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コラム

2026.07.19

アドバテックスレーザーとは?期待できる効果・メリット・デメリットを分かりやすく解説

横山 歩依里
監修医師
横山 歩依里

「病気を治す」こと以上に、「人生をより豊かに、美しくする」お手伝いがしたいという想いから美容医療の道へ。得意施術は、ヒアルロン酸・ボトックス・糸リフト。その人らしさや上品で自然な美しさを引き出す施術を提供しています。皮膚科だけでは改善が難しい目元の悩みにも外科手術で対応し、皮膚科と外科の融合でトータルに顔のバランスを整えます。3度の海外留学経験があり、英語での診療にも対応可能です。

アドバテックスレーザーとは?効果や特徴を解説|BIANCA CLINIC|銀座・表参道の美容皮膚科

 

アドバテックスレーザーとは、589nmと1319nmという2つの波長で、赤みやニキビ、毛穴などの肌悩みにアプローチするレーザー施術です。

 

診察をしていると、「赤みも気になるし、ニキビもできるし、毛穴も目立つし……結局どれから治療すればいいんですか?」というご相談を本当によく受けます。

 

肌の悩みって、一つだけということはあまりなくて、いくつかが絡み合っていることのほうが多いんですよね。

 

そんな複合的な悩みにアプローチできるのが、「アドバテックスレーザー」です。

 

今日は、アドバテックスレーザーの仕組みや効果、注意しておいてほしい点まで、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の医師がまとめて解説していきます。

アドバテックスレーザーとはどのような施術ですか?

アドバテックスレーザーは、589nmと1319nmという2つの波長を単独または組み合わせて照射する多機能レーザー施術です。

 

アドバテックスレーザー(ADVATx®)機械画像

589nmと1319nmの2波長を搭載

アドバテックスレーザーは、589nmと1319nmの波長を搭載した医療用レーザー機器です。肌の悩みや照射部位に応じて、どちらか一方の波長を使用するほか、2波長を組み合わせて照射します。

 

これは赤色に反応しやすい性質を持っていて、血液中のヘモグロビンやニキビに関係する成分と相性がいいんです。

 

なので、赤ら顔や毛細血管が透けて見えるような状態、炎症を起こしているニキビ、ニキビ痕に残った赤みなどに使うことが多い波長になります。

 

1319nmのレーザーは、589nmよりもう少し深いところまで熱を届けられる波長です。真皮に熱刺激を与えることでコラーゲンの産生をサポートしたり、皮脂の分泌に働きかけたりする目的で使います。

 

この2波長を1台でカバーできるという点が、アドバテックスの一番の強みだと考えています。

肌への刺激に配慮した照射方式

アドバテックスは、ソフトパルシング方式という照射方法を採用しています。強いエネルギーを一気に当てるのではなく、細かいパルスに分けて連続照射するイメージです。

 

この方式のおかげで、施術中の痛みや熱感、施術後の肌への負担は比較的抑えやすい設計になっています。

 

とはいえ、感じ方は本当に人それぞれで、「思ったよりぽかぽかする」「ピリッとした」という声もあれば、「あまり気にならなかった」という方もいらっしゃいます。

 

出力や照射部位によっても変わってくるところです。

同じ「赤み」でも、当て方は一人ひとり違う

これは診察のたびに感じることなのですが、同じ「赤み」というご相談でも、原因はかなりバラバラです。

 

血管そのものが拡張しているのか、ニキビの炎症によるものか、それとも色素沈着なのか。細い血管がピンポイントで気になる場合は、範囲を絞ったスポット照射をご提案することもあります

 

ビアンカクリニックでは、医師が肌の状態を確認し、悩みや治療歴を踏まえて波長や照射範囲を判断しています。アドバテックスレーザーの詳しい施術内容は、施術ページをご確認ください。

 

アドバテックスレーザーの施術ページ

アドバテックスレーザーでどのような効果が期待できますか?

アドバテックスレーザーでは、ニキビや赤み、毛穴、皮脂、ハリ・ツヤ不足などへの効果が期待できます。

 

ビアンカクリニックのアドバテックスレーザー(ADVATx®)施術中の画像
期待できる効果を整理すると、だいたい次のようなイメージです。

  • 炎症性ニキビやニキビ痕の赤みのケア
  • 赤ら顔や毛細血管拡張へのアプローチ
  • 過剰な皮脂や毛穴の目立ちのケア
  • 肌のハリ・ツヤやキメの改善
  • 小ジワへのアプローチ
  • 炎症後色素沈着などの色調へのアプローチ

ニキビやニキビ痕の赤みをケアする

589nmの波長は、炎症性ニキビやニキビ痕に残る赤みへの照射に使われます。ニキビに関わるポルフィリンという成分への作用や、炎症を鎮める働きも期待されている波長です。

 

1319nmのほうは皮脂分泌に働きかけるので、「今あるニキビをケアしたい」というだけでなく、「そもそもニキビができにくい肌を目指したい」という方にも使うことがあります。

 

ただ、ニキビの原因は生活習慣やホルモンバランスなど複数絡んでいることが多く、レーザーだけですべてが解決するわけではありません。あくまで治療の選択肢の1つとして捉えていただけたらと思います。

赤ら顔や毛細血管の目立ちに

589nmはヘモグロビンに吸収されやすいという性質があるため、拡張してしまった毛細血管や、血管に由来する赤みへの照射に向いています。

 

赤ら顔、毛細血管拡張、老人性血管腫などが治療の対象になることがあります。

 

ただし赤みの原因は血管だけとは限らず、炎症や別の皮膚疾患が関係しているケースもあります。

 

「たぶんこれだろう」と自己判断せず、一度診察でしっかり原因を見極めるようにしましょう。

毛穴やハリ・ツヤ不足に

1319nmによる真皮への熱刺激は、コラーゲンの産生をサポートする働きがあります。ハリやツヤ、キメ、小ジワ、毛穴の目立ちなどを整える目的で使われる波長です。

 

効果の出方や必要な回数は、肌の状態や目的によって本当にさまざまです。

 

悩みが複数ある方でも、すべてを同じ出力・同じ波長で一気に照射するわけではなく、診察の中で「まず何を優先して整えていくか」を一緒に決めていきます。

アドバテックスレーザーのメリット・デメリットは何ですか?

アドバテックスレーザーは複数の肌悩みを治療できる一方、赤みや腫れ、熱傷などのリスクがあります。

アドバテックスレーザーのメリット

      • 2波長を肌悩みに応じて使い分けられる
      • 赤みと肌質の悩みを同時に治療できる場合がある
      • 狭い範囲へのスポット照射にも対応できる
      • 痛みやダウンタイムに配慮した照射方式である

アドバテックスレーザーのメリットは、血管由来の赤みが得意な589nmと、真皮や皮脂に働きかける1319nmを1台でまかなえる点です。

 

赤み、ニキビ、皮脂、毛穴、ハリ不足など、原因の異なる悩みに対して、照射内容を調整しながら対応できます。

 

全顔や鼻・頬といった部分照射はもちろん、毛細血管拡張や血管腫のようにピンポイントで気になる部分へのスポット照射をご提案することもあります。

 

ソフトパルシング方式によって、施術後の赤みや腫れにも配慮しながら照射できる点も、私自身よく患者さまにお伝えしているポイントです。

アドバテックスレーザーのデメリット・注意点

      • 照射後に赤みや腫れが出ることがある
      • 熱感やピリッとした刺激を感じる場合がある
      • 一時的な肌荒れやニキビの悪化が起こる場合がある
      • 1回の施術では希望する変化を得られないことがある

アドバテックスレーザーは肌への負担に配慮した施術ですが、ダウンタイムや副作用がないわけではありません。照射後、数時間から数日程度の赤みや腫れが見られることがあります。

 

肝斑や色素沈着への使用を検討する場合もありますが、肌の状態や照射条件によっては刺激がかえって症状に影響してしまう可能性もゼロではありません。

 

「自分は施術を受けても大丈夫なのかな」「施術後はどのくらいで元の状態に戻るんだろう」と気になる方は、遠慮なくカウンセリングで聞いてくださいね。その場でお答えします。

よくある質問

アドバテックスレーザーの基本的な用途や仕組み、カウンセリング・予約方法に関する疑問へ回答します。

Q. アドバテックスレーザーはどのような肌悩みに効果が期待できますか?

A. 炎症性ニキビやニキビ痕の赤み、赤ら顔、毛細血管拡張、毛穴、皮脂、ハリ・ツヤ不足などへの効果が期待できます。適した波長や照射方法は、肌の状態によって異なります。

Q. アドバテックスレーザーは1回でも効果を感じられますか?

A. 効果の現れ方には個人差があり、1回の施術で変化を感じる方もいますが、肌悩みによっては複数回の施術が検討されます。2~4週間間隔で3~5回程度の施術を目安としています。

Q. アドバテックスレーザーの効果はいつ頃から感じられますか?

A. 効果の現れ方には個人差がありますが、施術後数週間かけて少しずつ変化を感じていきます。

Q. アドバテックスレーザーの施術中に痛みはありますか?

A. 照射時に温かさやピリッとした刺激を感じることがあります。痛みの感じ方は、照射部位や出力、個人の感覚によって異なります。痛みが不安な方は事前に医師へご相談ください。

Q. アドバテックスレーザーを受けられない場合はありますか?

A. 妊娠中・授乳中の方、光への感受性が高い方、施術部位に感染性の皮膚疾患がある方などは施術を控えていただいています。既往歴や治療歴も含め、事前に医師へお伝えください。

アドバテックスレーザーが気になる方は医師へ相談を

アドバテックスレーザーを検討する際は、赤みやニキビの原因を診断し、適切な波長と照射方法を選ぶことが大切です。

 

アドバテックスレーザーは、2種類の波長を使い、ニキビや赤み、毛穴、ハリ不足などへ働きかける施術です。複数の肌悩みを同時に治療できますが、適した波長や照射方法は肌の状態によって異なります。

 

 

BIANCA CLINICでは、医師が肌の状態や治療歴を確認したうえで施術内容を検討します。アドバテックスレーザーを検討している方は、カウンセリングでご相談ください。

 

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