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Senhime Akashi

2024.07.17

クマ改善にはどの治療がいいの?脱脂・脂肪注入・ハムラ法の違いを医師が解説

明石 仙姫
Supervising Physician
Senhime Akashi

With deep medical insight cultivated as an internal medicine specialist, I bridge aesthetic surgery, dermatology, and internal medicine. Having spent my childhood in China, I communicate fluently in Japanese, Chinese, English, and Korean. Possessing an international perspective—evidenced by invitations to present at overseas conferences—I actively promote techniques as a Key Opinion Leader (KOL) for GOURI and REJURAN®. My specialty procedures include double eyelid surgery, skin-nurturing boosters, and body hyaluronic acid treatments. My approach leverages the holistic understanding of the body cultivated through internal medicine to guide patients toward natural, healthy beauty.

目の下クマたるみ取りでクマ改善した症例写真

上:術前 下:術後3ヶ月
施術:目の下クマたるみ取り コンデンスリッチフェイス 目の下 💴 598,000円 😷 腫れ・内出血 10日間前後 ⚠️リスク: しこり・左右差・血腫・凹凸・感染など

クマ改善といっても、選ぶ治療法によって仕上がりや適応が大きく変わるのをご存じですか?

「脱脂」「脂肪注入」「ハムラ法」といった治療名を耳にしても、自分に合っているのか判断するのは難しいものです…。

 

今回はビアンカクリニックの明石仙姫医師が、それぞれのクマ治療の特徴・仕組み・適応タイプを解説します。

どの治療がベストか迷っている方の参考になれば幸いです。

 

クマの種類を解説!あなたのクマはどのタイプ?

クマは原因によって4つのタイプに分かれます。

クマの原因を正しく見極めることで、治療方法も大きく変わってきます。

まずは、ご自身のクマがどのタイプに当てはまるのかを確認してみましょう。

 

青クマ:血流の滞りが原因で、夜更かしで悪化しやすいタイプ

青クマは、目の下の皮膚が薄いために血管の色が透けて見えることで生じます。

睡眠不足や冷え、ストレスなどで血行が悪くなると、青黒く見えやすくなるのが特徴です。

とくに「夜更かしするとクマが濃くなる」という方は、この青クマの可能性が高いです。

温めて血流を良くするケアや、ビタミンC・Eの摂取などがサポートになります。

 

赤クマ:筋肉(眼輪筋)が透けて見えるタイプ

赤クマは、目の下の眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が透けて見えることが原因です。

皮膚が薄くなりやすい方や、眼輪筋の緊張・炎症がある方に見られます。

青クマと見た目が似ていますが、よく見ると赤みを帯びているのが特徴で、皮膚のハリを高める注入治療やスキンブースターが有効なケースもあります。

 

黒クマ:影によって生じるタイプ

黒クマは、皮膚の色ではなく凹凸による影が原因です。

目の下の脂肪が前に出て「ふくらみ」ができる、またはその下がくぼむことで影が生じます。

光を当てると一時的に薄く見える場合は、この黒クマタイプです。

治療では、脂肪除去(裏ハムラ法など)やヒアルロン酸注入が選択肢となります。加齢によるたるみが関与しているケースが多く、構造的なアプローチが効果的です。

 

茶クマ:色素沈着によるタイプ

茶クマは、皮膚自体がメラニン色素によって色づいているタイプ。

摩擦、紫外線、アトピーなどの刺激によって生じることがあります。

他のクマと異なり、影ではなく皮膚そのものが色づいているため、メイクを落としても消えないのが特徴です。

美白外用剤(ハイドロキノンなど)やピーリングなどのスキンケア治療が中心になります。

 

ここからはそれぞれのクマに対してどのようなアプローチが可能かをご紹介していきましょう。

 

 

脱脂|脂肪のふくらみが原因の黒クマに

脱脂・二重全切開の症例写真

上:術前 下:術後1ヶ月
💴二重全切開 327,800円 💴目頭切開 272,800円 💴脱脂 327,800円 😷DT: 腫れ・内出血 2週間程度 ⚠️リスク: 瘢痕・左右差・拘縮など

目の下に脂肪のふくらみがある方に適しているのが、経結膜脱脂(けいけつまくだっし)という治療法。

これはまぶたの裏から脂肪を除去する方法で、皮膚表面に傷を残さずに行えるのが特徴です。

 

【脱脂が適しているのはこんな方】

・目の下の膨らみが気になる

・皮膚のたるみはほとんどない

・ふくらみの下にくぼみが少ない(ティアトラフが浅い)

 

ふくらみという「盛り上がり」が影を作っているタイプでは、脱脂のみで自然な仕上がりになることもあります。

 

 

脂肪注入|青クマ・赤クマへアプローチ!

目の下クマ・たるみ取り+CRF(目の下・ゴルゴ)セットの症例写真

◾️上:施術前 下:3ヶ月後
目の下クマ・たるみ取り+CRF(目の下・ゴルゴ)セット税込602,580円  DT:腫れ・内出血 10日間前後 リスク:しこり・左右差・血腫・四凸・感染など

 

目の下にくぼみがある、または皮膚が薄く血管や筋肉が透けて見えるタイプのクマには、脂肪注入が有効です。

とくに「ナノファット(脂肪細胞をさらに微細にしたもの)」は、血流や筋肉の透けをカバーする“壁”となり、皮膚の厚みを自然に補ってくれます。

 

【脂肪注入が向いているケース】

・ティアトラフ〜ゴルゴラインのくぼみが目立つ

・青クマ・赤クマ(透け感)が気になる

・脱脂後にボリュームを補いたい

 

くぼみの改善と同時に、皮膚質の向上にも効果が期待されるでしょう。

 

 

ハムラ法|膨らみとくぼみを“移動”で同時に解消

上:術前 下:術後3ヶ月
💴表ハムラ(Hamura)法 税込602,580円 💴眉下リフト(眉下切開) 税込421,080円 😷DT: 腫れ・内出血 2週間程度 ⚠️リスク: 左右差・拘縮・外反など

目の下の脂肪が目立ち、なおかつくぼみもある方の場合には、Hamra lawが選択肢に入ります。

ハムラ法の特徴は脂肪を単に取り除くのではなく、“移動”させてふくらみとくぼみの段差をならすことです。

目の下がフラットになるのに加えて、血管や眼輪筋の透けも抑える効果も期待できます◎

 

ハムラ法は表と裏があります。

それぞれの特徴を簡単にまとめると…。

 

・表ハムラ:皮膚表面を切開する方法。たるみが強い方向け。

・裏ハムラ:まぶたの裏側からアプローチする方法。皮膚表面に傷が残りません。

 

黒クマ・青クマ・赤クマを同時にカバーしたい方には、非常に合理的な治療法です◎

 

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https://biancaclinic.jp/blog/43209/

 

 

まとめ|クマの改善は“タイプ別アプローチ”がカギ

クマを改善したい!と思ったとき、「何の治療を受ければいいのか」と悩むのは当然です。

大切なのは、クマの種類や原因を正しく見極めたうえで、自分に合った治療を選ぶこと。

脱脂・脂肪注入・ハムラ法は、それぞれ異なるアプローチでクマを整えてくれます。

 

ビアンカクリニックでは患者さまの不安やお悩みに寄り添いながら、理想の目元へ導く最適なご提案をいたします。

まずは一度、ご相談ください。

 

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※This article is intended for general informational purposes only and is not intended to diagnose, treat, or prevent any specific disease. If you have health concerns, please consult your physician.

 

 

 

 

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