザベ(シリコンバッグ豊胸)…体への負担にできる限り配慮しながら、自然なボリュームアップを目指す豊胸術です。筋肉・神経・血管・リンパ管など乳房組織を温存しながら行うため、低侵襲な術式のため回復が早く、日常生活への復帰もスムーズ。ナチュラル志向の方に選ばれやすい施術です。
  • シリコンバッグ豊胸…シリコンバッグを胸に挿入する方法です。サイズや形状を自由に選べるため、理想のバストラインをデザインしやすく、長期的に安定した仕上がりが期待できます。自然な手触りを保ちながら理想のボリュームを実現できるのが特徴です。
  • コンデンスリッチ脂肪注入豊胸…自身の脂肪を採取・濃縮して胸に注入する方法です。自分の脂肪を使うためアレルギーや拒絶反応の心配が少なく、柔らかく自然な感触のバストをつくることができます。吸収される脂肪もありますが、術前のデザインに基づき注入することで、自然で美しいラインを実現可能です。
  • ハイブリッド豊胸…シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせた方法で、ボリュームと自然な柔らかさを両立できます。シリコンバッグでしっかりサイズを出しつつ、脂肪注入でバッグ周囲をカバーすることで、より自然で滑らかな胸の仕上がりが可能です。

 

これらの方法から希望や状態により適した施術を提案させていただきます。

 

▷ビアンカで行っている豊胸手術について詳しくはこちら

 

豊胸治療は長期的な視点で選ぶことが大切

 

ヒアルロン酸注射は手軽な印象がありますが、胸のように大きなボリュームを求める部位ではリスクが比較的高く、安易に選ぶと後悔につながる可能性があります。

 

胸は一度手術を行うと、その後のライフスタイルや授乳、年齢による変化にも影響します。だからこそ、長期的な視点で施術方法を選ぶことが重要です。

 

ビアンカクリニックでは、患者さま一人ひとりの体型やライフスタイル、希望に合わせた豊胸術をご提案。手術後の経過や将来的な変化まで見据え、安心して理想のバストを手に入れていただけるようサポートします。

 

▶ビアンカクリニックの「豊胸手術」詳細・ご予約はこちら!

 

雜賀 俊行(さいが としゆき)医師プロフィール
https://biancaclinic.jp/doctor/saiga/

心臓血管外科医としてのキャリアを経て、美容外科医へ転身。繊細で難易度の高い血管手術で培った確かな技術力を基盤に、安全性に配慮した精度の高い美容医療を提供している。ビアンカ入職後は、豊胸・脂肪吸引・輪郭形成(注入治療)など、患者一人ひとりの理想を形にする施術を追求。

 

日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医 、日本抗加齢医学会所属、VASER Lipo認定医として、医学的根拠に基づく治療と自然な美しさの両立を大切にしている。2025年にはBIANCA CLINIC銀座院の院長に就任し、”何が最も患者さまのためになるか”をモットーとしながら患者の悩みや理想に寄り添う施術を多数行っている。

 

<雜賀 俊行医師の診療内容>

◆脂肪吸引
◆豊胸全般
◆小顔治療
◆目周り手術全般(二重整形、ハムラ法、眉下切開など)
◆注入治療全般
◆肌治療全般

 

<所属学会・資格等>

◆日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
◆日本抗加齢医学会
◆VASER Lipo認定医

 

<雜賀 俊行先生にまつわる情報はこちらからもチェック>
雜賀 俊行医師のインスタグラムアカウント(@saiga_toshiyuki_)はこちら
ビアンカクリニックの公式インスタグラムアカウント(@biancaclinic)はこちら

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