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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2024-07-02

革新的エイジングケアが叶うペプチド療法とは?効果や副作用について美容内科医が解説

みなさんこんにちは。

BIANCA 美容内科指導医の前田陽子です。

 

美容内科指導医 前田陽子医師プロフィール

沖縄県立南部医療センター・こども医療センターで初期研修、京都府立医科大学放射線科、美容クリニックでの勤務を経て点滴療法研究会のセミナーで高濃度ビタミンC点滴と出会い、アメリカリオルダンクリニック リサーチフェローとして留学。米国抗加齢医学会の専門医試験に最年少で合格するなどの実績を持つ。

 

現在はBIANCA (ビアンカ)に美容内科指導医として在籍。美容内科指導医の役割は、身体を内側からケアして健康的な美しさにアプローチすること。身体の内側から老化を治療するエイジングケアのプロフェッショナルとして、ナチュラルホルモン補充療法やペプチド療法、サプリメント治療など、患者様に合わせた治療の提案により、体質を改善しいつまでも若々しく過ごすサポートを行う。

 

<所属学会・資格等>

・日本美容内科学会理事

・米国抗加齢医学会(A4M)専門医

・A4Mアンチエイジング・代謝・機能性医学フェローシップ

・米国先端医療学会キレーション専門医

 

<前田陽子先生の美容内科にまつわる情報はこちらからもチェック>

前田陽子医師のInstagramアカウントはこちら

BIANCAの公式Instagramアカウントはこちら

BIANCAの公式YouTubeアカウントはこちら

 

今回は、ペプチド療法についてお話させていただきます。

みなさんはペプチドって何かご存じですか?

 

革新的エイジングケアが叶うペプチド療法とは?効果や副作用について美容内科医が解説

 

ペプチドとは、アミノ酸が2~50残基ほど結合した分子のことです。皮膚や筋肉のもとになるのはたんぱく質ですが、分子が大きいためそのままでは吸収できません。消化酵素で分解され、ペプチドやアミノ酸になった状態で吸収されます。

 

身体で自然に発生するペプチドは、なんと7,000種類以上!私たちの身体の中で、「ホルモン」や「神経伝達物質」、「成長因子」など、幅広い機能を持って働いています。

 

このように、もともと身体の中にあるペプチドですが、不摂生な食事や不規則な生活習慣などにより、多くのペプチドが年齢とともに減少傾向に。ペプチドの減少も、身体の老化が進む一因とも考えられています。

 

 

ペプチド療法とはいったい何?

 

革新的エイジングケアが叶うペプチド療法とは?効果や副作用について美容内科医が解説

 

年齢とともに減少するペプチドを補うのが、BIANCAでも提供しているペプチド療法です。採血や唾液などの分析により、不足しているペプチドを解析。注射や内服、点鼻などを用いてペプチドを補うというのが治療の流れです。

 

身体の中から健康をサポートすることにより、身体の老化の予防や体内年齢の若返りも可能と考えられています。

まだ日本では耳にする機会の少ないペプチド療法ですが、アメリカやヨーロッパ、韓国などのエイジングケア先進国では、気になる悩みや症状にピンポイントで対処できる革新的な長寿医療として注目を集めています。

 

 

ペプチド療法の効果とは?

 

革新的エイジングケアが叶うペプチド療法とは?効果や副作用について美容内科医が解説

 

治療に用いるペプチドの種類によっても異なりますが、ペプチド療法による効果には以下のようなものが挙げられます。

 

<ペプチド療法による効果の一例>

  • ・創傷治癒
  • ・疾患の予防や治療
  • ・集中力や記憶力の増加
  • ・疲労回復
  • ・減量や脂肪燃焼
  • ・筋肉量増加
  • ・薄毛の治療
  • ・性欲の改善

 

病気の予防、治療、ダイエット効果、性欲増強と、ペプチド療法の効果は多岐にわたり、多面的なアプローチができるのが特徴です。

 

 

ペプチド療法の副作用は?

 

革新的エイジングケアが叶うペプチド療法とは?効果や副作用について美容内科医が解説

 

ペプチド療法の魅力は、効果が高いにもかかわらず副作用が少ない点にあります。ペプチドと従来の医薬品、そしてペプチドよりもさらに多くのアミノ酸が連なったバイオ医薬品を比較してみると、ペプチドの特徴がわかりやすいでしょう。

 

 

副作用

経口投与

細胞内の結合の有無

細胞外の結合の有無

費用

ペプチド

少ない

細胞内の小さな標的に結合可能

細胞外の大きな標的に結合できる

比較的安価に大量生産可能

化合物

(従来の医薬品)

多い

細胞内の小さな標的に結合可能

細胞外の大きな標的の結合に弱い

安価に大量生産可能

たんぱく質

(バイオ医薬品)

少ない

不可

細胞内に入れない

細胞外の大きな標的に結合できる

 

製造コストがかかる

 

ペプチドはバイオ医薬品のように細胞や生物を利用して作るのではなく、化学合成で生成されるため、従来の医薬品のように安価で生産できます。経口投与も可能で副作用も少なく、細胞内の小さな標的から細胞外の大きな標的とどちらにも結合可能です。

 

副作用が少なく、安いうえに、高い効果が期待できる、これがペプチド療法の特徴です。

 

BIANCAでは、悩みに合わせた適切なペプチドを使用したペプチド療法を提供しています。ペプチド薬を組み合わせるなど、要望に応じたカスタマイズも可能です。美しく年齢を重ねるためには、外見だけでなく内側からのケアも欠かせません。ペプチド療法をはじめとするエイジングケアに興味があるなら、ぜひ気軽に相談してみてください。

 

まえだ

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