コラム
2026.08.23
リトゥオの目の下への効果|クマ・小ジワ・くぼみへの施術を医師が解説
美容皮膚科と美容外科の両側面から治療に従事し、「患者様のためになること」を第一優先に、自然で上品な美しさを追求するオールラウンダーな医師です。日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医でもあります。ヒアルロン酸注射、糸リフト、小顔手術を得意とし、ARTEMISLIFT(アルテミスリフト)・ハイドロ・リジュランのKOL(キーオピニオンリーダー)を務める実力派。常に最新トレンドに敏感で、知識と技術の探究に励んでいます。

リトゥオは、目の下の小ジワやハリ低下、クマ・くぼみなどに使用される注入治療です。目元の状態や原因を見極め、適した治療を選ぶことが大切です。
「リトゥオは目の下にも使える?」「クマや細かなシワにはどのくらい向いている?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
リトゥオ(Re2O・ブナジュ)は、ヒト無細胞真皮マトリックス(hADM)を主成分とするコラーゲン製剤です。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)では、目元の悩みを「クマ」「シワ」とひとくくりにせず、皮膚の状態やくぼみ、脂肪のふくらみなどを確認しながら治療を検討しています。ここでは、目の下へのリトゥオの効果や、ほかの注入・外科治療との選び方まで解説します。
リトゥオは目の下のどんな悩みに使えますか?
リトゥオは、リトゥオは、目元の細かなシワやハリ不足、クマ・くぼみが気になる場合に選択肢となる注入治療です。適応は目元の状態を診察して判断します。
笑っていないときも目元の細かなシワが気になる
「笑ったときだけでなく、何もしていないときも目の下に細かな線が残るようになった」というご相談は、目元治療を検討するきっかけのひとつです。
リトゥオは、肌を支えるコラーゲンなどの成分を補いながら、目元のハリや質感を整えていく治療です。大きくボリュームを足すのではなく、肌そのものを整えたい場合に選択肢となります。
クマやくぼみで疲れた印象に見える
「しっかり寝ているのに疲れて見える」「目の下の影が気になる」と感じる場合、クマやくぼみが影響していることがあります。
リトゥオは目の下にも使用できますが、クマの原因はひとつではありません。肌の薄さや色、くぼみ、脂肪のふくらみなど、何が影をつくっているのかによって適した治療は変わります。
そのため、「クマだからリトゥオ」と決めるのではなく、まずは目元の状態を確認することが大切です。
目元全体がしぼんだように見える
年齢とともに、「以前より目元にハリがなくなった」「なんとなく元気のない印象になった」と感じる方もいます。
こうした変化では、単純なボリューム不足だけでなく、肌そのものの質感が関係している場合があります。リトゥオは、目元を大きく変えるのではなく、肌の土台から整えたいときに検討する治療のひとつです。
目元だけでなく、リトゥオで期待できる肌全体への変化や、効果を感じる時期・施術回数・持続期間については、「リトゥオにはどんな効果がある?効果を感じる時期・回数・持続期間まで医師が解説」で詳しく解説しています。
症例写真で見るリトゥオの目の下治療①

施術期間・回数:左:術前 右:術後1.5ヶ月
※本グラフは、同年代と比較した肌状態の順位(パーセンタイル)を示したものです。黄色が施術前、紫が施術後1.5ヶ月時点の評価となります。施術後はスコアの上昇が認められ、シワの状態が同年代と比較してより良好な水準へ改善していることが確認できます。
副作用・リスク:腫れ、赤み、むくみ、微小な結節など
費用:1回 115,500円、表面麻酔代:3,630円
※症例写真は一例です。施術の効果や経過には個人差があります。
目の下にリトゥオを使うと、なぜ自然な変化を目指せるのですか?
リトゥオは、大きなボリューム形成ではなく、肌を支える成分を補って目元の質感を整えることを目的とした治療です。
肌を支える成分を補い、目元の質感を整える
リトゥオは、ヒト真皮由来のhADMを用いた注入治療です。コラーゲンやエラスチンなど、肌を支える成分を補いながら、ハリや質感を整えていきます。
ここで大切なのは、「目の下を膨らませる治療ではない」という点です。目元の印象を大きく変えるのではなく、肌そのものの状態を整えることを目的としています。
リトゥオの詳しい成分や仕組みについては、「リトゥオ Re2O(ブナジュ)とは?期待できる効果・メリット・デメリットを分かりやすく解説」で解説しています。
目元は少しのボリューム差でも印象が変わりやすい
目元の注入治療で私が特に意識しているのは、製剤選びだけではありません。
目の下は、わずかなふくらみやくぼみの違いでも、顔全体の印象が変わりやすい部位です。だからこそ、どこへ、どの深さで、どの程度注入するのかを細かく考える必要があります。
ビアンカクリニックでは、医師が肌状態や目元のバランスを確認しながら、注入する位置・深さ・量を調整しています。
ボリュームを補う治療とは役割が異なる
同じ「目の下が気になる」というお悩みでも、肌のハリ不足が中心なのか、くぼみによる影が中心なのかで治療は変わります。
肌質を整えることを目的とするリトゥオと、くぼみやボリューム不足を補うヒアルロン酸では、治療の役割が異なります。
どちらが優れているということではなく、今の目元に何が必要なのかを見極めて選ぶことが大切です。
目の下のクマ・シワ・くぼみは、リトゥオだけでよいとは限りません
目の下の悩みは、皮膚・くぼみ・脂肪・色など原因が異なります。リトゥオ以外の注入治療や外科治療が適する場合もあります。
目の下の悩みは原因を見極めることが大切
診療でも、「目の下のシワが気になっているけれど、施術がたくさんあって何を選べばいいのか分からない」と迷われる方がいらっしゃいます。
実際、目元治療にはリトゥオ、ベビーコラーゲン、ヒアルロン酸などの注入治療に加え、外科治療までさまざまな選択肢があります。
だからこそ、最初に施術名を決めるのではなく、「何が目元の悩みにつながっているのか」を整理することが大切です。
リトゥオ・ベビーコラーゲン・ヒアルロン酸の使い分け
目元の注入治療には、リトゥオ以外にも複数の選択肢があります。
ベビーコラーゲン系の製剤は、目元の小ジワやクマ、ほうれい線など、自然な印象を目指す治療に使用されます。一方、くぼみやボリュームロスが主な原因であれば、ヒアルロン酸注射が選択肢として挙げられるでしょう。
大切なのは「目の下だからこの製剤」と決めることではありません。どの層に、何を補う必要があるのかを診察で確認して治療を選びます。
目の下の悩みの原因に合わせて注入・外科治療を選択
目の下の脂肪が前方へ突出して影を作っている場合や、皮膚のたるみが強い場合は、注入治療だけでは十分な変化を目指しにくいこともあります。
こうしたケースでは、経結膜脱脂術や裏ハムラ法、下瞼たるみ取りなど、外科的なアプローチが選択肢になります。
ビアンカクリニックでは、美容皮膚科の注入治療だけで考えるのではなく、必要に応じて美容外科的な方法も含めて検討可能です。
「リトゥオを受けたい」という希望があっても、別の方法が適していると考えられる場合には、その理由も含めて治療の選択肢をご説明します。
症例写真で見るリトゥオの目の下治療②

施術期間・回数:左:術前 右:術後1ヶ月
※本グラフは、同年代と比較した肌状態の順位(パーセンタイル)を示したものです。黄色が施術前、紫が施術後1ヶ月時点の評価となります。施術後はスコアの上昇が認められ、シワの状態が同年代と比較してより良好な水準へ改善していることが確認できます。
副作用・リスク:腫れ、赤み、むくみ、微小な結節など
費用:リトゥオ Re2O (ブナジュ):1回 110,000円、表面麻酔代:3,630円
※症例写真は一例です。施術の効果や経過には個人差があります。
リトゥオを目の下に注入したあとのダウンタイムと注意点
目の下へのリトゥオ施術後は、赤み・腫れ・むくみ・内出血などがみられることがあります。経過には個人差があります。
赤み・腫れ・むくみ・内出血
リトゥオ施術後は、注入部位に一時的な赤み、腫れ、むくみが出ることがあります。また、針やカニューレを用いるため、まれに内出血が起こる場合も。
軽い赤みや腫れは数時間〜数日程度で落ち着き、内出血が出た場合は1〜2週間ほどかけて徐々に目立ちにくくなっていきます。
メイクや入浴など施術後の過ごし方
施術した部分を除けば、メイクは当日から行えます。シャワーは当日から可能ですが、入浴は翌日以降が目安です。
施術当日は、激しい運動や飲酒、長時間の入浴、施術部位への強いマッサージなどは控えましょう。
目元だからこそ気をつけたいこと
目の下は変化が目立ちやすい部位のため、大切な予定の直前に施術する場合は余裕を持ったスケジュールをご計画ください。
とくに内出血は赤みより長く残る場合があります。撮影やイベントなどの予定がある方は、施術日について事前に医師へご相談ください。
赤み・腫れ・むくみ・内出血の経過や、施術後の過ごし方について詳しく知りたい方は、「リトゥオ(Re2O)のダウンタイムは何日?症状・経過・施術後の注意点を医師が解説」も参考にしてください。
リトゥオの目の下治療に関するよくある質問
リトゥオを目の下へ使用する際のクマ・小ジワへの効果、ヒアルロン酸との違い、仕上がりや痛みについてお答えします。

Q. リトゥオは目の下のクマにも使えますか?
A. リトゥオは目の下のクマに使用することがあります。ただし、クマには色素・血流・くぼみ・脂肪の突出など複数の原因があるため、診察で原因を確認して治療方法を検討します。
Q. リトゥオは目の下の小ジワにも効果が期待できますか?
A. 目周りの細かなシワはリトゥオの施術対象のひとつです。ECM構成成分を補い、ハリや肌質を整えることを目指せますが、効果の感じ方には個人差があります。
Q. リトゥオとヒアルロン酸では目の下へのアプローチが違いますか?
A. 目的が異なり、状態によって使い分けます。リトゥオは肌の土台を整えることを目的とし、ヒアルロン酸はくぼみやボリューム不足を物理的に補う目的で使用されます。
Q. 目の下にリトゥオを注入すると不自然になりませんか?
A. リトゥオは大きなボリューム形成を主目的とした製剤ではありません。ただし、目元は繊細な部位のため、仕上がりには注入する位置や量なども関係します。診察のうえで治療設計を行います。
Q. 目の下へのリトゥオ注入は痛いですか?
A. 注入治療のため、針を刺す際の刺激や圧迫感を感じることがあります。当院では表面麻酔やマイクロカニューレを使用し、負担に配慮していますが、痛みの感じ方には個人差があるため、心配な方はご相談ください。
目の下の悩みは、原因を見極めて自分に合った治療を選びましょう
リトゥオは、目の下の細かなシワやハリ低下、クマ・くぼみなどに使用されるスキンブースターです。一方、目元の悩みには、皮膚の状態だけでなく、くぼみや脂肪のふくらみ、たるみなどさまざまな原因があります。
そのため、リトゥオだけでなく、ベビーコラーゲンやヒアルロン酸などの注入治療、必要に応じて外科治療まで含めて考えることが大切です。
BIANCA CLINICでは、目の下がどのような原因で気になっているのかを確認し、希望する仕上がりも踏まえてアプローチ方法を検討します。リトゥオが自分の目元に合うのか迷っている方も、カウンセリングでご相談ください。