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2024.09.13

ニキビ跡治療完全ガイド|クレーターだけじゃない!種類別の原因と先進の治療法を医師が解説

明石 仙姫
Supervising Physician
Senhime Akashi

With deep medical insight cultivated as an internal medicine specialist, I bridge aesthetic surgery, dermatology, and internal medicine. Having spent my childhood in China, I communicate fluently in Japanese, Chinese, English, and Korean. Possessing an international perspective—evidenced by invitations to present at overseas conferences—I actively promote techniques as a Key Opinion Leader (KOL) for GOURI and REJURAN®. My specialty procedures include double eyelid surgery, skin-nurturing boosters, and body hyaluronic acid treatments. My approach leverages the holistic understanding of the body cultivated through internal medicine to guide patients toward natural, healthy beauty.

Hello, everyone.

Dr. Hime of BIANCA CLINIC, also known as Senki Akashi.

 

今回はニキビ跡治療について。

ビアンカクリニックには、肌状態やお悩みに合わせて組み合わせ可能なさまざまな肌治療機器が揃っています。

一言で“ニキビ跡”といっても、実際にはさまざまなタイプがあり、アプローチ方法が異なるんです。

代表的なニキビ跡の種類と特徴・アプローチ方法を順に見ていきましょう。

 

 

凹み(クレーター)タイプ

特に多いのが、いわゆる「クレーター」と呼ばれる凹み型のニキビ跡です。

炎症ニキビが長期間続くことで、皮膚の下で炎症が起こり、真皮組織が癒着して皮膚表面を引き込むために生じます。

このクレーターにも種類があり

  • ボックスカー型(四角く縁のはっきりした凹み)

  • アイスピック型(針で刺したような細い凹み)

  • ローリング型(なだらかな波状の凹み)

と、原因や深さによって分類されます。

 

 

盛り上がり(ケロイド)タイプ

凹みとは反対に、皮膚が盛り上がるタイプのニキビ跡です。

ニキビは皮膚の炎症性疾患であり、傷の治癒過程でコラーゲンが過剰に生成されると、ケロイドや肥厚性瘢痕を形成することがあります。

このタイプの場合はまずステロイド注射などで炎症を鎮めることから始めます。

 

 

色素沈着タイプ(黒・赤)

凹凸のないニキビ跡で、色味だけが残るタイプis.

  • 黒っぽい跡:炎症後にメラニンが過剰に生成されることで起こる「炎症後色素沈着」

  • 赤みのある跡:ニキビが治りきっていない初期段階で見られる「炎症後紅斑」

赤みは時間とともに自然に薄くなることもありますが、半年以上続く場合は血管拡張が関与していることもあります。

 

 

ニキビ跡治療をタイプ別に解説

ここからは、各タイプに合わせた治療法をご紹介します。

 

 ニキビ跡治療|クレーター(凹み)編

クレーターの大きな原因は皮下の癒着。

そのため、まずは癒着を剥がすSubdivisionTrifilPro(高圧ガスによる剥離治療)が代表的です。

さらに、皮膚の再生を促す目的で以下のような治療を組み合わせる場合も。

 

  • TCAクロス(薬剤による再生促進)

  • ダーマペン(微細針で創傷治癒を誘導)

  • ポテンツァ(針+高周波による真皮刺激)

 

浅めのクレーターの場合、ジュベルック(JuveLook)などのスキンブースターでコラーゲン生成を促す治療も有効です。

 

▼ニキビ治療といえばまなみ先生!こちらのブログも合わせてご覧ください

https://biancaclinic.jp/blog/42819/

 

ニキビ跡治療|盛り上がり(ケロイド)編

ケロイド性の盛り上がりには、ステロイド注射を直接患部に注入し、炎症や線維増生を抑えます。

必要に応じて冷却療法や外用剤も併用し、再発を防ぎながら肌をなだらかに整えます。

 

ニキビ跡治療|色素沈着・赤み編

黒っぽい色素沈着には、peelingハイドロキノン外用is valid.

ターンオーバーを整えながら、メラニンを少しずつ排出します。

赤みが残るタイプには、Vビームルメッカ(IPL)などの血管レーザー・光治療を使用。

さらにプルリアルなどのスキンブースターを併用し、赤みの鎮静と肌質改善をサポートします。

 

 

重度ニキビに対するBIANCAの集中治療プログラム|HydraFacial×Roaccutane

ハイドラフェイシャル(Hydrafacial)×ロアキュタン(イソトレチノイン)によるニキビ治療の症例写真・ビフォーアフター

Top: Before treatment / Bottom: 1 month after starting treatment
💴 HydraFacial 6 sessions / Roaccutane 3-month supply ¥198,000
⚠️ Side effects such as dry skin and mucous membranes may occur.

重度ニキビは、外用薬やエステ感覚のケアだけではコントロールが難しいことがあります。

そんなときに私たちが提案しているのが、HydraFacial(ハイドラフェイシャル)×Roaccutane(ロアキュタン)の組み合わせis.

こちらは炎症性の赤ニキビが多発していた患者様。頬やあごにまで広がっていた炎症が鎮まりはじめ、皮脂によるテカリも軽減しています。

毛穴の詰まりが取れ、全体的に肌がなめらかで明るい印象に変化しました。

 

ロアキュタン(イソトレチノイン)はビタミンA誘導体で、皮脂分泌を抑え、アクネ菌の増殖を防ぎ、炎症を鎮める働きがあります。

海外では重度ニキビの標準治療として広く使われており、ビアンカクリニックではドクターが肌状態を見ながら慎重に処方しています。

ハイドラフェイシャルは特殊な水流で毛穴の汚れを吸引しながら、美容成分を導入する毛穴洗浄治療

ロアキュタンで内側から皮脂をコントロールしつつ、HydraFacialで外側をクリアに整えることで、「詰まらせない・作らせない」肌環境を目指すのです。

 

HydraFacial(6回)+Roaccutane(3ヶ月)、プログラムを並行して行います(2〜3週間で肌の変化を実感する方が多いようです)。

3ヶ月を通して炎症を抑えながら、再発しにくい肌質へ改善We will proceed.

 

まとめ|ニキビ跡治療は“種類の見極め”が鍵

ニキビ跡といっても、凹み・赤み・色素沈着・盛り上がりなど、原因はさまざま。それぞれに適した治療法を選ぶことが、最短で肌を整える近道です。

ビアンカクリニックでは、医師が肌状態を丁寧に診断し、外側・内側・生活習慣までトータルでサポートします。

「自分のニキビ跡はどのタイプ?」と思ったら、まずは一度ご相談くださいね。

 

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