コラム
2026.10.22
ボトックスは何単位が適切?部位別の目安・10単位と50単位の違い・効果や料金との関係を美容外科医が解説とは
「病気を治す」こと以上に、「人生をより豊かに、美しくする」お手伝いがしたいという想いから美容医療の道へ。得意施術は、ヒアルロン酸・ボトックス・糸リフト。その人らしさや上品で自然な美しさを引き出す施術を提供しています。皮膚科だけでは改善が難しい目元の悩みにも外科手術で対応し、皮膚科と外科の融合でトータルに顔のバランスを整えます。3度の海外留学経験があり、英語での診療にも対応可能です。
ドクターズポイント
「エラボトックスは40単位と80単位、どちらがいいですか?」「眉間のボトックスは10単位で足りますか?」「単位数が多い方が長持ちしますか?」ボトックスの施術を検討する際、このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
ボトックスは、美容医療の中でも比較的身近な注入治療です。しかし、クリニックによって料金表に「10単位」「50単位」「100単位」などと記載されており、何を基準に選べばよいのか迷う方もいらっしゃると思います。
私がボトックスの単位数を考えるうえで大切にしているのは、「何単位打つか」よりも「どの筋肉を、どの程度動かしたいか」という視点です。例えば、同じ眉間のシワでも、筋肉の発達が強い方と、比較的筋肉の動きが弱い方では、必要な投与量が異なる場合があります。
また、額のボトックスでは、シワを目立ちにくくすることだけを考えて単位数を増やすと、眉毛が下がったり、表情が不自然になったりする可能性があります。エラボトックスでも同様です。
咬筋のボリュームを減らすことで小顔効果が期待できますが、筋肉を過度に小さくすると、頬のこけやフェイスラインのたるみが目立つ可能性があります。つまり、ボトックスは単位数が多ければよいという治療ではありません。
重要なのは、お顔の骨格、筋肉の発達、表情の癖、年齢による変化などを考慮し、必要な量を見極めることです。
今回は「ボトックス 単位」をテーマに、単位数の意味や部位別の投与量、10単位・20単位・50単位・100単位の違い、単位数と効果・持続期間・料金の関係、失敗を防ぐためのポイントまで、美容外科医の視点から詳しく解説します。
ボトックス単位とは?まず押さえたい基本
ボトックス単位(Unit/U)とは、ボツリヌストキシン製剤の生物学的な作用の強さを示す指標です。mg(重さ)やmL(体積)と異なり、同じ『20単位』でも希釈量が違えば注入液量は変わります。
つまり、注入量の多寡だけでは、何単位のボトックスを使ったか判断できません。東京や銀座のクリニックでも説明は同様で、単位表記は製剤固有の基準に基づきます。
部位別のボトックス単位の目安
国内承認のボツリヌストキシン製剤では、眉間は合計10〜20単位、目尻は左右合計12〜24単位、エラ(咬筋膨隆)は左右合計48〜72単位が目安として示されています。これはあくまで参考範囲で、筋肉の発達や表情の癖により調整が必要です。
美容外科でも美容皮膚科でも、美容内科での表情ジワ治療でも、この『個人差』の見極めが大切です。
10単位・20単位・50単位・100単位の考え方
一般的に10単位は少量、20単位は表情ジワに用いられることがある量、50単位は比較的大きな筋群(例:咬筋)に用いられることがある量、100単位は複数部位の合計やバイアル容量として目にする数字です。
ただし、同じ『20単位』でも見た目の変化が2倍になるわけではありません。美容外科の診療では、単位の多寡より『効かせたい範囲と深さ』の設計が結果を左右します。
眉間ボトックス:10単位で足りる?自然さを保つ考え方
眉間は10〜20単位が目安ですが、筋肉が強い方は10単位だと物足りない場合があります。逆に増やしすぎると、眉の動きやまぶたの開きに影響することも。美容皮膚科でも美容外科でも、美容内科でも、表情の動き(ダイナミック評価)を見て微調整するのが基本です。
東京・銀座のクリニックでも、初回は控えめ→評価→微調整というプロセスをとることがあります。
目尻ボトックス:笑顔を残す微調整
目尻は左右合計12〜24単位が目安。『シワをゼロ』だけを追うと、笑顔の柔らかさまで弱まりやすい部位です。美容皮膚科の繊細な感性、美容外科の全顔設計、美容内科のバランス視点のいずれでも、『シワの軽減』と『表情の自然さ』の両立をゴールにします。
東京でも銀座でも、医師と「どの程度の動きを残したいか」を共有すると仕上がりの満足度が高まりやすくなります。
エラボトックス:50単位・80単位・100単位をどう考える?
咬筋は大きな筋肉で、左右合計48〜72単位が目安。左右合計50単位は範囲内であり得ますが、全員に適切とは限りません。80単位や100単位という数字は、製剤差や『片側か合計か』で意味が変わるため単純比較はできません。
小顔感は『たくさん打てば良い』わけではなく、頬のボリュームや皮膚の弾力との兼ね合いも重要。美容外科では、脂肪吸引が適する輪郭か、エラのボトックスが適するのかを生活やご希望に合わせて見極めます。
持続期間と料金:単位数だけで決めない
持続は数か月が目安ですが、部位・単位・筋肉の使い方で個人差があります。多めに打てば必ず長持ちするわけではなく、過度な筋力低下のリスクも。料金は『部位定額』か『1単位いくら』の設計があり、東京・銀座の相場でも差があります。
美容皮膚科・美容外科・美容内科のいずれでも、単位数だけでなく製剤、診察、アフターケアまで含めて比較しましょう。
東京・銀座で考えるボトックス単位の選び方(美容外科/美容皮膚科/美容内科)
東京は選択肢が豊富で、銀座には美容外科・美容皮膚科・美容内科が集積しています。どこで受けるか迷ったら、(1)診察時に筋肉を動かして評価してくれるか、(2)単位数の根拠を言語化してくれるか、(3)Before & Afterの見方を共有してくれるか、を目安に。
美容外科は全顔・輪郭設計に強く、美容皮膚科は肌質・表情ジワの繊細な調整が得意、美容内科は内面的なアプローチと併せた相談がしやすい、といった特色が東京や銀座でも見られます。
ボトックスと他施術の向き合い方:脂肪吸引・豊胸を扱う美容外科の視点
輪郭改善を急ぐなら、頬や顎下の脂肪吸引が適する場面もあります。一方、咬筋由来の張りにはボトックスが合いやすいことも。美容外科では、脂肪吸引とエラのボトックスを競合ではなく補完関係として設計することがあります。
胸元に関しては豊胸が別領域ですが、全身のバランスを見立てる力は共通です。脂肪吸引を検討する方でも、咬筋が主因ならボトックス単位の最適化で印象が十分に変わる可能性がありますし、豊胸をご希望の方も、顔の印象を上品に整えることで全身の調和が高まることがあります。
東京・銀座の美容外科では、脂肪吸引と豊胸、そしてボトックスを横断してカウンセリングすることで、過不足のない選択へ導いています。
なお、脂肪吸引は外科手術、豊胸も外科領域で、ボトックスとはダウンタイムやリスクが異なります。脂肪吸引は即時の量的変化を求める方向け、豊胸はボリュームデザインの領域、ボトックスは表情筋や咬筋の機能調整。生活リズム・ご希望・予算を踏まえ、美容外科での総合相談を活用しましょう。
単位が同じでも仕上がりが違う理由
仕上がりは、(1)筋肉の厚み・発達、(2)注入範囲・深さ、(3)表情の癖、(4)製剤特性——の組み合わせで変わります。同じ『50単位』でも全員が同じ変化ではありません。
美容皮膚科・美容外科・美容内科のいずれでも、評価は静止時+表情時が基本。東京・銀座のように医師が多いエリアでは、診察スタイルの相性も選択のポイントになります。
どんな人に向いている?慎重に検討したい人
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向いている人:表情ジワをなだらかにしたい、エラの張りを少しずつ整えたい、自然さを重視したい
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慎重に検討したい人:まぶたが重い、既往で表情筋の弱さがある、職業的に豊かな表情が求められる、噛む力の変化が気になる
効果や持続、ダウンタイム、リスクには個人差があります。少量から評価し、必要に応じて調整する方法も検討しましょう。
Before & Afterの見方と相談のコツ
Before & Afterは、笑顔・怒り顔・無表情の3パターンで見ると単位の妥当性が理解しやすくなります。『シワが減ったか』だけでなく、『表情が自然か』『眉や口角の位置が適正か』を確認しましょう。
東京・銀座の美容外科や美容皮膚科、美容内科なら、この視点を共有しやすいはずです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 単位が多いほど長持ちしますか?
一概には言えません。持続は部位・単位・筋肉の使い方で変わり、増やしすぎは不自然さのリスクにも。評価の上で必要量を見極めます。
Q2. 眉間は10単位で十分?
筋力が弱い方には妥当なこともありますが、強い方は物足りない場合があります。初回は控えめ→評価→微調整が無難です。
Q3. エラの50単位は少ない?
左右合計の範囲内で妥当なことがあります。ただし全員に適切ではありません。咬筋の発達や頬のボリュームを踏まえ調整します。
Q4. 料金は単位数に比例しますか?
『1単位いくら』の体系なら関係しますが、『部位定額』もあります。製剤、診察、アフターケアまで含めて比較を。
Q5. どこで受ければ良い?東京・銀座なら?
美容外科は輪郭設計、美容皮膚科は繊細な表情調整、美容内科は総合相談が得意など特色があります。相性と説明のわかりやすさを重視しましょう。
医師からひとこと|美容外科医 横山歩依里医師
私は『必要な筋肉に、必要な量だけ』を大切にしています。単位数を増やすことと、美しく上品に仕上げることは同義ではありません。東京や銀座でのご相談でも、ボトックスだけでなく、脂肪吸引や豊胸といった他の選択肢も含め、生活やお好みに沿って最適解を一緒に探しています。
気になる方は、まずは今の表情の使い方を診察で確認してみてください。美容外科・美容皮膚科・美容内科のいずれでも、自然さを軸にしたボトックス単位の設計は可能です。
まとめ
ボトックス単位は『作用の強さ』を示す指標で、mgやmLとは異なります。眉間10〜20単位、目尻12〜24単位、エラ48〜72単位はあくまで目安。10単位と50単位の違いは単なる量差に見えて、実際の仕上がりは筋肉の発達、注入範囲、表情の癖で大きく変わります。
持続や料金も単位数だけでは判断できません。東京・銀座で美容外科・美容皮膚科・美容内科を選ぶ際は、『どの筋肉を、どの程度動かしたいか』を医師と共有し、Before & Afterを多面的に確認しましょう。
脂肪吸引や豊胸を含む全身バランスの視点も役立ちます。自分に合うか知りたい方は、まずは気軽に相談してみてください。