コラム
2026.08.17
脂肪吸引のデメリットとは?後悔しないために知っておきたいリスクと対策を形成外科専門医が解説
形成外科医として多くの症例を経験し、精密な手技と深い解剖学的理解を培ってきました。現在は形成外科の知見と最新技術を組み合わせ、肌・輪郭・たるみなど加齢のお悩みに応じた美容医療を幅広く提供。日本初の婦人科美容手術の教科書「婦人科美容・形成術の基本手技」の分担執筆実績もあります。医学部時代にアイドルとして活動した経験から、「自然な美しさ」とは、自分でどうありたいか選ぶ意志の先にあるものだと実感し、患者様の「自分をもっと好きになれる毎日」を支えることに注力。英語にも対応し、話しやすいカウンセリングを大切にしています。

みなさん、こんにちは!
自然で上品な若返りを提案する、日本形成外科学会認定 形成外科専門医の幡手亜梨子です。
「脂肪吸引にはどんなデメリットがあるの?」「ダウンタイムやリスクが心配」「顎下や二の腕の脂肪吸引を受けたいけれど、失敗しないか不安」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
脂肪吸引は、気になる部位のボディラインやフェイスラインを整えることを目的とした施術ですが、手術である以上、ダウンタイムやリスクについても正しく理解して検討することが大切です。
この記事では、脂肪吸引のデメリットや部位ごとの注意点、クリニック選びのポイントに加え、ビアンカクリニックが目指している「デザインする脂肪吸引」の考え方についても分かりやすく解説します。
施術を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
脂肪吸引のデメリットとは?施術前に知っておきたい基本と注意点
脂肪吸引後には、腫れや内出血、むくみ、筋肉痛といったダウンタイム、仕上がりに左右差や凹凸が生じる可能性がデメリットとして挙げられます。
脂肪吸引を検討する際は、メリットとデメリットのどちらも理解しておくことが大切です。ここでは、施術前に知っておきたい基本的な注意点を確認していきましょう。
脂肪吸引とは?皮下脂肪を直接取り除く施術

脂肪吸引は、カニューレといわれる細い管を使用して、気になる部位の脂肪を直接吸引する施術です。
食事や運動によるダイエットが脂肪細胞の大きさを小さくするのに対し、脂肪吸引は対象となる部位の脂肪細胞を取り除き、その数を減らす点に特徴があります。
そのため、体重を減らすことよりも、ボディラインやフェイスラインを整えることを目的として行われます。
脂肪吸引には腫れや痛みなどのダウンタイムがある
脂肪吸引後は、腫れや内出血、むくみ、筋肉痛のような痛みなどがみられることがあります。これらは施術に伴う一般的な経過であり、時間の経過とともに少しずつ落ち着くことがほとんどです。
また、術後しばらくすると拘縮(こうしゅく)と呼ばれる、皮膚や皮下組織が硬く感じられる時期があります。拘縮も回復過程の1つであり、数ヶ月かけて徐々にやわらかくなっていくのが一般的です。
ダウンタイムの程度や回復までの期間には個人差があり、施術部位や吸引量によっても異なります。不安なことがあれば自己判断せず、施術を受けたクリニックへ相談しながら、術後のケアを行いましょう。
仕上がりに左右差や凹凸が生じる可能性もある
脂肪吸引では、皮下脂肪を取り除く量や範囲によって仕上がりが左右されるため、左右差や皮膚の凹凸が生じる可能性があります。
また、脂肪を取りすぎることで不自然なくぼみや皮膚のたるみが目立つ場合や、反対に脂肪が十分に取れず変化を感じにくい場合もあります。
こうしたリスクを抑えるためには、単に脂肪を多く取るのではなく、体全体やフェイスラインとのバランスを考えながら施術を行うことが重要なんです。
部位によって違う?顎下・二の腕・太ももの脂肪吸引のデメリット

脂肪吸引は施術部位によってダウンタイムや仕上がりに影響するポイントが異なります。気になる部位ごとの特徴を理解したうえで、自分に合った施術を検討しましょう。
顎下脂肪吸引のデメリット
顎下の脂肪吸引では、術後の腫れやむくみに配慮するため、医師の指示により一定期間フェイスバンドを着用することがあります。術後すぐに仕上がりが完成するわけではないため、経過を見ながら回復を待ちましょう。
また、顎下のもたつきは脂肪だけが原因とは限りません。皮膚のたるみや筋肉の状態、フェイスライン全体のバランスなども仕上がりに影響するため、悩みの原因を見極めたうえで施術を選択していくことが大切なんです。
二の腕の脂肪吸引のデメリット
二の腕の脂肪吸引では、術後にサポーターを着用する必要があります。また、腕を上げにくい、筋肉痛のような痛みを感じるなど、日常生活で不便さを感じることがあるでしょう。術後はむくみや拘縮がみられることもあり、完成までは時間を要します。
さらに、左右のバランスや吸引量によっては凹凸が目立つ可能性もあるため、細くすることだけを目的にするのではなく、肩から腕にかけて自然なラインになるようデザインすることを心がけています。
太ももの脂肪吸引のデメリット
太ももの脂肪吸引でも、術後はサポーターを着用し、歩行時に違和感や筋肉痛のような痛みを感じることがあります。施術範囲が広い場合には、むくみや拘縮が比較的長く続くこともあります。
また、太ももは内側・外側・前面・後面など複数の部位で構成されているため、一部分だけを細くするのではなく、全体のバランスを考えながら吸引量を調整することが重要です。
細さだけを追求すると不自然なシルエットにつながる場合もあるため、自然で美しいボディラインを目指した施術計画がポイントになります。
脂肪吸引のデメリットを少なくするために知っておきたいこと
脂肪吸引のデメリットは完全になくすことはできませんが、施術の目的を正しく理解し、知識や経験を持つ医師のもとで適切な施術計画を立てることは、リスクへの配慮につながります。
脂肪吸引は体重を減らす施術ではない
「脂肪吸引したら体重減る?」とお思いの方もいるかもしれませんが、脂肪吸引は、体重を大きく減らすことを目的とした施術ではありません。脂肪細胞そのものへアプローチし、気になる部位のボディラインやフェイスラインを整える施術です。
そのため、「何キロ痩せたい」という考え方よりも、「お腹をすっきり見せたい」「フェイスラインをシャープにしたい」といった見た目の変化を重視したいところ。
また、脂肪吸引を受けたからといって、その後まったく太らなくなるわけではありません。理想的なボディラインをキープするために、脂肪吸引後もバランスの良い食事や適度な運動を心がける必要があります。
脂肪吸引は医師の技術力とデザイン力が重要
脂肪吸引では、脂肪を多く取ることが必ずしも良い結果につながるとは限りません。吸引量や吸引する範囲、周囲とのバランスを考慮せずに施術を行うと、凹凸や左右差、皮膚のたるみなどにつながる可能性があります。
つまり、脂肪吸引では技術力だけでなく、一人ひとりの骨格や脂肪の付き方、全身のバランスを踏まえたデザイン力も重要なのです。
BIANCAが目指す「デザインする脂肪吸引」
ビアンカクリニックでは、単に脂肪を減らすことではなく、患者さま一人ひとりに合わせたバランスの取れたボディラインを目指した「デザインする脂肪吸引」を大切にしています。
施術では、お腹だけ、腰だけといった一部分だけを見るのではなく、全身のシルエットや立体的なバランスまで考慮しながら吸引量や吸引範囲を設計しています。

【施術内容】ベイザー(VASER)ボディ脂肪吸引(全腹部+腰部)
【画像の説明】上:施術前 下:施術直後1ヶ月
【費用】全腹部+腰部:877,800円、別途麻酔代
【副作用・リスク】左右差・感染・血腫・凹凸・肺塞栓症・熱傷・麻酔に伴う合併症など
こちらは、VASER(ベイザー)ボディ脂肪吸引(全腹部+腰部)を受けられた患者さまの症例です。
腹部から腰部までをトータルでデザインすることで、お腹だけでなくウエストから腰にかけてのラインにも配慮した施術を行っています。
症例写真を見る際は、「どれくらい細くなったか」だけでなく、横から見たシルエットや全体のバランスが自然かどうかという視点で確認することも大切です。
BIANCA CLINICがベイザー脂肪吸引を採用している理由
ビアンカクリニックでは、ボディ・フェイスラインの脂肪吸引にベイザーを採用しています。
ベイザーは、超音波エネルギーを利用して脂肪へアプローチする脂肪吸引システムです。脂肪を乳化したうえで吸引を行うため、周囲の組織に配慮しながら施術を進められるよう設計されています。
もちろん、使用する機器だけで仕上がりが決まるというわけではありません。大切なのは、患者さま一人ひとりの骨格や脂肪の付き方、ご希望に合わせて適切なデザインと施術計画を立てることです。
ビアンカクリニックでは、ベイザーの特性を生かしながら、全身との調和が取れたボディライン・フェイスラインを目指した脂肪吸引をご提案しています。
▷ベイザー(VASER)ボディ脂肪吸引について詳しく見る
▷ベイザー(VASER)フェイスライン脂肪吸引について詳しく見る
吸引した脂肪を生かす「ビューティーフィル」という新しい考え方

ビアンカクリニックでは、「脂肪を取るだけではなく、生かす」という考え方も大切に、「ビューティーフィル」を導入しています。採取した脂肪をそのまま廃棄する、これまでの脂肪吸引との違いをご説明していきましょう。
BeautiFill(ビューティーフィル)とは?
ビューティーフィルは、LipoLife(ライポライフ)を用いて脂肪を採取・精製し、その脂肪を必要な部位へ注入する施術です。
ライポライフは、レーザーの力を利用して脂肪細胞をできるだけ傷つけずにやさしく採取できることが特徴で、脂肪細胞の生存率は約95%とされています。
採取した脂肪を廃棄せず、ボリュームを補いたい部位へ有効活用できる点が、ビューティーフィルの大きな特徴です。
「気になる部分はすっきりさせたい」「一方で、ボリュームが欲しい部分もある」という方にとって、ご自身の脂肪を活用できる新しい選択肢の1つといえるでしょう。
▷ビューティーフィルについてInstagramをチェックする
採取した脂肪はさまざまな部位へ活用できる
採取した脂肪は、顔・バスト・ヒップなど、ボリュームを補いたい部位への注入に活用できます。お悩みやご希望に応じて、以下のような施術をご提案しています。
顔への脂肪注入(頬・こめかみ・ほうれい線など、ボリュームが気になる部位)
脂肪注入豊胸(ご自身の脂肪を活用したバストへの脂肪注入)
ブラジリアンバットリフト(BBL)(ヒップラインを整える脂肪注入)
もちろん、すべての方にビューティーフィルが適しているわけではありません。脂肪の量や体型、ご希望の仕上がりによって適した施術は異なるため、カウンセリングでは一人ひとりのお悩みやご希望を丁寧に伺いながら、適した施術計画をご提案しています。
▷脂肪注入(フェイス)について詳しく見る
▷脂肪注入豊胸について詳しく見る
▷脂肪注入豊尻(ブラジリアンバットリフト)について詳しく見る
脂肪吸引でよくある質問

脂肪吸引をご検討中の方から、カウンセリングでもよくいただく質問をまとめました。施術への不安や疑問を解消する参考にしてください。
Q. 脂肪吸引は危険って本当?
A. 脂肪吸引は手術である以上、ダウンタイムや合併症などのリスクがゼロではありません。だからこそ、術前の診察や安全管理体制、術後のフォローまで含めて確認し、安心して相談できる医療機関を選ぶことが大切です。
Q. 脂肪吸引をしたら太りにくくなる?
A. 脂肪吸引によって施術部位の脂肪細胞の数は減りますが、その後まったく太らなくなるわけではありません。残った脂肪細胞が大きくなったり、ほかの部位に脂肪がついたりする可能性もあります。仕上がりを維持するためには、施術後も食事や運動などの生活習慣を意識しましょう。
Q. 脂肪吸引での傷痕は目立ちますか?
A. 5mm〜1cm程度の傷痕がいくつか生じますが、体のシワや下着で隠れる部分に作成するため、目立ちにくいことがほとんどです。3ヶ月~半年ほどで傷痕は白くなり、徐々に切開部位が分かりにくくなります。
Q. 顎下脂肪吸引のフェイスバンドはいつまでつける?
A. フェイスバンドの着用期間は、施術内容や術後の経過によって異なります。一般的には一定期間の着用をお願いすることが多く、詳しい期間については診察時や術後にご案内しています。術後の経過に配慮するためにも、医師の指示に従って着用しましょう。
Q. 脂肪吸引後はいつから運動や普段どおりの生活ができる?
A. 日常生活への復帰時期は、施術部位や吸引量、回復の経過によって異なります。軽い日常生活は比較的早い段階で再開できることもありますが、激しい運動や筋力トレーニングなどは一定期間控えていただくことがあります。無理をせず、術後の経過に合わせて少しずつ普段の生活へ戻していきましょう。
脂肪吸引のデメリットを理解し、自分に合った施術を選ぼう
脂肪吸引には、ダウンタイムや術後の経過など、施術前に理解しておきたいデメリットや注意点があります。正しい知識を身につけ、自分の悩みや体型に合った方法を選ぶことが、納得して施術を検討するための第一歩です。
また、脂肪吸引では「どれだけ脂肪を取るか」だけでなく、全体的なバランスを考えたデザインや術後まで見据えた施術計画も重要です。
ビアンカクリニックでは、一人ひとりのお悩みや理想の仕上がりに合わせた施術をご提案しています。 脂肪吸引をご検討中の方や、ご自身に合った施術法について相談したい方は、ぜひお気軽にビアンカクリニックまでご相談ください。
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