クマ治療の正解とは。脱脂?脂肪注入?ハムラ?
みなさんこんばんは。
BIANCAのひめ先生です。
前回に引き続き、今回はそれぞれのクマに対する治療に関して説明していきます。
今回はヒアルロン酸やベビーコラーゲンなどの注入治療以外でお話ししていこうと思います。
クマ治療といえばやはり、脱脂、脂肪注入、ハムラ法が
一番みなさん聞いたことあると思いますし
スタンダード治療になっていると思います。
脱脂は膨らんでいる脂肪があり、
その障害物のせいで影ができてしまし黒クマが目立つ方が適応となります。
膨らみが軽度で、その膨らみの下の窪み(ティアトラフと言います)も無いような方は
脱脂だけで綺麗になることもあります。
次は脂肪注入。
脂肪注入は脱脂後のボリュームロスで窪んで見えるところや
ティアトラフからゴルゴにかけての窪み注入し、影を消すのに有効です。
またボリュームアップ目的ではなく
皮膚の裏から透けて見える血流や眼輪筋による青クマや赤クマに対して
透けて見えないように壁を作り、脂肪幹細胞による皮膚の厚みアップ目的に
脂肪注入(ナノファット)は有効です。
最後がハムラ法です。
ハムラ法は弛んだ皮膚の切除が必要な場合は
皮膚の表からアプローチする表ハムラと
皮膚表面には全く傷を残さず瞼の裏側からアプローチする裏ハムラがあります。
膨らんだ脂肪を取り出すのではなく
窪んでいる箇所や、尾側へ移動させることによって
膨らみによる影やティアトラフの窪みによる影(黒クマ)の改善
圧力を分散させることによって透けて見えるる血流や眼輪筋(青クマや赤クマ)
の改善が可能です。
今回はクマ取りの実際の手術の種類と適応をお話ししました。
ポイントはそれぞれの手術が
これが良くてこれが悪いというものではなく
どの手術も行っているクリニックやドクターのもとでさまざまなお話を聞いた上で
自分が納得する手術をチョイスすることが大事です。
こちらの症例写真はともこ先生の脱脂+脂肪注入。
綺麗すぎてうっとりしますね。