コラム
2026.09.20
前額リフトとは?仕組みと効果、メリット・デメリットを解説
鼻整形のスペシャリスト。大学病院で鼻中隔湾曲症をはじめとした機能回復の手術を数多く担当し、再建手術レベルの高度な技術を必要とする鼻整形も成功へ導いてきました。現在はプリザベーションライノプラスティーなど世界標準の先進術式を取り入れ、日本人・アジア人に最適化した鼻形成を提供しています。得意とするのは、欧米で理想とされる“鼻先がツンとしたコンパクトでシャープなデザイン”。日本形成外科学会認定 形成外科専門医としての豊富な経験と、美容外科の視点を掛け合わせ、機能性と美しさを両立した手術を行っています。

「額のシワだけでなく、眉から目元まで重たく見える」「前額リフトでは、実際にどこをどう整えるの?」と気になる方もいるでしょう。
前額リフトは、単におでこの皮膚を上へ引っ張る手術ではありません。眉の位置や額のカーブ、生え際、目元とのつながりまで見ながら、上顔面全体のバランスを整えていく方法です。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)では、一律の術式を当てはめず、骨格や筋肉の動き、表情の癖なども確認したうえで、その方に合った術式やデザインを検討しています。
本記事では、前額リフトの仕組みや術式、期待できる変化、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
前額リフトとはどのような施術ですか?
前額リフトとは、おでこの皮膚や筋膜を持ち上げ、額のたるみ・シワや眉の下がりを整えるための手術です。

額だけを見るのではなく、眉や目元を含めた上顔面全体にアプローチできる点が特徴です。
おでこのシワだけを整える手術ではありません
年齢とともに額の皮膚やその下の組織がゆるむと、シワやもたつきに加えて眉の位置まで下がることがあります。
眉が低くなることで、まぶたに皮膚がかぶさるように見えたり、目元まで重たい印象になったりするケースも少なくありません。
前額リフトでは、こうした変化を「額のシワだけの問題」として捉えず、皮膚や筋膜を含む組織を持ち上げながら、額から眉までを1つのエリアとして整えていきます。
額への施術には、ヒアルロン酸を用いて丸みやボリュームを補う方法もあります。
一方、前額リフトは下がった組織そのものを外科的に引き上げるため、同じ額への施術でも目的やアプローチは異なります。
術式は生え際や額の状態を見て決める
前額リフトには、生え際に沿って切開する方法や、毛髪内からアプローチする方法などがあります。
どの術式が適しているかは、生え際の高さや額の広さ、眉の位置、希望する仕上がりによってさまざまです。
ビアンカクリニックでは、「前額リフトならこの方法」と一律に決めるのではなく、額や生え際、まぶたの状態を確認したうえで術式を検討しています。
内視鏡下前額リフトでは、必要に応じてエンドスコープ(内視鏡)を使用します。
明るく拡大された視野のもと、神経や血管、リガメント(靱帯)などを確認しながら操作できるため、小さな切開部からアプローチしやすい点が特徴です。
眉・目元・生え際まで考えるビアンカクリニックのデザイン
ビアンカクリニックでは、前額リフトを「額だけを引き上げる手術」とは考えていません。
眉の位置や目元の開き方、額のカーブ、生え際まで含め、お顔全体とのバランスを見ながらデザインします。
診察では骨格や筋肉の動き、表情の癖も確認し、切開位置や引き上げる方向を細かく検討します。
たとえば、眉を高く上げすぎると、かえって目元の印象が不自然になることも。
逆に変化を控えすぎれば、期待していた仕上がりとの差が生じることもあるでしょう。
大きく変えることを優先するのではなく、その方のお顔になじむ位置を見極めることを大切にしています。
前額リフトでどのような効果が期待できますか?
前額リフトでは、おでこのたるみやシワだけでなく、眉の下がりや目元の重たい印象にもアプローチできます。
期待できる主な変化は以下のとおりです。
- おでこのたるみやもたつきを整える
- 額のシワを目立ちにくくする
- 下がった眉の位置を調整する
- 目元の重たい印象をやわらげる
- 額から目元まで自然なつながりを目指す
額のたるみと眉の位置をまとめて整える
額の組織が下がると、おでこの見た目だけでなく、眉や目元の印象にも影響します。
前額リフトでは、ゆるんだ皮膚や筋膜を持ち上げながら眉の位置も調整。
額全体のもたつきが整うことで、シワが目立ちにくくなることも期待できます。
ただし、額のシワには皮膚のたるみだけでなく、表情筋の動きや普段の癖が関係している場合もあります。
そのため、すべてのシワが同じように変化するとは限りません。
診察では、力を抜いた状態だけでなく、眉を上げたときや表情を動かしたときのおでこの見え方まで確認します。
目元の重さがどこから来ているかを見極める
「目元が重い=まぶたの問題」とは限りません。
眉の位置が下がったことで、目の上に皮膚がかぶさるように見えている場合もあります。
こうしたケースでは、目元だけを見て施術を決めるのではなく、額から眉まで含めて確認することが重要です。
ビアンカクリニックでは、額・眉・目元を一続きのエリアとして診察し、どの部分の変化が現在の印象に影響しているのかを確認します。
前額リフトでどこまで変化を目指すかについても、顔立ちや左右差を見ながら調整していきます。
自然な若々しさは「引き上げる量」だけでは決まりません
前額リフトでは、引き上げる量によって眉や目元の印象が変わります。
ただし、変化が大きければ自然に若々しく見えるとは限りません。
額の丸みや眉の高さ、生え際とのバランスが崩れると、かえって違和感につながることがあります。
そのため、ビアンカクリニックでは「どこまで上げるか」だけではなく、「どの位置ならその方のお顔になじむか」という視点を重視しています。
前額リフトのメリット・デメリットは何ですか?
前額リフトは、額から眉まで広くアプローチできる一方、切開をともなう手術です。
仕上がりだけでなく、傷痕やダウンタイムも含めて検討する必要があります。
前額リフトのメリット
主なメリットは以下のとおりです。
- 額から眉まで広い範囲を調整できる
- 額のたるみと眉の下がりを一度に整えられる
- 状態に合わせて術式を検討できる
- 額・眉・目元のバランスをまとめて考えられる
- 一度の手術で長期的な変化を目指しやすい
前額リフトでは、皮膚や筋膜を外科的に引き上げるため、額だけでなく眉の位置まで含めた調整が可能です。
また、生え際切開や毛髪内切開、内視鏡を用いる方法などから、その方の状態に合わせた術式を考えられる点も特徴です。
一度の手術で長期的な変化を目指しやすいこともメリットですが、手術後も加齢による変化そのものは続きます。
そのため、施術後の状態が永久に維持されるわけではありません。
ビアンカクリニックでは、術式そのものを目的にせず、どの方法なら額・眉・目元のバランスを自然に整えられるかという視点から施術を検討しています。
前額リフトのデメリット
切開をともなうため、腫れや内出血、赤み、痛み、違和感などが生じる場合があります。
そのほか、感覚の鈍さやしびれ、色素沈着、傷痕などにも注意が必要です。
切開位置はできるだけ目立ちにくくなるよう配慮しますが、傷痕が完全に残らないとは言い切れません。
症状の程度や回復までの期間には個人差があります。
メリットだけで判断せず、ダウンタイムやリスクも理解したうえで検討することが大切です。
ビアンカクリニックでは、術後も経過を確認しながらフォローしています。
気になる変化がある場合は、自己判断せずご相談ください。
よくある質問
前額リフトの術式や効果の持続期間、ダウンタイム、痛みなど、施術を検討する際によく寄せられる質問にお答えします。

Q. 前額リフトとはどんな施術ですか?
A. おでこを切開し、皮膚や筋膜を引き上げて、額のたるみやシワ、眉の下がりを整える外科的な施術です。
額だけでなく、眉や目元とのバランスも考えながらデザインします。
Q. 前額リフトにはどのような方法がありますか?
A. 生え際を切開する方法、毛髪内からアプローチする方法、内視鏡を使用する方法などがあります。
適した術式は、額や眉、生え際の状態によって異なります。
Q. 前額リフトの効果はどのくらい持続しますか?
A. 前額リフトは皮膚や筋膜を外科的に引き上げる手術ですが、施術後も加齢による変化そのものは続いていきます。
一般的には数年単位で効果が続くとされていますが、個人差があるため、診察の際に見通しをあわせて確認すると良いでしょう
Q. 前額リフトのダウンタイムはどのくらいですか?
A. 腫れや内出血、赤み、違和感などが生じる場合があり、通常は1〜2週間ほどで落ち着いていきます。
症状や回復の程度には個人差があります。
Q. 前額リフトの施術時間はどのくらいですか?
A. ビアンカクリニックでは全身麻酔を使用し、手術時間はおおよそ3時間です。
術後の状態を確認したうえでご帰宅いただきます。
前額リフトの特徴を理解して、自分に合う方法を医師と考えましょう
前額リフトを考えるときは、額のシワやたるみだけでなく、眉の位置、目元、生え際とのつながりまで見ることが大切です。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)では、骨格や筋肉の動き、表情の癖も含めて診察し、一人ひとりのお顔に合わせて術式や引き上げ方を検討しています。
「額だけを整えればよいのか」「眉の位置も関係しているのか」「自分にはどの方法が合うのか」と迷っている方は、カウンセリングでご相談ください。