コラム
2026.07.07
リジュラン(サーモン注射)とは?期待できる効果・メリット・デメリットを分かりやすく解説
美容皮膚科と美容外科の両側面から治療に従事し、「患者様のためになること」を第一優先に、自然で上品な美しさを追求するオールラウンダーな医師です。日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医でもあります。ヒアルロン酸注射、糸リフト、小顔手術を得意とし、ARTEMISLIFT(アルテミスリフト)・ハイドロ・リジュランのKOL(キーオピニオンリーダー)を務める実力派。常に最新トレンドに敏感で、知識と技術の探究に励んでいます。

サーモン由来のPNを皮膚へ注入し、肌の修復環境を整えるリジュラン(サーモン注射)。
「どのような効果がある?」「痛みやダウンタイムは?」と気になる方へ、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の取り組みも交え、仕組みや種類、メリット・注意点を解説します。
リジュラン(サーモン注射)とはどのような施術ですか?
リジュランとは、サーモン由来のポリヌクレオチドを皮内へ注入し、肌の修復力を生かした肌質改善を目指す施術です。

ポリヌクレオチドで肌の修復環境を整える
リジュランは、サーモン由来のDNAから抽出・精製されたポリヌクレオチド(PN)を主成分とする注入製剤です。
PNを皮膚へ細かく注入し、線維芽細胞などが関わる皮膚の修復環境を整えることで、ハリや弾力、肌の質感を改善へ導きます。
ヒアルロン酸のように、くぼみを物理的に持ち上げて形を整えることが主目的の製剤ではありません。肌そのもののコンディションへ働きかけ、時間をかけて自然な変化を目指す点がリジュランの特徴です。
医師が肌状態に合わせて細かく手打ちするリジュランは、少量ずつ複数の箇所へ注入します。
注入する製剤や深さ、範囲は一律ではなく、肌の厚みや悩み、施術部位を診察したうえで決めることが大切です。
ビアンカクリニックでは、医師が手打ちで注入し、34ゲージの細い針と長さの異なる針を施術部位に応じて使い分けています。
麻酔薬を組み合わせた「無痛リジュラン」も提供しています。痛みの感じ方には個人差があるので、不安がある方は遠慮なく私たち医師にご相談ください。
施術方法やご自身の肌への適応を詳しく知りたい方は、リジュラン(サーモン注射)の施術ページをご確認ください。
リジュランにはどのような種類がありますか?
リジュランには、顔全体向けの製剤、目元向けのリジュランi、保湿や痛みに配慮したリジュランHBなどがあります。
リジュランとリジュランi
通常のリジュランは、顔全体や額、首、デコルテなど、比較的広い範囲の肌質改善に用いられます。
リジュランiは粘度が低く、目元や口元など皮膚が薄い部位になじみやすいよう設計された製剤です。目の周りの小ジワやクマなどの悩みに使用されます。
ビアンカクリニックでは、製剤名だけで選ぶのではなく、皮膚の厚みや悩みの原因を診察して使い分けしています。
リジュランHBとサーモンブースト
リジュランHBは、PNに非架橋ヒアルロン酸と麻酔成分を組み合わせた製剤です。肌のうるおい不足へアプローチしながら、注入時の痛みにも配慮されています。
また、ビアンカクリニックでは、リジュランHBをベースに、幹細胞培養上清液、エクソソーム、ボツリヌストキシンなどを組み合わせる「サーモンブースト」も提供しています。
サーモンブーストはリジュランシリーズの製品名ではなく、複数の成分で肌環境を整えることを目指す複合注入メニューです。
リジュラン(サーモン注射)でどのような効果が期待できますか?
リジュランでは、肌のハリ・弾力や質感、小ジワ、毛穴、ニキビ痕などの改善が期待できます。
リジュランで期待できる主な変化は、次のとおりです。
- 肌のハリや弾力、質感の改善
- 乾燥による小ジワを目立ちにくくする
- 毛穴の開きやキメの乱れを整える
- ニキビ痕や傷痕の改善をサポートする
- 目元の小ジワや一部のクマへアプローチする
PNが皮膚の修復環境を整えることで、肌のハリや弾力、うるおい感の改善が期待できます。
表情を変えたり大きくボリュームを補ったりする治療とは異なり、肌全体のコンディションを徐々に整えたい場合に検討される施術です。
ただし、同じ「クマ」や「毛穴」という悩みでも原因は1つではありません。骨格や脂肪、たるみ、色素などが主な原因の場合は、リジュランだけで十分な変化が得られない可能性があります。
診察では、肌悩みの原因を確認し、リジュランが適しているかを判断し、施術をご提案させていただいています。
リジュラン(サーモン注射)のメリット・デメリットは何ですか?
自然な肌質改善を目指せる一方、痛み、腫れ、内出血が生じることや、複数回の施術が必要になる場合があります。

リジュランのメリット
- 顔立ちを大きく変えず、自然な肌質改善を目指せる
- 目元など皮膚が薄い部位に対応する製剤がある
- 肌状態や施術部位に合わせて製剤を選択できる
- ハリ、小ジワ、毛穴など複数の肌悩みへアプローチできる
リジュランは、急にボリュームを増やすのではなく、肌のハリや弾力を少しずつ整えていく治療です。
施術を受けたことが分かるような大きな変化を避けつつ、肌の印象を整えたい方にとっては選択肢の1つになります。
リジュランのデメリット・注意点
- 注入時の痛み
- 施術直後に皮膚が小さく盛り上がる
- 赤み、腫れ、むくみ、内出血が生じる可能性
- 大きな変化をすぐに得る治療ではない
- 肌状態によって複数回の施術が必要
注入直後は、蚊に刺されたような小さな膨らみが複数現れます。多くは数時間から1日ほどで落ち着きますが、内出血が出た場合は1週間ほど残る可能性があります。
経過には個人差があるため、大切な予定の直前は避けて施術日を検討しましょう。
また、1回で肌の質感に変化を感じる方もいますが、ビアンカクリニックでは2〜3週間ごとに計4回を目安としてご提案しています。
必要な回数は肌状態や目的によって異なるため、診察で無理のない治療計画を立てます。
施術後の経過やご自身に合う製剤が気になる方は、カウンセリングで医師へご相談ください。
よくある質問
リジュランの成分、施術回数、痛み、ダウンタイム、副作用について、よくある疑問へ回答します。
Q. リジュランの主な成分は何ですか?
A. 主成分は、サーモン由来のDNAから精製されたポリヌクレオチド(PN)です。皮膚へ注入し、線維芽細胞などが関わる修復環境を整えることで、ハリや弾力、肌質の改善を目指します。
Q. リジュランの施術に必要な回数や期間の目安は?
A. ビアンカクリニックでは、2〜3週間ごとに計4回を目安として提案し、その後は半年に1回程度のメンテナンスを検討します。必要回数は肌状態や目的、使用する製剤によって異なります。
Q. リジュランの施術は痛いですか?
A. 注入時に痛みを感じることがあります。ビアンカクリニックでは表面麻酔に加え、麻酔薬を配合した「無痛リジュラン」や細い針を使用しますが、痛みの感じ方には個人差があります。
Q. リジュラン(サーモン注射)の副作用や注意点は?
A. 主な副作用として、赤み、腫れ、むくみ、内出血、注入部位の膨らみなどがあります。小さな盛り上がりは、数時間〜1日程度続くことがあります。
Q. リジュランは大切な予定のどのくらい前に受ければよいですか?
A. 大切な予定がある方は、ダウンタイムを考慮し、少なくとも10日程度の余裕を持って受けることをご検討ください。内出血や腫れは、1〜2週間続く場合もあります。
リジュランの特徴を理解し、自分の肌に合う治療を選びましょう
リジュランは肌状態と目的に合わせて製剤や注入方法を選ぶことが大切です。まずは医師の診察で適応を確認しましょう。
リジュラン(サーモン注射)は、サーモン由来のPNを皮膚へ注入し、ハリや弾力、小ジワ、肌質の改善を目指す治療です。
自然な変化を目指せる一方で、痛みや腫れ、内出血が生じる可能性があり、複数回の施術が必要になる場合もあります。
BIANCA CLINICでは、標準的なリジュラン、リジュランi、リジュランHBなどを肌状態に合わせて使い分け、痛みに配慮した注入方法も取り入れています。
リジュランやサーモンブーストがご自身の悩みに合うか知りたい方は、ぜひカウンセリングへお越しください。