コラム
2026.09.28
アルマ・ハイブリッドとポテンツァの違いは?毛穴・ニキビ痕・クレーター治療の選び方
大学病院皮膚科で助教・副病棟長・皮膚病理組織チーフを務め、国内外での学会発表や論文執筆を通して専門性を深めてきました。小児のあざ治療から成人のシミ、各種レーザーや注入治療まで幅広く担当し、地域医療にも尽力。多くの症例に向き合う中で、美容医療の可能性と必要性を強く実感し、さらなる研鑽を決意。皮膚科医としての確かな知識と繊細な診断力を土台に、一人ひとりの肌に静かに寄り添いながら、本来の美しさを引き出す治療を大切にしています。

ニキビが落ち着いたあとも、肌の凹凸が気になる。
治療を調べるうちに、美容医療での施術を検討する方もいるでしょう。
その中でも、いくつか選択肢があり迷われる方はたくさんいらっしゃいます。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)にも、毛穴の開きやニキビ痕・クレーターを対象とするメニューがいくつかあります。
そこで今回はアルマ・ハイブリッドとポテンツァの違いに焦点を当て、ご説明します。
アルマ・ハイブリッドとポテンツァの違いを先に確認
アルマ・ハイブリッドのScarは2種類のレーザーを、ポテンツァの毛穴の開きやニキビ痕向け施術は主に針と高周波(RF)を用います。
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比較項目 |
アルマ・ハイブリッド(Scar) |
ポテンツァ(ニキビ痕向け施術) |
|---|---|---|
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主な仕組み |
CO₂レーザーと1570nmレーザーを組み合わせて照射 |
マイクロニードルと高周波(RF)を用いる |
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ニキビ痕へのアプローチ |
凹凸の状態に合わせてレーザーの照射を設計 |
針の刺激とRFの熱を利用。使用するチップ・薬剤はメニューにより異なる |
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施術後の反応 |
赤み、熱感、ざらつき、皮むけなど |
赤み、熱感など |
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選ぶ際の確認点 |
レーザー照射の内容と、施術後に確保できる時間 |
チップ・薬剤の有無と、施術後に確保できる時間 |
※痛み、経過、必要な回数には個人差があります。機器名だけで効果やダウンタイムの優劣を決めることはできません。
ニキビ痕や毛穴へのアプローチはどう違う?
ScarではCO₂レーザーと1570nmレーザーを組み合わせます。ポテンツァはニキビ痕向けのチップや施術内容によってアプローチが変わります。
アルマ・ハイブリッドは2種類のレーザーを使い分ける
アルマ・ハイブリッド(Alma Hybrid™)は、皮膚表面の水分を蒸散させるCO₂レーザーと、表面を蒸散させずに内部へ熱を届ける1570nmレーザーの2種類を搭載したレーザー治療機器です。

ビアンカクリニックのAlma Hybrid Scarでは、この2種類を組み合わせ、ニキビ痕やクレーターの状態に合わせて照射を設計します。
アルマ・ハイブリッドの症例

【施術期間・回数】左:施術前 右:施術後2週間 回数:1回
※本グラフは、同年代と比較した肌状態の順位(パーセンタイル)を示したものです。
黄色が施術前、紫が施術後1ヶ月時点の評価となります。
施術後はスコアの上昇が認められ、毛穴の数の状態が同年代と比較してより良好な水準へ改善していることが確認できます。
【副作用・リスク】赤み、熱感、痛み、ざらつき、皮むけ、腫れ、かさぶた、色素沈着・色素脱失、熱傷、感染、瘢痕など
【費用】Scar(全顔1回):98,000円 ※表面麻酔代 3,630円 別途加算
毛穴にアルマ・ハイブリッドでアプローチした症例です。
肌診断機の評価でも毛穴の数が減っていることが確認されました。
アルマ・ハイブリッドは、ほかにも肌質・乾燥小ジワなどを対象とするSoft、肌の引き締めを考えるLift、フェイスリフトと組み合わせるメニューがありことも特徴です。
アルマ・ハイブリッドのメニューや効果について詳しく知りたい方は、「Alma Hybrid(アルマ ハイブリッド)とは?」もご覧ください。
ポテンツァは針と高周波(RF)でアプローチする
ポテンツァ(POTENZA™)の毛穴やニキビ痕向け施術では、マイクロニードルと高周波(RF)を利用します。
ビアンカクリニックでは、ほかにも、肝斑や小ジワ、炎症性ニキビにアプローチするチップを使って薬剤を組み合わせるメニューなども扱っています。
他のメニューも気になる方は、ポテンツァの施術ページをご確認ください。
ポテンツァがクレーター状のニキビ痕への効果も期待できる仕組みは、極細の針で真皮層に高周波を直接当てられることにあります。
刺激を受けた遷移が細胞により、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、ニキビ痕の組織修復されるのです。
ポテンツァの症例

【施術期間・回数】上:施術前・下:3回施術後
【副作用・リスク】感染・色素沈着・紅斑・毛嚢炎など
【費用】291,060円
こちらの症例のように、毛穴開きやニキビ痕のお悩みには、ポテンツァ専用の微細粒子のPLLA(ポリ乳酸)であるマックームを導入することもできます。
痛み・ダウンタイムはどちらが少ない?
痛みやダウンタイムの優劣は一律には決められません。
照射設定や使用するチップなど、実際の施術内容を確認することが大切です。
施術名だけで「こちらのほうが痛くない」「必ず早く落ち着く」とは判断できません。
アルマ・ハイブリッドは照射内容によって赤み・熱感・ざらつき・皮むけなどが生じ、数日~1週間程度で落ち着く傾向があります。
一方、ポテンツァの赤みは1~2日、熱感は3~4日続く場合があります。
大切な予定がある方は、その日程を診察でお伝えください。
施術後の過ごし方も含め、無理のない治療計画をご提案させていただきます。
毛穴・ニキビ痕・クレーター治療はどう選ぶ?
凹凸の形や深さ、肌全体の状態、施術後に確保できる時間を確認し、機器名ではなく施術メニューまで含めて選びます。
まずは凹凸の状態を診る
「クレーター」と呼ばれる凹凸にも、形や深さの違いがあります。
たとえば、細く深い凹みと広くなだらかな凹みでは、検討する治療が同じとは限りません。
どの部分が気になるのか、肌全体の質感も整えたいのかを確認したうえで施術を考えます。
状態によっては、別の治療や組み合わせが提案されることもあります。
使用するメニューまで確認する
アルマ・ハイブリッドでニキビ痕を重点的に扱う場合はScarが中心です。
ポテンツァ側も、ニキビ痕向けのチップや薬剤を使うかによって内容が変わります。
相談時は機器名だけでなく、どのメニューを、何を目的に行うのかを確認しましょう
経過と通院計画を合わせて考える
赤みが残っても差し支えない期間、通院できる頻度、ほかに気になる肌悩みを伝えると、施術の選択肢を整理しやすくなります。
1回での変化や必要な回数を一律に決めることはできません。
アルマ・ハイブリッドとポテンツァのよくある質問
「どちらがよい?」「深いクレーターには?」「ダウンタイムは?」など、施術選びで気になりやすい疑問にお答えします。
Q. ニキビ痕にはアルマ・ハイブリッドとポテンツァのどちらがよいですか?
A. 凹凸の形や深さ、ほかの肌悩み、確保できるダウンタイムによって候補は変わります。
ビアンカクリニックではAlma Hybrid Scarとポテンツァのニキビ痕向け施術を扱っています。
肌を診察したうえで、適した施術や組み合わせを検討します。
Q. 深いクレーターならアルマ・ハイブリッドを選ぶべきですか?
A. 深さだけで施術を決めることはできません。
凹凸の形や広がり方によって必要なアプローチは異なり、レーザーや高周波以外の治療を検討する場合もあります。
まずは診察で、気になる部位と治療の選択肢を確認してください。
Q. ポテンツァは針を使いますか?
A. ポテンツァには複数のチップがあり、針を使う施術と針を使わない施術があります。
ニキビ痕や毛穴の開き向け施術では、主にマイクロニードルと高周波(RF)を用います。
使用するチップは施術ページや診察時に確認してください。
Q. ダウンタイムが短いのはどちらですか?
A. 一律には比較できません。
アルマ・ハイブリッドはレーザーの照射内容、ポテンツァはチップや施術内容などによって経過が変わります。
赤みや熱感などが生じる可能性があるため、予定がある場合は日程を伝えて相談しましょう。
毛穴やニキビ痕の状態から施術を選ぼう
アルマ・ハイブリッドとポテンツァは、どちらも毛穴やニキビ痕・クレーターを対象とする施術があります。
違いは、レーザーを使うか、針と高周波(RF)を使うかというアプローチと、それぞれのメニュー設計にあります。
BIANCA CLINICでは、肌の状態やダウンタイムの希望を伺い、施術を検討します。
どちらが自分に合うか迷っている方は、診察でご相談ください。