column (e.g. in newspaper)
2026.10.04
What Is Ham-Eye Correction? How Eyelid Skin Resection Works and What You Need to Know
As a board-certified plastic surgeon by the Japanese Society of Plastic and Reconstructive Surgery, he has been engaged in a wide variety of periocular surgeries at university hospitals. Based on his solid anatomical knowledge and suturing skills, he is in charge of a wide range of surgeries around the eyes including sub-brow incisions and blepharoplasty incisions, as well as hyaluronic acid injections, Botox injections, and thread lifts. We also accept insurance coverage for droopy eyelids and inner eyelashes. We value natural and elegant results, and are known for our attentive counseling that attends to the patient's feelings.

「二重にしたのに目元が重い」「今の二重線は気に入っているけれど、まつ毛にかぶる皮膚が気になる」。
ハム目修正では、こうしたご希望と、ふくらみが起こっている原因を合わせて考えます。
見た目が似ていても、必要な修正方法が同じとは限りません。
今回は、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の日本形成外科学会認定 形成外科医の服部有美が、ハム目修正の考え方と、施術方法の1つである睫毛上皮膚切除について解説します。
ハム目修正とは?ふくらみの原因に合わせて目元を整える施術
ハム目修正とは、二重のふくらみの原因に合わせて目元を整える外科施術です。
ハム目修正は、1つの決まった術式を指す言葉ではありません。
皮膚のかぶさりを調整する方法と、二重の位置や食い込みを見直す方法などがあります。
そもそもハム目とは、どのような状態?
ハム目とは、二重線とまつ毛の間がぷっくり盛り上がって見える状態の通称です。

二重線が食い込み、その下がふくらんだ様子が、糸で縛ったハムに似ていることから、このように呼ばれています。
医学的な診断名ではありません。
ふくらみによってまつ毛の生え際が隠れたり、二重線の段差が目立ったりすることも。
ただし、二重幅が広いだけでハム目と決まるわけではなく、皮膚や筋肉の厚み、二重の深さなども見え方に関わります。
ハム目修正で行う睫毛上皮膚切除
ビアンカクリニックでは、ハム目を整える施術の1つとして「睫毛上皮膚切除(ハム目修正)」を行っています。
まつ毛の生え際付近にある余分な皮膚を調整し、かぶさりやふくらみの改善を目指す方法です。
「今の二重線は残したいけれど、まつ毛側のぷっくり感が気になる」という方にも、選択肢となることがあります。
ただ、似たようにふくらんで見えても、原因はひとつとは限りません。
二重の位置や強い食い込み、組織の癒着が関わっていれば、皮膚の切除に加えて固定の調整が必要になる場合も。
そのため診察では、ふくらみが生じている理由と、患者さまが残したい二重の形を確認しながら、修正方法を検討していきます。
ハム目修正では、なぜ原因の見極めが大切なの?
ハム目のふくらみには、皮膚や脂肪の厚みだけでなく、二重幅の広さや食い込みの強さも関わります。
そのため、ふくらみの原因を確認したうえで、皮膚を調整するのか、二重の位置や固定を見直すのかを考えます。
二重施術後にふくらみが目立つのはなぜ?
二重は、まぶたの皮膚と、目を開くために働く深い組織とのつながりによって生まれます。
目を開けると皮膚が内側へ引き込まれ、折り目ができる仕組みです。
二重施術でも、糸や組織の固定によって、このつながりを作ります。
もともとまぶたの皮膚や眼輪筋(目の周囲の筋肉)が厚い方は、まつ毛側のふくらみが目立つことがあります。
このような方の場合は、二重施術できれいな目元を目指したのに、「かえってまぶたがぷっくりして見える」と感じることも。
二重線を高い位置に作ると、二重線とまつ毛の間が広くなり、もともとの厚みが強調される場合があるためです。
二重の食い込みには、施術後の癒着が関わることも
二重施術後の食い込みには、「癒着」が関わっている場合もあります。
癒着とは、組織同士がくっつくこと。
二重の折り目を保つために必要なつながりですが、くっつく位置や強さによっては、二重線が深く食い込み、その下のふくらみが目立つことがあります。
こうした場合には、くっついた組織をはがし、二重の固定を調整する方法を検討します。
ただ、施術を受けて間もない時期なら、腫れによってハム目のように見えている可能性も。
「このままの形になるのかな」と気になっても、すぐに修正が必要とは限りません。
まずは施術を受けた医療機関で、腫れの引き方やふくらみの変化を確認してもらいましょう。
睫毛上皮膚切除では、どのようにハム目を修正する?
睫毛上皮膚切除とは、まつ毛の生え際付近を切開して余分な皮膚を調整する方法です。

皮膚のかぶさりが主な原因であれば、今ある二重線を生かした修正を検討できます。
二重線よりまつ毛側の皮膚を整える
「睫毛」は、まつ毛のこと。睫毛上皮膚切除では、まつ毛の生え際に沿って切開し、その上にある余分な皮膚を調整します。
二重線を新しく作り直すというより、まつ毛側のかぶさりやふくらみに働きかける施術です。
二重線そのものを大きく変えずに調整できる場合がありますが、皮膚のかぶさりが変われば、二重の見え方にも変化が生じます。
「今の二重線を残したい」というご希望と、「どのような見え方を目指したいか」を、両方共有していただくことが大切です。
皮膚は、多く取ればよいわけではない
皮膚を取りすぎると、目を閉じにくくなるおそれがあります。
とくに修正手術では、前回の施術でどの程度皮膚が切除され、現在どれだけ残っているかの確認が欠かせません。
皮膚以外の組織を調整するかどうかも、原因や施術方法によって異なります。
ハム目のふくらみは、脂肪の多さだけで起こるわけではありません。
二重の位置や食い込みが関わる場合もあるため、ふくらんでいる部分をただ取り除くのではなく、原因に合った修正方法を考えることが大切です。
ハム目修正のメリット・デメリットは?
原因に合った修正によって、ふくらみや食い込みの調整を目指せます。
ただし、施術方法ごとに対応できる範囲が異なり、傷痕や左右差、目の開閉に関するリスクも伴います。
睫毛上皮膚切除で期待できる変化
睫毛上皮膚切除では、まつ毛側の皮膚の余りやかぶさりを整えます。
まつ毛を覆う皮膚が減ることで、生え際が見えやすくなる変化も期待できます。
主なメリットは、次のとおりです。
- まつ毛側の余分な皮膚やかぶさりを直接調整できる
- 状態によっては、今ある二重線を大きく変更せずに修正を検討できる
- まつ毛近くを切開するため、傷痕が目立ちにくい
睫毛上皮膚切除のリスク
一方、次のような限界やリスクがあります。
- 二重の位置や深い癒着が主な原因の場合、この施術だけでは対応しきれないことがある
- 傷痕のなじみ方には個人差がある
- 腫れ・内出血・感染・まぶたの違和感・左右差などが生じる可能性がある
- 閉瞼不全(目を閉じきれない状態)やドライアイなどのリスクがある
部分的な調整であっても、切開を伴う施術です。
どの程度の変化が見込めるかとともに、改善が難しい部分やリスクも確認しておきましょう。
ハム目修正についてよくある質問
二重線を残せるのか、脂肪除去だけで対応できるのかなど、ハム目修正について気になる疑問にお答えします。

Q. ハム目修正は、睫毛上皮膚切除と同じ意味ですか?
A. 同じではありません。ハム目修正は、二重線とまつ毛の間のふくらみを整える施術の総称で、睫毛上皮膚切除はその方法の1つです。
皮膚のかぶさりを調整する場合もあれば、二重の位置や固定、癒着を見直す必要がある場合もあります。
Q. 今の二重線を残したまま、ハム目修正はできますか?
A. まつ毛側の皮膚の余りやかぶさりが主な原因であれば、睫毛上皮膚切除によって、今ある二重線を生かした修正を検討できます。
ただし、皮膚のかぶさりが減ると、二重の見え方も変わることがあるため、「今の二重のどこを残したいか」「どのふくらみが気になるか」を伺いながら、目指す仕上がりを一緒に考えていきます。
Q. ハム目修正は、脂肪を取るだけではできませんか?
A. 脂肪除去だけで対応できるとは限りません。
皮膚や眼輪筋の厚み、二重の高さ、固定や癒着が関わることもあります。
脂肪が原因かどうかを確認せずに除去しても、気になるふくらみが改善するとは限らないため、まずは原因の見極めが重要です。
Q. 二重整形を受けていなくても、ハム目修正は検討できますか?
A. 二重施術を受けていない方も、ご相談いただけます。
もともとのまぶたの厚みや皮膚のたるみによって、ハム目のように見えることもあるためです。
診察では、皮膚のかぶさりやまぶたの動きを確認し、睫毛上皮膚切除を含め、気になるふくらみをどう整えられるか一緒に考えていきます。
Q. 二重施術の直後でも、ハム目修正を受けられますか?
A. 術後間もない時期は、腫れによってハム目のように見えることがあります。
すぐに修正を決めるのではなく、施術からの期間やふくらみの変化を確認することが大切です。
修正が必要か、いつ検討するかは、施術を受けた医療機関などで相談してください。
ハム目修正は、残したい二重と気になるふくらみを分けて考える
ハム目修正では、ふくらみの原因に合った方法を選び、今の目元で残したい部分も共有することが大切です。
睫毛上皮膚切除は、まつ毛側の皮膚のかぶさりやふくらみを整える選択肢の1つです。
二重の位置や癒着が関わる場合には、別の方法が必要になることもあります。
BIANCA CLINICへご相談の際は、「まつ毛側のふくらみを減らしたい」「今の二重線は残したい」など、ご希望をお聞かせください。
気になる部分と残したい部分を共有し、修正方法を一緒に考えていきましょう。