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Yoko Maeda

2024.06.05

女性の薄毛とホルモンの関係をビアンカクリニック美容内科医・前田陽子医師が解説

前田 陽子
Supervising Physician
Supervising physician in cosmetic medicine Yoko Maeda

To maximize your beauty, care for both the inside and outside is essential. We aim to bring advanced anti-aging treatments, such as peptide therapy common overseas, to our Japanese patients. While aesthetic medical approaches may offer more gradual results, they are crucial for building the foundation that supports beauty and youth. We combine nutritional therapy and lifestyle improvements with hormone replacement, peptide therapy, and regenerative medicine to propose personalized treatment plans. We provide long-term support for health and beauty from within.

 

女性の薄毛にホルモンが関係していることをご存じでしょうか?

 

Hello.

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)美容内科指導医の前田陽子です。

 

「最近、髪のボリュームが減ってきた」「抜け毛が増えた気がする」──そんなとき、食生活やストレスのせいかな?と思う方も多いのではないでしょうか。

もちろん栄養や生活習慣も大切ですが、実は女性ホルモンをはじめとする体の中のホルモンバランスが、髪の健康に深く関わっているんです。

 

今回は、その中からエストロゲンプロゲステロンについてお話しします。

 

 

エストロゲンと髪のつながり

女性の薄毛のイメージ

エストロゲンは「女性らしさをつくるホルモン」とも呼ばれ、髪や頭皮にも以下のような働きをしてくれます。

 

  • 髪の成長期を長くして、しっかり育てる

  • 薄毛の原因になるDHTという物質の働きを抑える

 

妊娠中はエストロゲンが増えるため、髪が太くなったりツヤが増したりします。

一方で、出産後に急激にエストロゲンが減ると「産後脱毛」と呼ばれる抜け毛が起こることも。これはホルモンが元の状態に戻っただけで、1年ほどで落ち着くケースがほとんどです。

また、更年期にエストロゲンが減少すると、頭皮の乾燥やかゆみが出やすくなり、それが薄毛につながることもあるため、必要に応じてエストロゲンを補う治療も検討されます。

 

 

プロゲステロンと髪のつながり

女性の薄毛のイメージ

もうひとつの女性ホルモン、プロゲステロンも髪の健康に欠かせません。

実はプロゲステロンには、薄毛の原因になるDHTの生成を抑える働きがあります。いわば「髪を守るホルモン」ですね。

ただし、閉経期や出産後、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などではプロゲステロンが不足しやすく、その結果DHTが増えて抜け毛が進むことがあります。特にPCOSでは、男性ホルモンが増えることも重なり、薄毛の悩みにつながりやすくなります。

このように、プロゲステロンがしっかり働いているかどうかも、女性の髪にとって重要なポイントです。

 

 

まとめ:女性の薄毛とホルモンは切っても切れない関係

女性ホルモンは、髪の生え方や頭皮環境に大きな影響を与えています。

そのため「シャンプーを変える」「栄養を摂る」といったセルフケアだけでは改善が難しいケースもあります。薄毛が気になり始めたときは、ホルモンの状態を調べることが解決の第一歩になるかもしれません。

ビアンカクリニックの美容内科外来では、血液検査やホルモン測定を通じて体の状態を確認し、それぞれに合わせたFAGA治療をご提案しています。

「最近髪のボリュームが気になる…」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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