トラネキサム酸とピルの併用は要注意!飲めない人向けスキンケア4選
「トラネキサム酸とピルって併用できるの?」実はこの組み合わせ、血栓リスクの面で注意が必要なんです。
今回は、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の明石仙姫医師が、トラネキサム酸の内服が難しい方に向けてトラネキサム酸配合のスキンケアアイテムを4つご紹介します。
中にはひめ先生が実際に高校時代から愛用されていたアイテムも!どうぞ最後までご覧ください。
トラネキサム酸はピルと併用できる?
こんにちは、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の明石仙姫です。
トラネキサム酸は、シミや肝斑の治療に広く使われている成分ですが、実はすべての人が内服できるわけではありません。
ピルを服用中の方や、喫煙者、血栓ができやすい体質の方は、血栓リスクの観点から注意が必要なんです。
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内服NGの方もトラネキサム酸配合スキンケアならOKな場合も
ピルを服用している方や、血栓リスクが心配でトラネキサム酸の内服を控えたい方も、スキンケアに配合されたトラネキサム酸なら使えるケースがほとんどです。
外用であれば血中濃度への影響はほぼないとされています。
ただし、敏感肌の方は赤みやかぶれに注意が必要です。心配な場合は事前に医師へ相談しましょう。
外用トラネキサム酸スキンケア4選
ここからは整肌成分としてトラネキサム酸を配合したスキンケアアイテムをご紹介します。
プラスリストア|TAホワイトクリーム
プラスリストア「TAホワイトクリーム」は、トラネキサム酸に加えて、アルブチンやプラセンタエキスなども配合された保湿クリーム。
シミが気になる部分へのポイント使いはもちろん、顔全体のうるおいケアにも活躍してくれます◎
軽やかな塗り心地で使いやすい反面、内容量は少なめなので全顔使いなら減りが早い点だけご了承を…。
ガウディスキン|インナーモイストTAローション
ガウディスキン「インナーモイストTAローション」は、トラネキサム酸に加え、セラミドやヒアルロン酸などのうるおい成分も配合された保湿化粧水。
みずみずしく軽やかな使い心地で、乾燥が気になる肌もやさしく整えてくれます。
ほんのり香るシトラス系の香りが心地よく、朝晩のスキンケアタイムがちょっと楽しみになるような1本です。
Paula’s Choice|クリニカル ダークスポットリペアセラム
Paula’s Choice(ポーラズチョイス)の「クリニカル ダークスポットリペアセラム」のポイントはトラネキサム酸を3%配合していること!
日本国内では最大でも2%なのですが、海外製のためこの配合率が可能なのです。
ナイアシンアミドやヘキシルレゾルシノールなども配合しており、乾燥やくすみ感が気になる肌をやさしく整えながら、みずみずしくなめらかな印象へ導きます。
ベタつきにくい軽い使用感なので、朝晩どちらのケアにも使いやすいでしょう。
HAKU|メラノフォーカス
ドラッグストアなどでも手に入るスキンケアの中で挙げるなら、HAKU「メラノフォーカス」でしょう。
トラネキサム酸と、資生堂独自の4MSKを組み合わせた処方で、くすみが気になる肌をなめらかに整えます。
実は私も学生時代に愛用していたアイテムで、スキンケアを見直したいと思ったときの入り口になった1本です。
「手に入りやすい市販品から試してみたい」という方に使いやすいアイテムです。
まとめ|トラネキサム酸が飲めないならスキンケアに取り入れる方法も!
ピルの服用などでトラネキサム酸の内服が難しい場合でも、スキンケアとして取り入れる方法があります。
外用であれば血栓リスクの心配が少なく、市販品からドクターズコスメまで選択肢も豊富です。ビアンカクリニック美容皮膚科では、お1人おひとりの条件や肌質に合わせたスキンケアアイテムのご提案も可能です。
お気軽にご相談ください。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の疾患の診断、治療、予防を目的としたものではありません。健康上の懸念がある場合は、必ず医師にご相談ください。