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コラム

2026.10.11

Alma Hybrid™(アルマ ハイブリッド)のダウンタイムは何日?メニュー別の違いと経過・過ごし方

葉山 愛弥
監修医師
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医 葉山 愛弥

大学病院皮膚科で助教・副病棟長・皮膚病理組織チーフを務め、国内外での学会発表や論文執筆を通して専門性を深めてきました。小児のあざ治療から成人のシミ、各種レーザーや注入治療まで幅広く担当し、地域医療にも尽力。多くの症例に向き合う中で、美容医療の可能性と必要性を強く実感し、さらなる研鑽を決意。皮膚科医としての確かな知識と繊細な診断力を土台に、一人ひとりの肌に静かに寄り添いながら、本来の美しさを引き出す治療を大切にしています。

過・過ごし方を説明するアイキャッチ画像

 

Alma Hybrid™(アルマ ハイブリッド)のダウンタイムは照射内容によって異なり、赤み・熱感・ざらつき・皮むけなどが数日〜1週間程度続くことがあります。

 

「アルマ ハイブリッドを受けたら、次の日は仕事を休んだ方がいい?」「Soft LiftとScarではダウンタイムも違う?」と気になる方は多いのではないでしょうか。

 

Alma Hybrid™(アルマ ハイブリッド)は、照射するレーザーの種類や比率を調整できるため、同じ機器でもダウンタイムが一律ではありません。

 

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)では、1570nmレーザーを単独で使うメニューと、CO2レーザーを組み合わせるメニューを目的に応じて使い分けています。

 

今回は、施術後に起こりやすい変化だけでなく、メニューによるダウンタイムの違いや、大切な予定がある場合にどのように考えればいいかまでお話しします。

 

アルマ ハイブリッドのダウンタイムはどのくらいですか?

アルマ ハイブリッドの施術後は、赤みや熱感、ざらつき、皮むけなどが生じることがあります。

 

アルマ・ハイブリッドの特徴を説明した画像

 

目立つ反応は数日〜1週間程度で落ち着いていくことが多いものの、肌状態や照射出力、照射比率によっては2週間ほど反応が続く場合もあります。

 

ここで大切なのが、「アルマ ハイブリッドなら何日」と1つの数字で考えないことです。

 

Alma Hybrid™には、皮膚表面を蒸散させるCO2レーザーと、皮膚表面を蒸散させずに熱を届ける1570nmの非アブレーティブレーザーがあります。

 

HyGrid™では両者の比率を調整でき、施術目的やダウンタイムとのバランスを考えて照射設定を検討できることが特徴です。

 

つまり、どのメニューを選ぶかだけではなく、実際の出力・照射密度・CO2レーザーと1570nmレーザーの比率まで含めてダウンタイムが変わるということです。

 

2種類のレーザーが肌にどのように働きかけるのかは、「Alma Hybrid™(アルマ ハイブリッド)とは?期待できる効果・メリット・デメリットを分かりやすく解説」で詳しくお話ししています。

メニューによってダウンタイムは違います

ビアンカクリニックでは、アルマ ハイブリッドを4つのメニューで使い分けています。

 

公開されている照射方法と、メイク・シャワーの再開時期を整理すると次のようになります。

 

メニュー

主な照射方法

メイク・シャワー

ダウンタイムの考え方

Soft Lift/ソフトリフト

1570nmレーザー単独

当日から

皮膚表面を蒸散させないため、日常生活への影響を抑えやすい

Hybrid Lift/ハイブリッドリフト

CO2+1570nm

翌日から

CO2を含むため、赤み・ざらつき・皮むけなどが生じる可能性がある

Scar/スカー

CO2+1570nm

翌日から

ニキビ痕などの状態に合わせて照射を設計するため、反応の程度は設定によって異なる

Face lift+FaceTite

外科手術中にAlma Hybrid™を照射

手術の術後指示に準じる

レーザーだけでなく、併用する手術を含めてダウンタイムを考える

 

「Scarだから必ずHybrid Liftより長い」といった機械的な分け方はできません。

 

どちらもCO2レーザーと1570nmレーザーを使用しますが、必要な出力や照射比率は肌状態によって変わるからです。

 

一方、Soft Liftは1570nmレーザーのみを使用し、ビアンカクリニックではメイクとシャワーを当日から可能としています。仕事や予定との両立を考えるときは、この違いが1つの判断材料になるでしょう。

 

ただし、ダウンタイムの短さだけでメニューを選ぶものではありません。肌悩みや希望する変化との相性も大切です。

 

それぞれのメニューの特徴や選び方については、「アルマ ハイブリッドが向いている人とは?適応や4つのメニューを解説」で詳しくご紹介しています。

 

「日常生活に戻れる日」と「赤みが完全になくなる日」は同じとは限りません

ダウンタイムを考えるときに、私が知っておいていただきたいのが、日常生活に戻れる時期と、肌の赤みが完全に落ち着く時期は必ずしも同じではないということです。

 

たとえば、メイクができるようになっても、軽い赤みやざらつきが残っている場合があります。

 

アルマ ハイブリッドのダウンタイムは数日〜1週間程度が目安ですが、肌状態や照射設定によっては、それ以上かかることもあります。

 

そのため、翌日から仕事に行けるかどうかだけでなく、撮影やイベントなど、肌の見た目が気になる予定までに十分な余裕があるかも考えておきたいところです。

 

アルマ ハイブリッドではどのような症状が起こりますか?

施術後にみられる反応は、照射内容によって変わります。

 

比較的よくみられるのは、赤み、熱感、ざらつき、皮むけなどです。ほかにも、痛み、腫れ、かさぶた、ニキビが生じる可能性があります。

 

とくにCO2レーザーを組み合わせる場合は、皮膚表面に微細な蒸散部分をつくるため、1570nmレーザー単独よりもざらつきや皮むけなどの表面的な変化が出る可能性が高まります。

 

反対に、1570nmレーザーは皮膚表面を蒸散させず、真皮へ熱を届ける非アブレーティブレーザーです。

 

その違いが、Soft Liftとほかのメニューで施術後の過ごし方が異なる理由の1つとなっています。

アルマ ハイブリッド施術後はどのように経過しますか?

アルマ ハイブリッドの施術後は、直後に赤みや熱感が生じ、翌日以降にざらつきや皮むけが気になる場合があります。

施術直後|赤みや熱感が出ることがあります

照射直後は、赤みや熱感を感じる場合があります。

ビアンカクリニックでは施術後に照射部位をやさしくクーリングし、肌状態を確認したうえでホームケアについてご説明しています。

翌日以降|ざらつきや皮むけが気になることも

CO2レーザーを組み合わせた照射では、赤みに加えて、肌表面のざらつきや皮むけ、かさぶたなどが気になる場合があります。

 

ここで無理に皮をむいたり、ざらつきをスクラブなどで落とそうとしたりするのは避けましょう。

 

施術後の肌は通常よりデリケートな状態です。

「痛みはほとんどないけれど、近くで見ると肌表面が少しざらついている」ということもあるため、大切な撮影やイベントなどがある場合は、単純に仕事へ復帰できる日だけで予定を決めない方が安心です。

数日〜1週間程度|徐々に目立ちにくくなります

赤みや熱感、ざらつき、皮むけなどは、数日〜1週間程度を目安に落ち着いていくことが多いものの、回復の速さには個人差があります。

 

照射範囲や設定、肌状態によっては、軽い赤みなどがそれより長く続くこともあるでしょう。

 

結婚式や旅行、撮影など「肌をできるだけ落ち着いた状態にしておきたい日」が決まっている場合は、予定そのものを診察時に伝えてください。

 

ダウンタイムを許容できる日数も、照射設計を考えるうえで大切な情報です。

 

なお、ニキビ痕や毛穴の施術を検討する際には、ポテンツァと迷われる方もいらっしゃいます。

 

アルマ ハイブリッドとポテンツァでは肌へのアプローチが異なるため、ダウンタイムだけでなく、肌状態や目指す変化も踏まえて選択することが大切です。

 

両者の特徴や選び方については、「アルマ・ハイブリッドとポテンツァの違いは?毛穴・ニキビ痕・クレーター治療の選び方」で解説しています。

副作用・リスクと受診の目安

アルマ ハイブリッドでは、赤み、熱感、痛み、ざらつき、皮むけ、腫れ、かさぶた、ニキビなどが起こる可能性があります。

 

また、色素沈着・色素脱失、熱傷、感染、瘢痕などにも注意が必要です。

施術後の反応には個人差がありますが、「時間とともに落ち着く」のではなく、赤みや痛み、腫れが強くなっている場合や、熱傷・感染などが疑われる変化があるときは、様子を見続けずクリニックへご連絡ください。

 

皮むけやかさぶたがあるからといって、必ずしも異常というわけではありません。

 

大切なのは、照射内容から予想される経過なのかを確認することです。

アルマ ハイブリッドのダウンタイムに関するよくある質問

アルマ ハイブリッドのダウンタイムについて、仕事への復帰時期やメイクの注意点、メニューによる違いなど、患者さまからよくいただく質問をまとめました。施術後の予定を立てる際の参考にしてください。

Q1. アルマ ハイブリッドを受けた翌日に仕事へ行けますか?

デスクワークなどであれば翌日から仕事ができる方もいますが、赤みやざらつきがどの程度目立つかは照射内容によって異なります。

 

とくに人前に出る仕事や撮影などがある場合は、仕事ができるかどうかだけでなく「どの程度の肌状態なら気にならないか」まで考えて施術日を決めることをおすすめします。

Q2. 一番ダウンタイムが短いメニューはSoft Liftですか?

Soft Liftは1570nmレーザー単独で、ビアンカクリニックではメイク・シャワーとも当日から可能としています。

 

ほかのAlma Hybrid™単独メニューは翌日からのため、日常生活への影響を抑えたい場合に検討しやすいメニューです。

 

ただし、肌状態や目的によって適したメニューは異なります。ダウンタイムの短さだけで選ぶものではありません。

Q3. 赤みは1週間経てば必ずなくなりますか?

数日〜1週間程度で目立ちにくくなることが多いものの、必ず1週間で消えるわけではありません。

 

照射条件や部位によっては軽い赤みがそれ以上続くこともあります。大切な予定がある場合は、余裕をもった日程をご相談ください。

Q4. アルマ ハイブリッドの施術後、いつから普段のスキンケアに戻せますか?

施術後は保湿を中心とした刺激の少ないケアを心がけましょう。

 

ピーリング剤やスクラブ、レチノールなど刺激になりやすい製品は、肌の状態が落ち着くまで使用を控えることが大切です。

通常のスキンケアを再開する時期は、照射内容や肌の回復状態によって異なるため、医師の指示に従ってください。

Q5. メイクで赤みを隠しても大丈夫ですか?

ビアンカクリニックでは、Soft Liftは当日から、そのほかのAlma Hybrid™単独メニューは翌日からメイク可能としています。

 

ただし、強くこする、皮むけを無理に隠そうとして何度も塗り重ねるといった刺激は避けましょう。

アルマ ハイブリッドは「何日休めばいいか」だけでなく照射内容から考えましょう

Alma Hybrid™(アルマ ハイブリッド)のダウンタイムは、機器名だけでは決まりません。

 

サラさんが鏡を見る様子

 

1570nmレーザーを単独で使用するSoft Liftと、CO2レーザーを組み合わせるHybrid LiftやScarでは、肌表面へのアプローチが異なります。

 

さらに同じメニューでも、出力や照射密度、2つのレーザーの比率によって施術後の反応は変わります。

 

美容医療を生活に取り入れるうえで、仕事や旅行、大切なイベントとのバランスはとても重要です。

 

BIANCA CLINICでは、肌の状態だけでなく「何日くらいダウンタイムを取れるのか」「いつまでに肌を落ち着かせたいのか」も伺いながら、照射内容を検討します。

 

Alma Hybrid™の施術時期やダウンタイムについて気になることがあれば、カウンセリングの際に遠慮なくお伝えください。

 

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