シミの種類と治療法を徹底解説!自分のシミに合ったケアを見つけよう
みなさんこんにちは。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)のひめ先生、こと明石仙姫です。
「シミを消したい」「何を使っても薄くならない」──そんなお悩み、よく聞きます。
でも実は、“シミ”と一言であらわしても、種類がいくつもあるんです。
原因も、できる場所も、治療のアプローチもまったく違います。
今回は、代表的な6種類のシミの特徴と、それぞれに合った治療法をわかりやすくまとめました。
まずは自分のシミタイプを知ることから始めましょう!
シミの種類はおもに6つ!
シミの原因はひとつじゃありません。
紫外線、ホルモン、摩擦、炎症……それぞれの背景によって見た目も対処法も変わります。
① 肝斑(Melasma)
30〜50代の女性に多く、ホルモンバランスの乱れが大きく関係しています。
両頬の高い位置に左右対称で現れることが多く、紫外線や摩擦でも悪化しやすいタイプ。
レーザー治療の種類によっては逆に濃くなることもあるため、まずは正確な診断が何より大切です。
② ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
皮膚の深い層(真皮)にある色素が原因で、青み・グレーっぽく見えるのが特徴です。
頬に左右対称で出るため、肝斑と間違えやすいですが、トーニングで反応しないときはADMの可能性大。
③ 雀卵斑(そばかす / Freckles)
遺伝性が強く、10代の頃から目立つ方も多いタイプ。
鼻の上から両頬にかけて細かく散らばり、紫外線を浴びると濃くなります。
若い頃からのお悩みでも、レーザーやIPLで改善が期待できます。
④ 老人性色素斑(日光黒子 / Age Spots)
いわゆる“シミ”と呼ばれる最も一般的なタイプ。
紫外線によるダメージが原因で、顔・手・首など、日が当たる部分にできます。
年齢とともに増えるため、肝斑との併発が多いのも特徴です。
⑤ 脂漏性角化症(Seborrheic Keratosis)
“老人性イボ”とも呼ばれるタイプ。
最初は平らなシミでも、時間とともに盛り上がってくるのが特徴です。
顔以外にもできやすく、レーザーや電気メスでの除去が一般的です。
⑥ 炎症後色素沈着(PIH)
ニキビや虫刺されの跡、擦りすぎた肌にできる“残りシミ”。
一度できるとしつこく残ることが多いため、刺激を避けるスキンケアが大切です。
保湿+ハイドロキノンやピーリングなど、穏やかにケアするのがポイント。
シミの種類別おすすめ治療法
種類によって、効く治療はまったく違います。
ビアンカクリニックでは多くの場合、肌診断をもとに複数の治療を組み合わせています。
シミの種類 | 主な治療法 | ポイント |
---|---|---|
肝斑 | トラネキサム酸内服・ハイドロキノン・ピコトーニング | 強いレーザーはNG。優しいアプローチが基本 |
雀卵斑 | IPL・ピコレーザー | 比較的反応が早く、トーンアップも実感しやすい |
老人性色素斑 | ピコレーザー・ヤグレーザー・IPL | 肝斑との併発を見極めて治療を選択 |
脂漏性角化症 | 炭酸ガスレーザー・電気メス | イボ状の盛り上がりをピンポイントで除去 |
ADM | Qスイッチルビーレーザー | 深層の色素にアプローチ。根気よく続けることが大切 |
炎症後色素沈着 | ハイドロキノン・ピーリング | 摩擦を避けて、少しずつトーンを整える |
シミ治療でいちばん大事なのは“見極め”
実際の診察では、複数のシミが混在しているケースがとても多いようです。
たとえば「肝斑+老人性色素斑」や「ADM+炎症後色素沈着」など。
見た目が似ていても、治療のアプローチは全然違います。だからこそ、まずは医師による診断が欠かせません。
スキンケアで変わらない…と思ったら、プロを頼ってみてください。
まとめ|正しく知れば、シミは怖くない!
シミの原因は人それぞれ。でも、肌のメカニズムを理解して適切に治療すれば必ず変わります。
ビアンカクリニックでは、肌診断機VISIAによる測定や、医師によるオーダーメイドの治療プランをご提案しています。
シミでお悩みの方、まずは一度ご相談ください。
あなたの肌に合わせた“シミ卒業プラン”を一緒に考えましょう。