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コラム

2026.05.27

ミッドフェイスリフトでほうれい線はどう変わる?適応・効果の考え方を形成外科医が解説

藤橋 政尭
監修医師
日本形成外科学会認定 形成外科専門医 藤橋 政尭

日本形成外科学会認定 形成外科専門医として外傷・再建・先天疾患など多くの症例に携わり、精密な手技と深い解剖学的理解を培ってきました。見た目の変化が心まで前向きにする――そんな美容の力を患者様にも届けたいという思いから美容外科の道へ。得意としているのは、目元治療全般や注入治療、たるみ治療など。患者様の理想に誠実に向き合う」という診療スタンスで、美しさにこだわった施術を提供しています。

ミッドフェイスリフトでほうれい線はどう変わる?適応・効果の考え方を形成外科医が解説 銀座・表参道にあるBIANCA CLINIC ビアンカクリニック|美容外科・美容皮膚科・再生医療・美容婦人科・美容内科
こんにちは!
「自然な美を、信頼でデザインする。」
日本形成外科学会認定 形成外科専門医の藤橋政尭です。
ほうれい線のお悩みでカウンセリングに来られる方は多く、「ヒアルロン酸を入れてもまた気になってきた」「根本的に改善する方法はありますか?」といったご相談をよくいただきます。このときに重要なのは、“なぜほうれい線が目立っているのか”という原因を正しく見極めることです。

 

実は、ほうれい線は単なるシワではありません。顔の構造的な変化によって強調されているケースも少なくないのです。今回は、ミッドフェイスリフトとほうれい線の関係について、構造の観点から解説します。

ほうれい線の原因はシワだけじゃない?ミッドフェイスという考え方

ミッドフェイスリフト リッチ銀座・表参道にあるBIANCA CLINIC ビアンカクリニック|美容外科・美容皮膚科・再生医療・美容婦人科・美容内科

 

「ほうれい線=皮膚のシワ」と思われがちですが、実際にはそれだけで説明できるケースは多くありません。実際の診察でも、頬の位置(ミッドフェイス)の変化が関係しているケースを多く見ます。

ミッドフェイスとは?ほうれい線と関係する頬のエリア

ミッドフェイスとは、目の下から頬中央にかけてのエリア(中顔面)を指します。この部分は、顔の立体感や若々しさを左右する重要なゾーンです。本来、頬のボリュームは高い位置にありますが、加齢や組織の変化によってこの位置が徐々に下がっていきます。

すると、

  • 頬の位置が低くなる
  • 中顔面が長く見える
  • ほうれい線が目立つ

といった変化が起こりやすくなります。

ほうれい線が深く見えるときに起きている顔の変化

ほうれい線が目立つのには、いくつかの要素があります。

  • 頬の脂肪が下がる
  • 頬を支える組織(靭帯)のゆるみ
  • 中顔面のボリュームバランスの変化

これらが重なることで、頬の膨らみ(山)とほうれい線の溝(谷)の段差が強調される構造になります。つまり、ほうれい線の多くは単なる皮膚のシワではなく、頬の位置が下がったりボリュームが変化したりすることによって、段差が強調されている状態とも言えます。

ミッドフェイスリフトでほうれい線はどう変わる?

ミッドフェイスリフト 銀座・表参道にあるBIANCA CLINIC ビアンカクリニック|美容外科・美容皮膚科・再生医療・美容婦人科・美容内科

このような構造変化に対して検討される施術の1つが、ミッドフェイスリフトです。

ミッドフェイスリフトの仕組みとほうれい線との関係

ミッドフェイスリフトは、下がった頬の位置を元の位置に近付ける施術です。単純に皮膚を引き上げるのではなく、中顔面の組織を本来の位置関係に近づけることで、以下のような変化を目指します。

  • 頬の位置を上げる
  • 中顔面のバランスを整える
  • 結果としてほうれい線の見え方が変わる

ここで重要なのは、ほうれい線そのものに直接アプローチするのではなく、原因にアプローチする施術であるという点です。

ミッドフェイスリフトとヒアルロン酸注射との違い

ほうれい線ケアとしてよく行われるヒアルロン酸注射との違いも重要です。

  • ヒアルロン酸注射:ボリュームを補う施術
  • ミッドフェイスリフト:位置を整える施術

ヒアルロン酸注射は、溝の部分にボリュームを補うことで目立ちにくくしますが、頬の位置そのものが下がっている場合は、時間とともに再び気になることがあります。一方でミッドフェイスリフトは、頬の位置を整えることで、構造にアプローチする施術です
ビアンカクリニックのミッドフェイスリフトメニューページ

「ミッドフェイスリフトは効果ない」といわれる理由

藤橋先生|銀座・表参道にあるBIANCA CLINIC ビアンカクリニック|美容外科・美容皮膚科・再生医療・美容婦人科・美容内科

ネットやSNSなどでは「ミッドフェイスリフトはほうれい線に効果ない」という言葉を見かけることもあります。しかし、実際の診療の中では、その多くは適応や期待値の問題であることがほとんどです。

ミッドフェイスリフトの適応ではないケース

例えば、ほうれい線の原因が以下のような場合は、ミッドフェイスリフト以外の施術が適していることがあります。

  • 皮膚そのもののシワ
  • ボリューム不足
  • 軽度のたるみ

このようなケースでミッドフェイスリフトを選択しても、期待していた変化が得られにくく、「効果がない」と感じてしまう可能性があります。

 

ミッドフェイスリフトは、特に頬のたるみやほうれい線が気になり始める40〜50代の方に検討されることが多い施術ですが、20代の方でも検討されることがあります。年齢だけで適応が決まるわけではありませんので、お顔の構造や状態に応じて判断することが大切です。

期待している変化とのギャップ

「効果ない」と言われる理由としてもう1つ多いのが、期待値とのズレです。

  • ほうれい線が完全に消えると思っている
  • 大きく印象が変わると考えている

といった場合、実際の変化とのギャップが生じやすくなります。ミッドフェイスリフトは、顔全体のバランスを整えて自然な変化を目指す施術です。そのため、劇的にシワを消すというよりも、構造を整えて印象を変える施術と理解することが大切です。

ほうれい線にミッドフェイスリフトという選択肢|BIANCA CLINICの美容外科

藤橋先生 銀座・表参道にあるBIANCA CLINIC ビアンカクリニック|美容外科・美容皮膚科・再生医療・美容婦人科・美容内科

ほうれい線は、単なるシワとして捉えられがちですが、実際には頬の位置や脂肪、皮膚、骨といった複数の要素が関係して見え方が変化しています。その中でも、ミッドフェイスの位置が下がっている場合には、ミッドフェイスリフトによって顔全体のバランスを整えることで、ほうれい線の印象が変わる可能性があります。

 

一方で、すべてのほうれい線にこの施術が適しているわけではなく、原因によって選択すべき方法は異なります。大切なのは、見た目だけで判断せず、その原因をきちんと見極めることです。ビアンカクリニックでは、お顔全体の状態を診察したうえで、それぞれの方に適した施術方法をご提案しています。ほうれい線でお悩みの方は、まずは一度ビアンカクリニックにご相談ください。

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