BLOG

こんにちは！美容外科医・美容皮膚科医の横山歩依里です。

 

 

「疲れて見える」と言われたことがある人の中には、目の下のふくらみが原因の方が少なくありません。

このふくらみは、眼窩脂肪（がんかしぼう）が前に出てくることで影ができ、黒くまや老けた印象を与えます。

そんな悩みに有効なのがクマ取り（脱脂）です。今回は、脱脂法の特徴や適応、ハムラ法との違いまで専門的な視点で解説します。

---

クマ取り（脱脂）とは？

美容医療でいう「脱脂」とは、正式にはTransconjunctival fat removalabout that.

下まぶたの裏側（結膜側）を小さく切開して、前方に突出した余分な眼窩脂肪を取り除く施術です。

最大の特徴は、皮膚表面に傷跡が残らないこと。

また、脂肪を根本的に取り除くため、長期的な効果が期待できます。

特に「黒くま（影くま）」や、比較的若年層で皮膚のたるみが少ない方に向いています。

脱脂とハムラ法の違い（適応の見極め）

くま取りの外科的アプローチは大きく「経結膜脱脂術」と「ハムラ法」に分かれます。
ハムラ法はさらにFrontal Hamra Methodと裏ハムラ法（経結膜ハムラ法）There are two types.

Item	Transconjunctival fat removal	裏ハムラ法（経結膜ハムラ）	Frontal Hamra Method
アプローチ	下まぶたの裏側から	下まぶたの裏側から	皮膚側から
脂肪処理	余分な脂肪を除去	脂肪を移動して凹みを埋める	脂肪を移動＋皮膚のたるみも処理
適応	脂肪突出のみの黒くま、皮膚たるみが少ない人	脂肪突出＋凹み、皮膚たるみ軽度	脂肪突出＋凹み、皮膚たるみ中〜重度
Scar	表に残らない	表に残らない	まつ毛際に薄く残る（目立ちにくい）
回復期間	比較的短い	短〜中程度	中程度〜長め

ポイント

• 脱脂は「脂肪だけが原因」の場合に最適。

• 裏ハムラ法は皮膚切開なしで脂肪を移動でき、若い方やダウンタイムを短くしたい方に向く。

• 表ハムラ法は皮膚のたるみも同時に改善でき、中高年層や重度のたるみに適している。

ダウンタイムと経過

経結膜脱脂術のダウンタイムは比較的短めです。

• Swelling and bruising：1〜2週間

• Makeup：翌日〜数日後から可能（医師の指示に従う）

• 日常生活復帰：翌日〜

ハムラ法は皮膚側からの切開を伴うため、腫れや回復期間はやや長くなる傾向があります。

---

メリットと注意点

経結膜脱脂術のメリット

• 表に傷跡が出ない

• 短時間で終わる（30〜60分）

• Long-lasting effect

Important Notes

• 皮膚のたるみが強い場合は逆に老けた印象になることも

• 脂肪を取りすぎると目元が窪むリスク

• 術後しばらくは腫れや内出血が出る可能性

---

術後のケア

• 当日は目元をこすらない

• 頭を高くして寝ると腫れ防止になる

• 激しい運動・飲酒・入浴は数日控える

• 紫外線対策を徹底する

 

Summary

クマ取り（脱脂）は、目の下のふくらみ型くまを根本的に改善できる施術です。

ただし、皮膚のたるみや凹みがある場合はハムラ法の方が適していることもあります。

正しい適応を見極めるには、目元の構造を熟知した医師の診断が不可欠。

疲れて見える目元がスッキリすれば、表情も気持ちも明るく変わります。

まずは信頼できるクリニックで、自分に合った方法を相談してみてください。

 

Reservations can be made here.

Complete your reservation in 60 seconds ▶︎

https://reservation.medical-force.com/b/d7bb811e-ebd5-4b93-93f8-588864b24f15

⸻

【Profile】

Plastic Surgeon/Cosmetic Dermatologist Dr. Ayuri Yokoyama

日本を代表する美容健康再生医療のクリニック｜BIANCAGINZA

In my previous role, I was involved in establishing a clinic as a cosmetic dermatologist, from its inception to opening, and served as its director for three years.
Having worked with approximately 20,000 patients' skin and faces, contributing to the clinic's development.

To further expand the scope of treatment, I have now transitioned to BIANCA CLINIC, a leading aesthetic and regenerative medicine clinic in Japan.

We provide the latest aesthetic medical treatments for well-aging, encompassing not only cosmetic dermatology but also cosmetic surgery and internal medicine.

【Career】

2020 Graduate of the School of Medicine, Hiroshima University

2020: Worked at JCHO Tokyo Shinjuku Medical Center and affiliated hospitals (National Center for Global Health and Medicine Hospital, Tokyo Yamate Medical Center)

2022: Joined ELM Medical Corporation Served as Director of Azabu Clinic

2025: BIANCA joins the company

【Professional Affiliations/Qualifications】

The Japanese Society of Aesthetic Dermatology

Japanese Society of Anti-Aging Medicine

Occupational Physician Certification

【SNS】

Instagram account　

https://www.instagram.com/dr.airi