コラム
2026.09.30
タミータックとは?腹部の余った皮膚を切除する手術を医師が解説
鼻整形のスペシャリスト。大学病院で鼻中隔湾曲症をはじめとした機能回復の手術を数多く担当し、再建手術レベルの高度な技術を必要とする鼻整形も成功へ導いてきました。現在はプリザベーションライノプラスティーなど世界標準の先進術式を取り入れ、日本人・アジア人に最適化した鼻形成を提供しています。得意とするのは、欧米で理想とされる“鼻先がツンとしたコンパクトでシャープなデザイン”。日本形成外科学会認定 形成外科専門医としての豊富な経験と、美容外科の視点を掛け合わせ、機能性と美しさを両立した手術を行っています。

「タミータックは、脂肪を取る手術ですか?」と聞かれることがあります。
実際には、余った皮膚や脂肪の切除に加え、お腹の内側のゆるみやへその位置まで考えて行う手術です。
では、腹部をどのように整えるのでしょうか。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)で行う処置を踏まえながら、タミータックの内容と期待できる変化を解説します。
タミータックとはどのような施術ですか?
下腹部を切開して余った皮膚や皮下脂肪を切除し、腹部の状態に合わせて腹直筋鞘やへそにも処置を行う美容外科手術です。

余った皮膚を切除し、残した皮膚を下へ引き寄せる
タミータックでは、まず下腹部を横方向に切開します。
切開の長さや皮膚を切除する範囲は、余っている皮膚の量によって変わります。
腹部の皮膚を持ち上げて余分な皮膚と皮下脂肪を切除し、残した皮膚を下方へ引き寄せて縫い合わせるのが、手術の基本的な考え方です。
ビアンカクリニックでは、切開線が下着で隠れやすい位置になるよう配慮してデザインします。
ここで重要になるのが、へその位置です。
広い範囲の皮膚を下へ移動させる場合、そのまま縫い合わせるだけでは、へその見え方が不自然になることがあります。
そのため、自然な位置にへそを再形成することも。
へその位置や形を整える「へそ形成」も、腹部全体の仕上がりに関わる処置です。
腹部の内側のゆるみも確認する
タミータックで確認するのは、皮膚と脂肪だけではありません。
腹部の中央には、左右の腹直筋を包む腹直筋鞘(ふくちょくきんしょう)があります。
この部分にゆるみがある場合は、腹直筋鞘を中央へ寄せて縫い合わせる「腹直筋鞘縫縮(ふくちょくきんしょうほうしゅく)」を組み合わせることがあります。
筋肉そのものを切り取る処置ではなく、筋肉を包む組織を縫い寄せる方法です。
そうすることで、腹部の内側の支えを整え、よりすっきりとしたお腹のラインを目指します。
皮膚をどこまで切除するか、腹直筋鞘を縫縮するか、へそをどのように形成するか。
これらを腹部の状態に合わせて考えるため、同じ「タミータック」でも手術内容は一律ではありません。
タミータックでどのような効果が期待できますか?
妊娠・出産や大きな体重変化で皮膚が伸びると、体重が減っても下腹部に皮膚の余りが残ることがあります。
タミータックでは、その余った部分と下にある皮下脂肪を切除し、残した皮膚を下へ引き寄せて縫合。
皮膚の重なりを整え、腹部のラインをなめらかに見せることを目指します。
腹直筋鞘縫縮を組み合わせる場合は、腹部中央のゆるみも処置の対象です。
妊娠により伸びた腹直筋を縫い合わせることで、内側からの支えを強化し、よりすっきりとしたお腹のラインに整います。
皮膚の表面、腹部の内側、へその位置は別々の要素ですが、仕上がりでは1つのお腹として見えるものです。
ただし、お腹のふくらみにはさまざまな要因があります。
タミータックは腹腔内にある内臓脂肪を取り除く手術ではなく、体重を減らすこと自体を目的とするものでもありません。
どの部分に変化が期待できるかは、診察で確認する必要があります。
タミータックのメリット・デメリットは何ですか?
余った皮膚を切除しウエストラインを整えられる一方、傷痕が残るリスクや術後の固定、外科手術に伴う体の負担があります。
メリット|余った皮膚を取り除き、お腹まわりを整えられる
- 皮膚のたるみでぼやけたお腹まわりを、すっきりした印象に整えられる
- ダイエットや脂肪吸引のあとに残った、余分な皮膚を切除できる
タミータックのメリットは、脂肪が減っても残る皮膚の余りに直接アプローチできることです。
下腹部で皮膚が折れ重なって見える場合、その部分を取り除くことで、腹部のラインの変化が期待できます。
どこまで切除できるかは皮膚の余り方によって異なるため、診察で確認します。
デメリット|傷痕が残り、術後の固定や回復期間が必要
- 下腹部に切開の傷痕が残る
- 術後は圧迫固定やコルセットの着用が必要になる
- 腫れ・痛み・内出血などのダウンタイムがある
ビアンカクリニックでは、術後72時間の圧迫固定と、一定期間のコルセット着用をお願いしています。
切開位置は下着で隠れやすい位置を考慮しますが、傷痕がなくなるわけではありません。
また、出血や感染、傷の治りの遅れなど、外科手術に伴うリスクもあります。
タミータックに関するよくある質問
切除する範囲やへその扱いなど、手術内容について疑問に思いやすい点をまとめました。
Q. お腹全体の皮膚を切除するのですか?
A. 切除範囲は腹部の状態によって異なります。
下腹部を中心に切除する場合もあれば、より広い範囲の皮膚を移動させ、へそ形成を組み合わせる場合もあります。
切開の長さを含め、診察で確認します。
Q. へそ形成では、へそを取り除くのですか?
A. へそ形成はタミータックを受ける全員に行うわけではありませんが、お腹の皮膚を広く引き下げる場合も、へそ自体は元の場所につながったまま残します。
引き下げた皮膚でへそが隠れないよう、元のへそを表に出して、その周りを縫い合わせる処置です。
Q. 腹直筋鞘縫縮とは何ですか?
A. 左右の腹直筋を包む組織を、お腹の中央へ寄せて縫い合わせる処置です。
皮膚や脂肪の切除とは別に、腹部の内側のゆるみにアプローチします。
行うかどうかは腹部の状態を診て判断します。
Q. タミータックで内臓脂肪も取れますか?
A. タミータックで切除するのは、余った皮膚やその下の皮下脂肪です。
腹腔内にある内臓脂肪を取り除く手術ではありません。お腹のふくらみに何が関係しているかは、診察で確認します。
Q. 帝王切開の傷痕があっても手術できますか?
A. 帝王切開の傷痕がある場合は、その位置や状態を診察し、傷痕に沿って切開できるか検討します。
ただし、必ず同じ位置を切開できるとは限りません。手術方法は、腹部全体の状態を踏まえて決めます。
Q. お腹全体の皮膚を切除するのですか?
A. 切除範囲は腹部の状態によって異なります。
下腹部を中心に切除する場合もあれば、より広い範囲の皮膚を移動させ、へそ形成を組み合わせる場合もあります。
切開の長さを含め、診察で確認します。
Q. へそ形成では、へそを取り除くのですか?
A. へそ形成はタミータックを受ける全員に行うわけではありませんが、お腹の皮膚を広く引き下げる場合も、へそ自体は元の場所につながったまま残します。
引き下げた皮膚でへそが隠れないよう、元のへそを表に出して、その周りを縫い合わせる処置です。
Q. 腹直筋鞘縫縮とは何ですか?
A. 左右の腹直筋を包む組織を、お腹の中央へ寄せて縫い合わせる処置です。
皮膚や脂肪の切除とは別に、腹部の内側のゆるみにアプローチします。行うかどうかは腹部の状態を診て判断します。
Q. タミータックで内臓脂肪も取れますか?
A. タミータックで切除するのは、余った皮膚やその下の皮下脂肪です。
腹腔内にある内臓脂肪を取り除く手術ではありません。お腹のふくらみに何が関係しているかは、診察で確認します。
Q. 帝王切開の傷痕があっても手術できますか?
A. 帝王切開の傷痕がある場合は、その位置や状態を診察し、傷痕に沿って切開できるか検討します。
ただし、必ず同じ位置を切開できるとは限りません。手術方法は、腹部全体の状態を踏まえて決めます。
タミータックの施術内容は診察で確認しましょう
タミータックは、腹部のたるんだ皮膚や余分な皮下脂肪を切除し、残した皮膚を引き寄せて縫合する手術です。

腹部の状態によっては、腹直筋鞘縫縮やへそ形成も組み合わせます。
そのため、皮膚の切除範囲に加え、腹直筋鞘やへそにどのような処置を行うかも確認することが大切です。
BIANCA CLINICでは、皮膚の余り方、腹部中央のゆるみ、へその位置、傷痕が残る場所を確認し、手術内容を検討します。
お腹周りのたるみや皮膚の状態にお悩みの方は、ぜひご相談ください。