タチオンで二日酔い対策&美肌ケア。肝臓サポートで内側からきれいに【医師解説】
こんにちは、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の大久保 由有です。
お酒を楽しんだ翌日、頭が重い…なんてこと、ありませんか?
(私もお酒が好きなので、お気持ちわかります。)
そんな“翌日のつらさ”をやわらげたい方に知っていただきたいのが、タチオン(グルタチオン)。
肝臓の働きをサポートしながら、肌のコンディションまで整えてくれる優れものなんです。
二日酔いが起こる理由

アルコールは体内で「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。
このアセトアルデヒドが体に残ると、頭痛・吐き気・倦怠感といった二日酔いの原因になるんです。
タチオンは、体の中でこの分解を助けてくれる“サポーター”のような存在。
肝臓が無理をしすぎないように支えてくれます。
タチオンとグルタチオンの違いとは?

実はこの2つ、成分そのものは同じなんです。
「タチオン」は、グルタチオン(Glutathione)という有効成分を含む医療用医薬品の製品名(商標名)です。
つまり…
-
グルタチオン=有効成分名(成分そのもの)
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タチオン=医薬品としての製品名
という関係です。
タチオンは、私たちの体にももともと存在する成分。医療の現場では、肝臓のサポートや皮膚の炎症・色素沈着のケアに使われており、美容医療の現場では「白玉点滴」などにも配合されています。
タチオンのおもなはたらき
タチオンのおもなはたらきをまとめました。
| はたらき | 内容 |
|---|---|
| 解毒サポート | アルコールや老廃物を分解し、体の負担を軽減します。 |
| 肝機能サポート | 肝臓の働きを助け、疲労感をやわらげます。 |
| 抗酸化作用 | 活性酸素を除去し、細胞のダメージを防ぎます。 |
| 肌のコンディション維持 | メラニンの生成を抑え、くすみを防いで明るい印象へ。 |
タチオンは、アルコール代謝を助けてくれるので、「飲む機会が多い」「次の日にむくみやすい」という方にぴったり。
肝臓が疲れていると肌荒れにもつながります。“肝臓にも、お肌にも優しい”というのがタチオンの大きな魅力と考えられるでしょう。
タチオンの飲み方と注意点
一般的には、1回100mgを1日3回の内服が目安です(体質によって調整が必要です)。
副作用として、発疹・食欲不振・胃の不快感・吐き気などが報告されています。
もし体調に変化を感じたら、無理せず医師に相談しましょう。
ビアンカクリニックでは、目的に合わせて内服・注射・点滴の方法をご案内しています。
まとめ:タチオンで“肝臓からキレイ”を育てよう
タチオンは、
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肝臓の解毒をサポート
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二日酔いのつらさを軽減
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抗酸化作用で肌コンディションを整える
そんな“インナーケアの味方”です。
私も仕事柄、お酒を飲む機会の前後にはタチオンをしっかり取り入れています。
翌朝がラクになるだけでなく、肌の調子まで安定するので手放せません。
無理せず、内側から整えるケアを。
気になる方は、ぜひビアンカクリニックでご相談くださいね。







