ボルニューマに期待できる効果とは?持続性や施術頻度、HIFUとの違いを医師が解説
ボルニューマに期待できる効果について、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の明石仙姫医師が解説します。
高周波によるたるみ治療の中でも肌への負担を抑えながら、しっかりと引き締めを目指せると注目のボルニューマ。
HIFUや糸リフトなど、他のたるみ治療との違いもまとめました。
「たるみケアを始めたいけれど、何から試せばいいのか分からない」
「効果も大切だけど、痛みやダウンタイムはなるべく避けたい」
──そんなお悩みをお持ちの方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
ボルニューマはどんな治療?

ボルニューマは、高周波(RF)を利用した非侵襲のたるみ治療機器です。
施術中の痛みが少なく、肌の深部に熱を届けて土台から引き締めることができます。
おもな特徴は以下の通りです。
• 表皮にダメージを与えず、真皮層~脂肪層に熱を届ける
• 線維性組織を収縮させることで、フェイスラインの引き締め効果が期待できる
• コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌のハリや弾力がアップする
ボルニューマはダウンタイムがほとんどないため、忙しい日常の中でも取り入れやすいのも魅力です。
また、年齢や肌質を問わないため、たるみが気になり始めた30代から、エイジングケアを本格的に意識されている方まで、幅広い層のお客様にお選びいただいています。
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ボルニューマの引き締め効果・持続性はどれくらい?
実際、ボルニューマを受けるとどれくらい引き締め効果を感じられるのか、気になりますよね。
なかには、施術後すぐにフェイスラインの引き締まりを感じる方もいらっしゃいます。
さらに2〜3週間が経過すると、コラーゲン生成が進み、肌のハリ感や弾力がよりはっきりと現れてきます。
ボルニューマの引き締め効果のピークはおよそ1ヶ月後。
その後もゆるやかに効果は続き、3〜6ヶ月程度持続する方が多いようです。
肌の状態や生活習慣によって個人差はありますが、定期的にメンテナンスすることで、良い状態をキープしやすくなります。
ボルニューマの特徴は単に“引き上げる”だけではなく、“整える”力も持ち合わせていること。
フェイスラインの輪郭を自然に整えたり、肌全体の質感の底上げにもつながるため、「なんとなく老けて見えるのが気になる」といったお悩みの方にもご提案しています。
他のたるみ施術との違いは?
たるみ治療にはHIFUや糸リフトなどさまざまな選択肢がありますが、それぞれの特徴を理解することで、自分に合った治療を見つけやすくなります。
・ボルニューマ:皮膚の浅い層にアプローチ。表面のハリやツヤ感をアップさせます。
・ HIFU(ハイフ):SMAS筋膜という深い層に熱を届けることで、基盤からリフトアップを目指します。
・糸リフト:物理的に皮膚を引き上げる施術。即効性はあるものの、麻酔やダウンタイムが必要です。
ボルニューマとHIFUの違いはアプローチする層の違いです。
組み合わせると深い層と浅い層を組み合わせて多層的にアプローチできることから、たるみを根本から整えたい方の中にはボルニューマとHIFUを併用される方もいらっしゃいます。
糸リフトは物理的にたるみを引き上げたあと、ボルニューマなどのデバイスで定期的にメンテナンスを行うという方法もあります。
たるみにアプローチするデバイスにはポテンツァ(ダイヤモンドチップ)もあります。
マイルドな高周波治療は刺激が少なく受けやすい一方で、変化がやや穏やかに感じられることも。
「できるだけ肌にやさしく、でもしっかり効果を感じたい」そんなわがままな気持ちに応えてくれる施術として、ボルニューマはまさに“ちょうどいい存在”と言えるかもしれません。
ボルニューマを受ける頻度と注意点
たるみケアとしてボルニューマを取り入れる場合、3〜6ヶ月に1回程度の頻度で施術を行うのが理想的です。
照射後は保湿やUVケアなどのアフターケアも忘れずに行いましょう。
ビアンカクリニックでは、施術の前には肌診断やカウンセリングを行い、患者様1人ひとりの肌状態やお悩みに合わせたプランニングを行っています。
不安な点があればお気軽にご相談ください。
まとめ|ボルニューマで目指す自然なタイトニング
ボルニューマは、高周波エネルギーで真皮層から脂肪層にアプローチし、たるみの引き締めや肌のハリ改善を叶える施術です。
糸リフトと比べてダウンタイムが少なく、即時性と持続性を兼ね備えている点が魅力。3〜6ヶ月に一度の定期的な施術により、無理なくナチュラルなタイトニングを目指せるでしょう。
「肌にやさしく、それでいてきちんと効果を感じたい」そんな思いに寄り添ってくれるのがボルニューマです。
気になるたるみやゆるみが出てきたと感じたら、ぜひ一度ビアンカクリニックにご相談ください。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の疾患の診断、治療、予防を目的としたものではありません。健康上の懸念がある場合は、必ず医師にご相談ください。